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全国各地の名産品・食材でパスタを作るシリーズ。
今回は山梨県富士吉田市から。
名物の一つ馬肉をタルタルにしてパスタを作ってみます。
河口湖名物の馬肉でパスタ
河口湖の名物グルメと言えば、最近では「吉田うどん」が注目を浴びていますが、食材では、馬肉の美味しさで知られています。
甲州・伊那・木曽など中山道に沿ったエリアは、かつて馬の飼育が盛んで、
最近では、飼育する生産者は少なくなったものの、馬肉を食べる文化が根付いていることは、現地の精肉店に行くとわかります。
どこの店にも主力商品として、馬肉が置いてあるのです。
さて、いつものようにパスタにする際に、どうしようかと道の駅の食材売り場を探していた際に、見つけたのが、この「山梨万能ぶっかけだれ」。
トマトとにんにくがパスタに合うのは言うまでもないですが、ラー油はどうでしょうか。
でも、馬肉にはマッチすることは確実なので、このたれをベースに作ってみます。
馬肉タルタルのトマトソース・スパゲッティの材料
では、食材の準備を始めましょう。
薬味も兼ねて、具材に、産直で見つけた旬のアサツキを散らしてみます。
材料(1人前)
スパゲッティ:100g
馬刺し:30g
山梨万能ぶっかけだれ:大さじ2杯
アサツキ:適量
塩:小さじ2杯
オリーブオイル:大さじ1
作り方
①:馬刺しを粗目のミンチ状に刻む
②:①に塩を振り、オリーブオイルを和える
③:山梨万能ぶっかけだれに、馬肉とアサツキを混ぜる
④:パスタを茹で、ざるで湯きりする
アルデンテである必要はないので、麺の芯まで適度に火が入ったところで、熱湯からあげます。
⑤:麺をボウルに移し、③と混ぜる
⑥:皿に盛りつけて完成
これ、かなりのヒットです。
冷たいから美味しいと思っていた馬刺しに、少し熱が入ってしまうのを心配していたのですが、そうすることで、程よくとろみが出ています。
また、トマト・ニンニクとの相性は、予想通りバッチリ。
ラー油も唐辛子の代役として、良いキャラが濃さが出ています。
青菜はアサツキじゃなくても良さそうですね。
普通にパセリなどのほうが、肉の味を引き立てるかもしれません。