目次
全国各地の名産品・食材でパスタを作るシリーズ。
今回は、佐渡の名産のブリを旬の季節でなくても楽しめる「鰤みそ」の瓶詰めを使ったパスタを作ってみます。
新潟・佐渡島の名物ブリを使ったパスタ
佐渡の魚と言えば、寒ブリ。
そう思っていたのですが、9月じゃ、まだ「寒」になっているわけもなく。
それでも、ブリに関するものが何か食べたいなと思い、スーパーや産直店を探していたら、手ごろなものを見つけました。
瓶詰めの「ぶり味噌」。
衝動買いだったのですが、ちゃんと調べてみると、佐渡のアコモデーション「Ryokan浦島」のプライベートブランドでした。
この「Ryokan浦島」、メインダイニングは島でもっとも質の高いフレンチの一つ『ラ・プラージュ(La Plage)』ですし、佐渡で黒豚の飼育などを試みたりと、食にはこだわりのある会社です。
通販もやっています。
産地は違いますが、こちらの「鰤味噌」も美味しいので、お取り寄せしてみてもいいでしょう。
逗留先に戻り、試食。
とりあえず手元にあった大葉で、ごはんに乗せたぶり味噌を巻いてみました。
試食以前に、どう考えても間違いない美味しさですね。
これは何でも使えるなと、パスタも作ってみました。
「ぶり味噌」と「ナス」のスパゲッティーの材料
茹でた麺にそのまま和えるだけでも充分に美味しそうですが、具を加えてみます。
味噌の味はそのまま生かしたいですし、ブリの身も入っているので、野菜をいくつか。
味噌との味の相性を考えて、ちょうど旬だったナスとインゲン、茎ごと売っていた大葉、シメジとタマネギを用意。
材料(1人前)
スパゲッティ:100g
ぶり味噌:大さじ2杯
ナス:中サイズ1/2個
タマネギ:中サイズ1/4個
しめじ:パックの半分くらい
オリーブオイル:大さじ1
仕上げ用
・大葉:2枚程度
作り方
①:野菜を1口サイズに切っておく
②:具材をフライパンで炒める
野菜の状態にもよりますが、仕上げまで10分くらいがメド。
ですので、パスタを茹で始める直前に、野菜を炒め始めます。
③:たっぷりのお湯でパスタを茹で始める
④:野菜がしなっとしてきたら、ゆで汁をフライパンに投入。ぶり味噌を入れる
⑤:ぶり味噌を溶いていく
水分が足りなくなったら、ゆで汁を足します。
⑥:パスタが茹で上がったら、フライパンに投入し、ぶり味噌ソースと和えていく
⑦:皿に盛り、大葉を散らして、完成
アレンジレシピ「木綿豆腐のぶり味噌和え」
ご飯に合う調味料や食材は、パスタにも豆腐にも合うものです。
ですので、この「ぶり味噌」を豆腐に和えても、酒のあてにも、ちょっとしたおかずにもバッチリな一品ができます。
ただ、わけぎと混ぜるだけなので、レシピというほどではないですが、豆腐の水分を少し抜いておくのも、おすすめです。
パッドなどに重石を載せて、少し時間をおいて圧縮するのもいいですし、おにぎりのように手で握って、水分を出してもいいと思います。
豆腐とわけぎ、ぶり味噌を混ぜて出来上がりです。