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“行列のできない名店”のメニューをランキング
本気のラーメン通には及ばないでしょうが、個人的には、結構ラーメンを食べています。
3日に1回くらいの頻度ですね。
ラーメン激戦区、浜松町・芝大門。
さて、本題の『忍八』を紹介する前に、店のある芝大門について紹介しておきます。
煮干しラーメンの名店として『いずる』がありますし、鶏ポタの『ラーメンTHANK』もあります。
古き良き中華そばを堪能できる『集来』もいいですし、醤油ラーメンとしては『天虎』もはずせません。
『江戸前つけ麺 サスケ』、ダイナミックな具の肉と野菜で知られる『土竜』、味噌ラーメンが有名な『札幌本舗』や『麺屋そら』なども。
その他、広島の人気担々麺の東京進出『キング軒』、大勝軒系列の『大斗』、つけ麺の『麺屋武蔵』、博多系の『由丸』、二郎系の『バリ男』など、少なくとも行っておいて損はない店を挙げ始めると、キリがありません。
その中で、私がもっとも愛して止まないのが、『忍八』です。
どうです、この外観、地味ですよね? ビジネスから考えれば、この佇まいで相当損しているでしょう。
ただ、そのおかげで、味の素晴らしさと比較して、並ばずに入れるというのが、行列嫌いの私には、かなりのメリット。
ランチタイムの12~13時には多少待つことがありますが、それ以外の時間帯で並んだことはありません。
なので、人に紹介するときは必ず「行列のできない隠れた名店」と伝えています。
行列の時間で人気度を図る風潮もラーメン店にはありますが、待たずに、並ばずに、食べたいときに美味しい料理が食べられるに越したことはないですよね、ね?
全メニューレビュー
ベスト1:「つけ麺・並(250g)」750円
この『忍八』でもっともスタンダードなメニュー。
全粒粉をつかった店特製の麺の味を、もっとも堪能できるのが、この『つけ麺』でしょう。
コシあります、歯ごたえはバッチリ。というかぎっしりシコシコです。
そして、つけ汁はトマトベース。
ランチタイムにはサービスでライスが付きますので、〆のおじやはトマトリゾット風になります。
追加オプションでチーズもありますので、より洋風に近づけたい方は、おすすめです。
ベスト2:「醤油らーめん」700円(トッピング:「チャーシュー」200円+「玉子」100円+「ネギ」100円)
ベーシックな中華そばで、シンプルな極みですが、これを食べて、この店の良さを実感しました。
透き通った淀みのないスープ。まったく雑味を感じません。
だからこそ、麺やチャーシューの旨さが引き立ちます。
地味渋ですが、秀逸な一杯。
ベスト3:「油そば」750円
ベーシックな「つけ麺」「醤油ラーメン」が美味しい店としては意外でしたが、「油そば」があります。
焼きにんにくと大葉がたっぷり。
香り豊かな逸品ですが、シンプルなだけに麺の旨さが際立ちます。
ベスト4:「塩らーめん」700円(トッピング:「チャーシュー」200円)
上記の3つには及びませんが、「塩らーめん」もおすすめです。
「味噌らーめん」700円(トッピング:「チャーシュー」200円、「玉子」100円)
『忍八』流の味噌ラーメン。
ほかのメニューに比べると、正直、インパクトは低めでした。
味噌ラーメンに関しては、こってりが好きという私の好みには合わなかっただけですが。
『忍八(にんぱち)』店舗情報
営業時間:[月~金] 11:30~15:30 17:30~22:30 [土] 11:30~15:30
定休日:日曜
電話番号:03-3438-0807
住所:東京都港区浜松町1-27-4 佐々木ビル
店の地図