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なかなかコロナの収束が見えない昨今、せめて料理だけでも旅気分を満喫したい! 本場の味を楽しみたい!
そんな気分に応えて、通販でも入手可能なタイを代表するカレーの一つ「グリーンカレー」のレトルトをピックアップ。
どれがもっとも本場の味に近いかを、食べ比べてみました。
そもそも「グリーンカリー」とは?
タイの「グリーンカレー」の正式名称は、「ゲーン(=汁物)キャオ(=緑)ワーン(=甘い)」。
ゲーンとは汁物一般を指す言葉なので、厳密に言うとカレーではないのかもしれないけれども、国際的には「カレー」で通じます。
コリアンダー(パクチー)や未熟なプリック・キー・ヌーなど、緑色のハーブ類を使用しているために緑色のスープになります。
具は、野菜(豆ナス、タイナス、赤ピーマンなど)、肉、エビや魚などなんでもあり。
「甘い汁」というようにココナツミルクの甘さが印象的だけれども、唐辛子もしっかり入っていて、この甘辛のコントラストにハマる人が多くいます。
no.1:ヤマモリ「プレミアムグリーンカレー」
内容量:160g
実勢販売価格:378円~(税込)
現地生産で、タイ本場の味を伝えることがコンセプトのヤマモリ。
グリーンカレーもさすがです。
通常の「グリーンカレー」もありますが、こちらはワンランク上の「プレミアム」。
具も盛りだくさんで、ハーブやスパイスの香り、辛さと旨みのレベルは一段上です。
no.2:成城石井「desica ココナッツ風味香るグリーンカレー」
内容量:150g
実勢販売価格:378円(税込)
写真でもわかるかもしれませんが、ココナッツがきいたテイスト。
スープのコクとキレ、具の量などのバランスの良さは、さすが成城石井。
辛味はかなり控えめなので、甘く軽く食べたいときには最適です。
no.3:キッチン88「タイカレー チキン・グリーン」
内容量:200g
実勢販売価格:378円(税込)
3番手に選んだのは、キッチン88の「グリーンカレー」。
タイ現地の工場で生産され、本場の味をきちんと届けていることに好感が持てるブランドです。
ココナッツミルクにタイ産の緑唐辛子、バイマックルート、レモングラスなどのスパイスやハーブなどに手を抜かず、際立ったコクと辛味、爽やかな香りに本場館満載です。
no.4:Soot Thai(スータイ)「タイグリーンカレーチキン」
内容量:200g
実勢販売価格:332円(税込)
カルディなどで展開する「スータイ」のグリーンカレー。
ベースとなるスープの本場感はさすがです。
具は、かたちが残っているのは、鶏肉4個だけですね。青唐辛子とハーブの葉は入っています。
ヤングコーンやタケノコ、茄子なんか具を足せば、もっと本格的になるのですが、レトルトはあくまで、そのままを基準に評価しているので。
no.5:無印良品「素材を生かしたカレー グリーン」
内容量:180g
実勢販売価格:350円(税込)
無印のカレーの中では、お気に入りに入るグリーンカレー。
具の充実度はじゅうぶん。
辛味もありますが、魚介の出汁が強めのテイストです。
辛くないバージョンも出ています。
no.6:ヤマモリ「タイカレー グリーン」
内容量:160g
実勢販売価格:280円~(税込)
現地生産で、タイ本場の味を伝えることがコンセプトのヤマモリ。
グリーンカレーもさすがです。
一部スーパーなどにも入っているので入手しやすいレトルトですが、具のバランス、辛さと甘みのコントラストなどもっとも安定した逸品だと思います。
no.7:肉のハナマサ「鶏手羽元入りグリーンカレー」
内容量:450g
実勢販売価格:429円(税込)
内容量も450gとほかの商品の2~2.5倍で、値段は1.5倍程度なので、コスパでもトップレベルです。
もう少しスープにキレがあればなぁとは思うのですが、違う言い方をすれば、辛さも控えめで多くの人が食べやすい味です。
no.8:LOHACO限定「ハウス食品 柚子こしょう香る!グリーンカレー」
内容量:160g
実勢販売価格:298円(税込)
創作系として面白い「グリーンカレー」。
商品名にも謳われているように、柚子こしょうがフィーチャーされ、辛味&風味があるのですが、日本人には馴染み深いテイストに持っていっています。
そこが好き嫌いの分かれ目でしょう。
完成度は高いですが、タイの本場感からは遠くなっています。
no.9:ハウス食品「THAI TABLE グリーンカレー」
内容量:180g
実勢販売価格:278円(税込)
日本で食べるグリーンカレーの平均値といった印象です。
no.10:肉のハナマサ「グリーンカレー」
内容量:450g
実勢販売価格:375円(税込)
上に同じく、平均的なグリーンカレーと言えるでしょうか。
よくホームパーティなどで使うのですが、ほかの料理が満載で、主役ではなく、わき役とするなら、このくらいのマイルドさのほうがしっくりくるケースも多々あるでしょう。
no.11:西友オリジナル「みなさまのお墨付き 青唐辛子の爽快な辛み グリーンカレー」
内容量:160g
実勢販売価格:162円(税込)
ほんと、この価格で、よく作るなぁと思います。
さすが西友。
値段を考えれば、文句はないクオリティだとは言えるでしょう。
no.12:ハチ食品「アジアングルメ紀行 グリーンカレー」
内容量:180g
実勢販売価格:148円(税込)
西友オリジナルより価格が安いレトルトが出ているとは!
味は値段相応、具は貧相なので、カレーペーストとして食べるのがいいでしょう。
番外:コンビニ系プライベートブランド
ローソン&中村屋「ココナッツ香る グリーンカレー」
内容量:180g
実勢販売価格:298円(税込)
ローソンのプライベートブランドから出ている、中村屋と共同開発したグリーンカレー。
魚介のうまみとココナッツが強調されているイメージで。
レモングラスなどハーブの香り、青唐辛子などのキレのある辛みもそこそこ感じます。
具だくさんなところも魅力です。
番外:即席カップカレーライス
ロイタイ「グリーンカレーライス」
内容量:94g
実勢販売価格:248円(税込)
今のところ、おそらく唯一のカップのインスタントグリーンカレーライス。
日清とロイタイの共同開発、カルディのみで売っています。
中身はこんな感じで、小袋の特性グリーンカレーペーストが付きます。
作り方は、インスタントラーメンと同じく、お湯を注いで5分待つだけ。
スープカレーのようなスタイルになりますが、米が結構ふっくらしていることに驚きです。
具は、乾燥したナスやパプリカ、チキンなどがお湯で戻していくことになります。
特製ペーストがきいているのか、かなりの辛さ。
ロイタイのパックのグリーンカレーと味の方向性は同じですが、辛さは増しています。
皿によそってみたら、それなりのボリュームに。
これはストックしておきたいですね。
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