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全国各地の名産品・食材で炊き込みご飯を作るシリーズ。
今回は、信濃大町にある栗林豆腐店の絶品・油あげ。
かんたん・お手軽な炊き込みご飯で味わってみます。
栗林豆腐店の油あげ
「日本各地を探せば、美味しい油あげはあります。
新潟県の「栃尾油揚げ」に、宮城県ならではの「三角揚げ」、福井県の「ざぶとん揚げ」に、京都のはんなり「おあげさん」などなど。
そして、長野の北越であれば、栗林豆腐店の油あげです。
大町市の中心部から少し外れたエリアにある老舗豆腐店なので、地域の名物というよりは、この店の油あげが滅法うまいというタイプです。
特徴は、大きなサイズ。
平面は、豆腐4丁分くらいです。
ただし、かなり薄め。
かたち以外、奇をてらった部分はまったくなく、味は正統派です
油などの食材選びと、揚げ方という技術。
その基本を怠けることなく、明治34年の創業以来120年余にわたって、やり続けてきた重みのような、美味さです。
栗林豆腐店の名物・油あげの炊き込みご飯の材料
では、食材の準備。
材料(4人前)
油あげ:1枚
しめじ:1パック
小かぶ:小4個(葉ごと)
マコモダケ:4本
鶏肉:200g
白米:3合
白だし:大さじ2
料理酒:大さじ1
醤油:大さじ1
ごま油:少々
作り方
①:米を研ぎ、夏場は30分、冬場は1時間程度、水に浸しておく。
②:材料を一口大に切る。
③:研いだ米を炊飯器、あるいは土鍋やダッチオーブンに入れ、650ml(3号の場合)の水と、白だし、日本酒、醤油を軽く混ぜる。
その上に具をのせる。
④:通常と同じように、米を炊く。
⑤:炊きあがったら、蒸らして完成。
↑ダッチオーブンで炊いた場合。
↑炊飯器で炊いた場合。
通常の炊き込みご飯でも、油あげを入れると、油が全体をまろやかに仕上げます。
さらに、今回のように美味しい油あげを使うと、ほかの具に勝手、おのずと主役を張っています。
材料を入れて、炊くだけなので、ぜひトライしてみてください。
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