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アジア飯も積極的に取り入れている無印良品のレトルト食品。
レトルトとしてはレベルが高く、愛用している方が多い人気ブランドの一つでしょう。
2020年春の食品表示法の改正で、その無印良品のレトルトを実際に作っている食品メーカーが判明したことはご存じでしょうか。
無印良品を実際に作っている製造メーカーのなかで、注目したいのが「にしき食品」。
自社ブランドの「にしきや」を持つ、エスニックフードマニアからも一目置かれる人気メーカーなのです。
そりゃ、無印のレトルトも美味いはずだ!と膝を叩いたあなたは、相当なレトルトカレー通だと思います。
実は、無印良品ブランドのアジア料理のなかにも「にしき食品」が製造したアイテムがいくつか存在しています。
このページでは、その中から絶対に外さないアジア飯をご紹介します。
韓国料理
「ごはんにかける ユッケジャン」
内容量:160g
実勢販売価格:250円(税込)
煮出した牛骨のコクと唐辛子やコチュジャンの風味を生かした辛味と旨みのスープです。
牛肉、ぜんまい、豆もやしなどを具材に使いました。
「ごはんにかける サムゲタン(韓国風鶏のスープ煮込み)」
内容量:160g
実勢販売価格:390円(税込)
鶏肉の旨みと高麗人参の風味を生かしたスープに、白きくらげやねぎを加え、まろやかな味わいに仕上げました。
韓国の薬膳料理がお手本です。
中国/台湾料理
「ごはんにかける 胡麻味噌担々スープ」
内容量:160g
実勢販売価格:290円(税込)
坦々麺をお手本に、白胡麻のコクが生きたスープ。
豆板醤も入っているようですが、辛味は控えめです。
スープとなっているのだから当たり前ですが、想像していたより、スープ部分の量が多かったです。
「ごはんにかける~」シリーズですが、麺と一緒でも、十分すぎるくらい美味しい担々麺になりますね。
「ごはんにかける ルーロー飯」
内容量:140g
実勢販売価格:350円(税込)
(※青菜はイメージです)
現在市販されている「ルーロー飯」のなかでは、トップレベルのクオリティ。
どちらかというと、台北風のルーロー飯で、甘辛いタレに白米が進みます。
豚ひき肉、たけのこ、きくらげを、八角や生姜、オイスターソースと本格的な素材を使って、台湾の屋台の味を出しています。
タイ料理
「素材を生かしたカレー グリーン」
内容量:180g
実勢販売価格:350円(税込)
グリーンカレーのレトルトも増えてきたましたが、その中でも安定感のある無印の「グリーンカレー」。
やはりこのレトルトで、グリーンカレーの美味しさを知ったという方も多いと思います。
青唐辛子の辛さとレモングラスなど6種類のハーブの風味、ココナッツミルクのコクを活かしたスタンダードな味のタイカレーです。
辛くないタイプも出ています。
「素材を生かしたカレー マッサマン」
内容量:180g
実勢販売価格:300円(税込)
米メディアから世界で一番美味しい料理に選ばれたこともある「マッサマンカレー」。
タイ南部を代表する料理で、ピーナッツとココナツの甘みとコクが特長です。
そのレトルトの中では、無難に美味しい基準点という印象の無印の「マッサマン」ですが、手軽に入手できることが何よりもセールスポイントでしょう。
シナモンやナツメグなどのスパイスとココナッツミルクの甘さを生かし、濃厚でマイルドな味わいに仕上がっています。
「素材を生かしたカレー ゲーンパー(森のカレー)」
内容量:180g
実勢販売価格:350円(税込)
ぶなしめじ、たけのこ、きくらげなど森の恵みと、鶏肉の旨みを生かしたタイ東北地方発祥のカレーです。
現地の味をお手本に、赤唐辛子の辛さとハーブの風味をきかせました。
「ごはんにかける ガパオ」
内容量:150g
実勢販売価格:350円(税込)
マレーシア/シンガポール料理
「ごはんにかける バクテー」
内容量:150g
実勢販売価格:350円(税込)
私は渋谷の無印良品の店頭で購入しましたが、なんとECサイトでは発見できませんでした。
かなりのレアものかもしれませんので、無印ファンなら店頭で見つけたら即ゲットですね。
ただ、味の方向性はいいのですが、肉のボリュームが「パクテー」としては今一つ。
やはり肉の塊を味わえるのが「パクテー」の醍醐味だとは思うのですが、レトルトには技術的に肉塊は入れにくいので、その限界でしょうか。
豚ばら肉と大根を、八角、シナモンなど9種類の香辛料と、生姜やにんにくを加えたスープで煮込みました。
マレーシアの郷土料理がお手本です。
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