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平均予算：昼＝1,000～2,000円

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店の特徴

関西のメディアでは、「秘境ラーメン店」として何度も取り上げている有名店。

でも、行列のできる人気店なのですし、近鉄上市駅から車で10分ほどで行けるので、そんなに辺鄙な場所にある感じはしませんが。

ただ、国道169号線から店に入っていく道路が、3ナンバーの車がギリギリ通れるかという田舎道なだけです。

ラーメンは、1タイプのみ。

追加トッピングもなし。

大盛りもなしですが、替え玉はできます。

立地が悪くなればなるほど、商売的にはたくさんのメニューで、何でも屋として勝負することが多いと思うのですが、

この潔さは、たまりません。

さて、絞り込んだその1つのメニューが何かというと、柚子の香りがほのかに漂う塩ラーメン。

すっきりです、さっぱりです。

料理界では、シンプルなものほど美味しくするのが難しいというセオリーもありますが、その意味では、最高に難しいことを達成している一杯かもしれません。

チャーシューではなく、ほぼ角煮。

これがシンプルなスープ＆麺の良さをころさずに、肉を入れるには、確かにこの方法しかないかもしれません。

その日の分のラーメンが早々に売り切れてしまうケースが多いので、結局は午前中に食べることになると思いますが、朝ラーとしては最適な一杯だと思います。

以前はマグロの握りも出ていて、ラーメンはもとより、その握りがすこぶる美味しいという、不思議なお店でもありましたが、現在は提供していないようです。

代わりに「マグロ丼」もありますが、ラーメンとセットでのみ注文可。興味のある方はぜひセットでどうぞ。

また、コロナ禍以降、建物内の飲食スペースは使わず、元ガレージの屋外がダイニングスペースになっています。

さらに対面にならないように一方向に向けて置かれたテーブルと椅子は、すべておひとり様使用（2人組の場合は、隣り合って座るだけです）。

なんだかシュールな光景ではありますが、春には店先の桜を眺めながら絶品のラーメンをすするという、ほかでは味わえなシチュエーションを体験できました。

 

メニュー

【前前菜】
「ラーメン」1,000円
「ラーメン、マグロ丼セット」1,500円

＊メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。

 

予約方法

予約不可。到着順に現地での記帳制。

休日は営業が始まる10:00に、すでに当日分が売り切れていることもあるので、できるだけ早めに。

平日は、開店前に並んでいる一巡目が終わり、ランチの客来る前の11:00頃が狙い目か（もちろん、その日の状況によって異なる場合もあります）

 

店の地図・アクセス

【電車】
◆近鉄吉野線『吉野駅』より約5㎞

【バス】
◆吉野町バス【Bコース】『菜摘停留所』より徒歩約4分

 

 

 

 

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