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平均予算：ランチ 2,000～3,000円、ディナー 7,000～10,000円　

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店の特徴

「銀座のホテルの最上階にあるのレストラン」というと、えらくセレブ感漂いますが、昼は5,000円、夜は10,000もあればじゅうぶんに楽しめるホテルレストランです。

場所は、銀座と新橋のほぼ中間あたりにある『ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座8』の最上階14階。

エレベーターを降りると、壁に刻まれた店名のロゴが正面にあり、そこから少し歩いてレセプションへ。

アプローチをそれなりに取っている雰囲気作りは、ホテル仕様です。

テラス付の空間は、じゅうぶんすぎる開放感はあるのですが、周辺のビルと同じ高さなので、絶景は望めません。

なぜ、この店を選んだかというと、『オード』の生井祐介シェフという話は聞いていたから。

銀座で仕事先の方と、ビジネスランチとも暇つぶしとも判断がつかないようなランチを食べることになったときに、せめて一つは意味のあるものを残しておきたかったので、ここに予約してみた次第。

椅子など北欧系のインテリアがツボは押さえている印象です。

ただ、そんなに気張っていく雰囲気でもなく、ちょっとおしゃれなカフェっぽいカジュアルさもあります。

ランチコース

選んでいたのは「コース＋乾杯スパークリングワイン＋デザート」。

デリ盛り合わせ＆本日パスタというのがベーシックなメニューのようで、こちらはパスタの代わりにメインが2皿のコースです。

タコとクスクス、鳴門金時とマスカルポーネ、キッシュ、ミネストローネといった盛り合わせ。

盛り合わせてしまうと、カフェのセットランチでもありそうな見栄えになりますが、一つひとつのクオリティは1段上といったところでしょう。

パスタを選ばなければ、フォカッチャが付きます。

イタリアンでしたっけ？と考えるのは、野暮な疑問で、あんまりカテゴリーにとらわれずに楽しむのがよさそうです。

そもそも、ヨーロッパは陸続きなので、食文化は国境線でバシッと変わるわけではないと、南仏人に言われたことを思い出しました。

魚のメインは、サーモンのグリル。

「特製窯で調理する日本各地から取り寄せた魚介や野菜」が売りだそうで、 パスタではなく、メイン料理付きのコースにしたのは、魚が食べてみたかったから。

じゅうぶん美味しい魚でしたが、特製窯の効果まではわかりませんでした。

むしろ、わさび菜のソースが、目にも舌にもピリッとしたインパクトを残した印象で。

肉のほうは、鳥のロースト。

こちらも、とろみのある甘めのソースに、ピーナッツのカリっとしたソースが印象的。

どことなくアジアっぽさが漂う仕上げは、生井シェフらしさとも言えるかもしれません。

銀座で、この値段でこの質のランチコースなら不満なし

デザートは、「ほうじ茶のクリームブリュレ」。

ゆずっぽい香りづけも含めて、和と仏のフュージョンとしては、高いレベル。

会計の時に驚いたのですが、これだけのメニューで、税込み4,100円。

デザートとかコーヒーとか別かなと思っていたのですが、コミコミでした。

なんていう、コストパフォーマンスということか！

まとめ

プロデュース店というのは、なかなか厄介だと思っています。

それなりの人がメニューなどをつくっているという安心感の半面、優秀な番頭がいない限り、目の前に出てくる皿に、魂が抜けていることも、ままあることです。

もちろん標準化しやすいメニューで、それが客のニーズにもあっている店なら問題ないですが、神が細部に宿るようなトップシェフによる料理の場合、その味を出すのに、「ニュアンス」が大きなウェイトを占めていることもあります。

『LA CIME』の高田シェフのプロデュースによる『THE UPPER』にしろ、『ODE』の生井シェフによるこの『OPUS』にせよ、今後の展開を見守っていきたいと

料金相応、いや、それ以上の満足感はある良い店だとランチでも理解できましたが、鬼気迫る何かがあるのかどうかまでは保留。

それはディナーに持ち越しですね。

ちなみに、泊まるなら今がチャンスです

本領は夜かな？と思って、たらふく食って、たらふく飲んで、帰るのが面倒になったら、そのまま泊まったらどうなるんだろう？

そう思って調べてみたら、2020年12月上旬の価格で、平日なら税込みでも4,000～5,000円のプランが出ていました。

コロナ前の感覚からすると、カプセルホテルか!?と突っ込みたくなる価格ですが、定価から75％オフということ。

インバウンドが順調な宿不足の時期だったら、2万前後の部屋ということですね。

『ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座8』をAgodaで予約する

メニュー

【ランチ】
「オフィシャルコース」3,200円
「デリ盛り合わせ＆選べるメイン」3,500円
「コース＋乾杯スパークリングワイン＋デザート」4,100円

【アフタヌーンティー】
「コース＋ティーフリー（平日・期間限定）」3,800円
「コース＋乾杯スパークリング＋ティーフリー」4,700円

【ディナー】
「オフィシャルコース」6,800円
＊日本各地の食材を愉しめるコース 全7品
「コース＋2ドリンク」7,500円
「コース＋スパークリング含む3時間フリーフロー」9,800円

＊メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。

『Opus（オーパス）』の予約方法

電話かwebから。

web即時予約は、オズモールと一休、食べログで受け付けています。

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店の地図・アクセス

東京メトロ「銀座駅」A4出口より徒歩約5分
JR「新橋駅」銀座口より徒歩 約7分
東京メトロ「新橋駅」1番出口より徒歩 約7分

foodies-asia.com

東京・広尾『オード（Ode）』コンテンポラリーフレンチ｜Foodies Asia

https://foodies-asia.com/tokyo-ode/

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