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タイ本場の味を再現しているレトルトでは、群を抜いているブランド「ヤマモリ」のレトルト全品を実食中。
アフターコロナな今だからこそ、タイに行った感じを楽しめる味というポイントで、ランキングとして紹介していきます。
トップブランド「ヤマモリ」のタイカレーを食べ尽くします!
タイ料理もお茶の間に浸透してきて、「グリーンカレー」や「ガパオライス」などはコンビニでも入手できる時代になってきましたが、現地の味ということでは、「キッチン88」と競り合っている印象です。
ただ、「キッチン88」は、なかなか入手しづらいため、味の確かさ・入手のしやすさ・妥当な価格帯という点で、タイ料理のレトルトとしてはこの「ヤマモリ」がトップメーカーだと言ってもいいでしょう。
「ヤマモリ」とは?
「ヤマモリ」は、醤油の醸造から始まった創業130年の老舗。
スーパーで買い物し、自炊をしている方なら、しょうゆやつゆのメーカーとして知られているでしょう。
「あ、あのヤマモリと、このヤマモリは一緒だったんだ?」と思ったのは、私だけではないかもしれません。
実は食品メーカーとしていち早くレトルトに着手したメーカーでもあって、1970年代には釜めしの素やミートソースなどを生み出していました。
そして、2000年に、グリーン・レッド・イエローのタイカレーを発売。
その後2005年に、名古屋市納屋橋にタイ料理レストラン『サイアムガーデン』を開店、2015年にはヤマモリ(タイランド)工場が操業開始するなど、総合食品メーカーではあるものの、本気でタイの食文化に向き合っているブランドです。
タイの自社工場でつくられる「ヤマモリ」のレトルトカレー
日本のメーカーですが、タイ・ラヨーン県に自社工場を持つヤマモリ。
ハーブ・スパイスなど本場の食材を使用し、現地の名店の味を研究しているところがポイント高いですね。
現在、発売されているレトルトカレーは、「グリーン」「レッド」「イエロー」「プーパッポン」「マッサマン」「パネーン」「プリック」「マンゴー」「プレミアムグリーンカレー」の9種。
定価は、「プレミアムグリーンカレー」のみ¥400(税別)で、それ以外は¥330(税別)。
内容量は、160~180gとそれぞれのアイテムによって分かれています。
おそらく具の違いなのでしょう。
ずっと1種ずつ買っていたのですが、楽天限定で、タイ料理レトルトの食べ比べセットが出ていました。
未体験の方は、まずこのセットから始めて、お気に入りを見つけていくのもいいかもしれません。
no.1:「マッサマン」
世界で一番おいしい料理にCNNで選ばれたこともある、タイ南部発祥の「マッサマンカレー」。
ヤマモリの「マッサマン」は、具の充実ぶり、味の安定感などは、レトルトながらさすがの一言です。
個人的には、もう少しココナツ感や辛味があってもいいかな?とは思いますが、一番安定したレトルトであることには変わりありません。
他社と比べても、総合点ではもっとハイレベルなレトルトだと思います。
no.2:「プーパッポン」
「プーパッポン」の知名度は、まだまだ日本では低めかもしれませんが、純粋なカレーより、こういったカレー炒めのタイプのほうが現地では一般的だと思います。
タイ語で「プー=蟹」「パッ=炒め」「ポン=粉」という意味なので、つまり、「プーパッポン」は、蟹のカレー粉炒めということ。
この商品が目指した方向性は、「プーパッポンカリー」の発祥の名店『ソンブーン』の味と聞きます。
本場の味という観点だと、やはりきちんと現地の名店の味を研究している商品の評価は高くなりますね。
蟹の風味と卵のふんわり感が、「KITCHEN 88」にやや劣る印象ですが、味の方向性ではベストだと思います。
たまにスーパーでも見かけますし、ネットショップなら確実にあるという入手のしやすさも嬉しい逸品です。
no.3:「プレミアムグリーンカレー」
通常価格の「グリーンカレー」もありますが、より本格的な味を目指したプレミアムタイプ。
確かに、ハーブやスパイスの香り、辛さと旨みのレベルは一段上です。
具も盛りだくさん。
70円の価格差が気にならないなら、迷わずこちらをおすすめします。
no.4:「タイカレー パネーン」
レッドカレーペーストをベースに、たっぷりのココナッツミルクと香ばしいピーナッツペーストの風味が効いた濃厚なソースが特徴のカレー。
no.5:「タイカレー マンゴー」
タイ産のマンゴーピューレをふんだんに使い、マンゴーの甘酸っぱさと、たっぷりココナッツミルクのコクが溶け合った、まろやかな味わいのカレー。
no.6:「タイカレー レッド」
赤唐辛子の刺激的な辛さと、タイハーブの爽やかな香りに、ココナッツミルクとマンゴーが濃厚な味わいを織りなすタイカレー。
no.7:「タイカレー イエロー」
日本人に馴染み深いカレーの香りと野菜の甘みに、唐辛子とハーブでタイの味を演出したカレー
no.8:「タイカレー プリック」
タイカレーシリーズで一番辛いメニューです。ただ辛いだけでなく、チキンの旨みがしっかりと効いているので、一食を食べ終わった達成感とともに、不思議とまた食べたくなってしまう「やみつき感」を味わえます。
no.9:「タイカレー グリーン」
タイカレーのなかでも最も知られる「グリーンカレー」。
各社しのぎを削る、この「グリーンカレー」でも、ヤマモリは優秀です。
ただ、プレミアムがあるだけに、ランクとして下にしましたが、全然おいしいカレーです。
一部スーパーなどにも入っているので入手しやすいレトルトですが、具のバランス、辛さと甘みのコントラストなどもっとも安定した逸品だと思います。
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