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年末から、各地域のランキング発表のラッシュが続いていますが、バンコク・エリアでは本命とも言える、英字タウン誌『BK Magazine』による「Top Tables 2018: Bangkok’s 100 best restaurants」がリリース。ランキングとしては、TOP30店のランキング、100店のリストが公開されています。
オフィシャルwebサイトはこちら『BK Magazine』の「TopTables 2018」とは?
『BK Magazine』は、バンコクのタウン情報を伝える英語メディア。ですので、日本で例えるなら、『ぴあ』というより、『Time Out』のようなテイストでしょうか。バンコクに根付いているだけあり、インターナショナルなランキングメディアより細かな情報は網羅しています。
と言っても、タイ語のものではないので、マニアックになりすぎず、外国人の私にもちょうど良い記事のバランス。なので、ちょくちょくチェックしています。
バンコクのことはうちに任せろという矜持は当然あるでしょうから、昨年末にリリースされた「ミシュラン バンコク」の格付けへのアンサーになっている部分もあるのかな?と勘ぐってみたりしています。
「いやいや、バンコクのグルメシーンは、こうなってるでしょ?」っていう感じで。
ミシュラン2つ星の『Mezzaluna』がTOP30には入ってないとか、勝手な憶測ですけどね。
そんなバックボーンからか、今回も、非常に納得感のあるランキング。現時点の決定版としては、このリストを推したいですね。TOP10なんかはとくに。
とりあえずこの10店を網羅すれば、いっぱしのバンコクガストロノミー通でしょう。
TOP10内にランキングされたレストラン
No.1:『Suhring』モダンジャーマン
ますます評価は安定してきていますね。私が行った1年前よりもさらに凄みが増しているという話も聞きます。
No.2:『Le Normandie』フレンチ
アジア屈指のフレンチなのは、もうわかっているから、という理由かどうかはわかりませんが、あまりメディアでの話題にはならなかった印象がありますが、ミシュラン2つ星獲得で、話題性でも少し盛り返しましたかね。
No.3:『L’Atelier de Joel Robuchon』フレンチ
ロブションの味が好きな方ならバンコク店でも満足できるでしょう。他都市と決して変わらないクオリティです。
No.4:『Gaggan』プログレッシブ・インディアン
アジアのベストレストラン50では3連覇、ミシュランでも2つ星と確固たる地位を確立。
ただ、クロージングに向けての端境期という印象。質が落ちているわけではなく、むしろエンディングに向けてふたたび盛り上がっていくでしょう。
特別賞「ベストワインリスト店」も受賞。
No.5:『80/20』イノベーティブ
さりげなく若手では、トップの評価になってきていますね。
『ノーマ』以降のイノベーティブをタイ料理で表現するスタンスは、今のところ、唯一無二の店と言えるでしょう。
No.6:『Paste』 コンテポラリー・タイ
2018年度のアジア最優秀女性シェフを獲得し、ミシュランも1つ星を獲得。今ノリにノッてますね。
No.7:『Le Du』 コンテンポラリー・タイ
今やバンコクの若手シェフの顔ですね。
No.8:『Upstairs Mikkeller』
人気のビール「Mikkeller」を出すバーの2階は、1つ星を獲得したハイセンスなレストラン。
イノベーティブ系ではもっとも注目すべき安定感らしいので、行ってみたい店。
No.9:『Sushi Masato』 寿司
2016年オープンの寿司店。一躍人気になり、予約は1ヶ月以上先でないと取れないとか。
No.10:『Bo.lan』 オーセンティック・タイ料理
ここも安定感ありますね。洗練されつつオーセンティックなタイ料理を食べたければ、真っ先に候補に上がるお店。
タイ語・英語で予約をするのが面倒な方は、こちらが便利です。
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