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東京にある「排骨担々麺」の名店をリストアップ。
豚肉に衣をつけて揚げた「排骨」と豆板醤と胡麻の香りが漂う「担々麺」――中国の伝統料理を合わせることにより、日本で独自の発展を果たしたこのメニュー。
今すぐ食べておきたい、至高の逸品たちをご紹介します。
「排骨担々麺」の味について
このページでは、東京にある「排骨担々麺」の名店をリストアップしたいのですが、初めに断っておきたいのは、担々麺そのものの評価とは違うことです。
四川発祥の「汁なし担々麵」にしろ、日本あるいは香港で発展した「汁あり担々麺」にしろ、ある程度本場感や歴史にリスペクトを払いたいのですが、「排骨担々麺」に関しては、日式一択です。
日式と言われる「担々麵」の特長は、辛味・シビレは控えめなこと。
醤油スープがベースで、上澄みとして混ぜられる芝麻醤の胡麻の香りが、排骨に対しても絶品のソースになります。
「かつカレー」を思い出してみるといいかもしれません。
個人的にはスパイス満載のインドカレーが好きなのですが、とんかつが乗ると、そのスパイスが邪魔をしてしまうわけです。
そういった味の方向で考えていくと、排骨担々麺の基準となるのは、再開発のため、惜しまれつつも閉店しまった伝説の名店『亜寿加』の味になります。
先に挙げた醤油+芝麻醤の二層構造のスープというのも、『亜寿加』の特長です。
ですので、最初の2店は『亜寿加』出身の系譜を継ぐお店からピックアップしています。
【東京】排骨担々麺のおすすめ店5選
渋谷『Renge no Gotoku(れんげのごとく)』
名店『亜寿香』の元店長により開かれたお店。
『亜寿香』の味を残すためにオープンした店ですので、のれん分けにも近いものだと思えます。
ここの特長は、「排骨」の存在感でしょう。
「担々麺」「チャーシュー担々麺」もあるのですが、「排骨」や「チャーシュー」などの肉があったときに生きる醤油ベースの担々スープが秀逸です。
『Renge no Gotoku』店舗情報
営業時間:11:00~22:00
定休日:無休
電話番号:03-6427-8111
住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町16−7
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神保町『排骨担々 五ノ井(ごのい)』
『亜寿香』で研鑽を積んだ店長によりオープンしたお店。
名店の味を伝えています。
『排骨担々 五ノ井』店舗情報
営業時間:ランチ 11:00~15:00、ディナー 17:00~21:00
定休日:日曜、土曜の夜
電話番号:03-3259-0125
住所:〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町1丁目3−6 HARAビル 1F
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赤坂『希須林 担々麺屋 赤坂店』
担々麺に定評がある『希須林』。
青山、軽井沢店は、様々なメニューがある中華料理店ですが、赤坂店は担々麺専門店です。
ここの「排骨担々麺」(1,280円)の排骨は、薄めの衣で上品なテイスト。
排骨が主役というより、全体のバランスを追求したタイプは意外や珍しいです。
肉を楽しみたい場合は、オプションで追加(300円)してダブルにする方も多いようです。
『希須林 担々麺屋 赤坂店』店舗情報
営業時間:ランチ 11:00~L.O. 15:00、ディナー 17:30~L.O. 21:00
定休日:日曜、土曜の夜
電話番号:03-5573-4119
住所:東京都港区赤坂3-7-9
オフィシャルHPはこちら 食べログの情報を見る
銀座『はしご 銀座本店』
銀座八丁目、赤坂、入船に支店あり
『はしご 銀座本店』店舗情報
営業時間:11:00~5:00、<日曜>11:00~21:00
定休日:無休
電話番号:03-3571-1750
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目3−5
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中野『ほおずき』
中野ブロードウェイの手前、入り組んだ商店街のなかにある人気担々麺店。
胡麻の濃厚さと、干しエビの香りを際立たせたテイストです。
厚手の生姜焼き程度の肉厚さで、排骨の存在感は少し控えめ。
ただ、濃厚な胡麻スープの具としてはバランスが取れています。
『ほおずき』店舗情報
営業時間:11:00~22:30 <日曜>11:00~21:30
定休日:無休
電話番号:03-3388-4265
住所:〒164-0001 東京都中野区中野5丁目52−1
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東京にある「汁なし担々麵」のおすすめ店▽