「アジアのベストレストラン50」2018年度の「最優秀女性シェフ」は、バンコク『ペースト』のビー・サトンガンさんが受賞

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今年の「最優秀女性シェフ」の発表は、1月30日のリリースだと聞いていたのに発表されないなぁと忘れかけていたのですが、昨日2月6日にしらっと出ていました。
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「最優秀女性シェフ(ベスト・フィメール・シェフ)」はバンコク『paste』ビー・サトンガンさん

「アジアのベストレストラン50」の部門賞「最優秀女性シェフ(ベスト・フィメール・シェフ)」の2018年度は、バンコクのモダン・タイ料理『paste(ペースト)』のビー・サトンガンさんに決定。3月27日にマカオで開催されるセレモニーで受賞します。

ビー・サトンガンさんとは?

個人的には、妥当な受賞といった印象です。アジアでこれまでに行ったお店だけでなく、今後行こうとしている100軒くらいのリストの中に、まだ受賞していない女性シェフは、このサトンガンさんだけだったのです。


プレゼンテーションの洗練さから「モダン・タイ料理」に分類していますが、サトンガンさんの基本的なアティチュードは、伝統的な食文化を大切にすること。長年忘れられていたレシピや希少な食材を復活させるべく、何百年も前のタイの料理本を参考に自身の料理を研究していることで知られます。


むしろ、『ナーム』や『ボ・ラン』などと近いアプローチを追求するシェフなのですが、出来上がってきた料理が明らかに彼らと違っていることが面白いと思っています。そのバラエティが、タイ料理の奥深さを表しているのは確かなので、今後とも注目していきたいシェフです。

中華圏と東南アジアに集中する最優秀女性シェフ

これまで6回の受賞は、タイから2名、香港から2名、台湾から1名、フィリピンから1名。最優秀バティスリーシェフを受賞したシンガポールのJanis WongさんとCheryl Kohさんを含め、地理的な分布には少し偏りがあるかな?と印象もぬぐえません。

共働きが一般的だという文化的な背景も影響しているのでしょうが、東南アジアと中国文化圏の方が、このシーンを引っ張っているトレンドは、当分続くのかが気になるところです。要は、日本と韓国の東アジア、インドなどの南アジアからすごい女性シェフが出てくるのは、いつになるのか?です。

一億総活躍時代というなら、日本も第一線を張れる女性シェフの育成に、本気で力を出して欲しいですね。

 

これまでの全受賞者6名の紹介記事も、ご参照ください!

 

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