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インドカレーのレトルトでは、圧倒的な存在感を誇る「株式会社にしき食品」
レトルトでは、タイカレーなら「ヤマモリ」か「キッチン88」、インドカレーなら「にしきや」か「カルディ」が秀逸。
続いて、タイカレーもインドカレーでも入手しやすいのが、無印良品。
そう思って、自宅でのカレーライフを送っていたのですが、なななんと! 2020年4月に施行された「食品表示法」によって、販売元だけでなく製造元を表記しなければならなくなったことで、「カルディ」や「無印」のインドカレーのほとんどが「株式会社にしき食品」が作っていたのだと知ってしまったのです。
「にしきや」は、この「株式会社にしき食品」の自社ブランド。
ということは、レトルトのインドカレーは、ほとんど「株式会社にしき食品」のものを食べていたことになります。
すごいな、「にしき食品」。
インドカレーで有名なメーカーは「中村屋」になるのでしょうが、本場度は抑えめ。
なので、スパイスが効いたインドカレーという意味では、もっとも信頼がおけるメーカーの1つと言っていいでしょう。
にしき食品のインドカレーとは?
宮城県岩沼市で佃煮屋として、1939年に創業した「にしき食品」。
1968年に世界初のレトルトカレーが発売されると、佃煮屋からの脱却を考え、当時の新技術だったレトルト釜を導入したそうです。
その後、宮城県の名物・牛タンなどを使ったご当地カレーを主力としていたそうですが、2010年頃からインドカレーを積極的に開発していくことになります。
東京の名店を食べ歩き、果てはインド現地でレシピを学んだりしながら、30種類以上のレトルトのインドカレーを発売するに至ります。
インドカレーに限らず毎年100種以上のカレーレシピが考案されているそうで、時に「そりゃ、やりすぎでしょ?」と微笑ましくなってしまう創作カレーまで発売されることもありますが、それらの中から、新たなレトルトカレーが出てきたりしているわけです。
現在は、カレーのほかにスープ、パスタソース、おかゆなど約90種類のレトルト商品を出しています。
インドカレー
にしきや「マトンパンジャビー」
内容量:100g
実勢販売価格:350円(税込)
◎クセになる辛味
にしきや特製スパイスミックスに、ブラックペッパーと赤唐辛子で辛さをアップ。味のベースとなるトマトは2種類を使用し、甘みと旨みをたっぷり引き出しました。後に引かないさっぱりとした辛味がクセになる味わいです。◎マトンの旨みたっぷり
宗教上の理由から牛肉や豚肉を食べない人も多いインドでは、マトンを使った料理が発達。マトンは丁寧に下処理をし、ボイルすることで独特の香りを抑え、旨みを感じる味に仕上げています。
にしきや「ビーフマサラ」
内容量:100g
実勢販売価格:350円(税込)
◎味わい深い辛口
トマトピューレやヨーグルトの程よい酸味に、インド料理らしいスパイスが効いた辛みの強いソースが特徴です。ペパーミント、香菜、しし唐などをアクセントに、にしきや特製スパイスミックスを加えて、ひと味違う深い味わいに仕上げています。◎ボリュームのある牛肉
牛を神聖化するヒンドゥー教徒が多いインドの中で、ビーフマサラはその他の宗教の方にはポピュラーな牛肉カレー。牛バラ肉をじっくりと煮込み、スパイシーなソースに旨みを閉じ込めました。
にしきや「チャナマサラ」
内容量:100g
実勢販売価格:350円(税込)
◎ひよこ豆のおいしさ
ヒンディー語で「チャナ」とはひよこ豆のこと。ベジタリアンが多いインドでは、豆は大事なたんぱく質源。たっぷり入った豆のほくほくとした食感と、フライドオニオンの香ばしさと甘みで、食べ応えある仕上がりになりました。◎濃厚なソース
トマトのおいしさが詰め込まれたソースは、ピューレーとペーストの2種類のトマトを使用し、フライドオニオンの甘みやにしきや特製スパイスミックスが香る奥深い味わいに仕上げました。
にしきや「ケララフィッシュ」
内容量:180g
実勢販売価格:550円(税込)
◎魚のおいしさ
海に面した南インドのケララ州では、シーフードのカレーが豊富です。具材には、日本でもなじみのあるキハダマグロを使用、脂肪分が少ない身は、ココナッツミルクの濃厚なソースにぴったりです。赤身魚のキハダマグロは丁寧に下処理をし、生臭さが残らないようにしています。
◎旨さ引き出すソース
魚の旨みを引き出すソースには、マイルドなココナッツミルクと爽やかな酸味のトマトやタマリンドを使用。ケララのフィッシュカレーには欠かせないマスタードシードとフェンネルは最初に油で炒め、香りを引き出しています。さらに爽やかな香りの蔵王カレーリーフとにしきや特製スパイスミックスで、香り豊かなソースに仕上がりました。
にしきや「バターチキン」
内容量:180g
実勢販売価格:550円(税込)
◎濃厚な味わい
ギー(バターオイル)でカシューナッツペーストを炒め、北海道産生クリームを加えて深みを出しました。濃厚でありながら、トマトの程良い酸味が効いた、味わい深いカレーです。
※ギーとは、発酵バターを煮て溶かし、沈殿物を取り除いた「バターオイル」の一種です。◎辛さ控えめだけどスパイス感はしっかり
まろやかなで濃厚な味わいのバターチキン。辛さは抑えながら、スパイスの香りはしっかりと感じます。スパイスはにしきや特製スパイスミックスに、バターチキンには欠かせないカスリメティを合わせています。カスリメティは、バターチキンのようなクリーミーなソースととても相性が良く、甘い香りが食欲をそそります。
にしきや「パラックパニール」
内容量:180g
実勢販売価格:550円(税込)
◎濃厚な旨み
「パラック」はほうれん草、「パニール」はカッテージチーズを意味します。カッテージチーズはこの商品のために地元・蔵王のチーズ工場でつくり、改良を重ね、より食感がやわらかくクリーミーなものに仕上がりました。カッテージチーズと生クリームの濃厚な野菜カレーです。◎3種の青菜のおいしさ
ほうれん草をベースに、小松菜、ケールの3種の青菜を組み合わせ、野菜のおいしさを存分に引き出しました。ソースは国産ほうれん草のペーストにトマトの旨みや炒めたまねぎの甘みをプラスし、より日本人好みの濃厚な味わいに仕上げました。
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