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・プレゼンテーションに一工夫こらしたメインの肉
テーブルの上に炭火コンロが置かれました。
え、焼き肉? と思った瞬間でした。シェフがさっそうと鉄板を持って登場。
そういうことだったのですね。テーブル横で仕上げてくれるんです。臨場感が堪りません。
オーナーによれば「日本の鉄板焼きみたいに、お客さんの目の前で肉を仕上げるレイアウトにしたかったんだけどね」とのこと。
それが難しかったので、このスタイルを考え出したのだとか。ありそうでなかなかないプレゼンテーションですね。
鉄板に落ちた肉汁も肉に垂らします。
このままでもOKですが、薪火で一気に火を入れているので、ミディアム・レア状態。
もう少し火を通したい方の仕上げと、最後まで美味しく食べられるように保温のため、炭火コンロを置いているようです。
ウェルダンまでしっかりと焼き込む一般的なアルゼンチンスタイルとは少し違いますが、一つひとつのプレゼンテーションに、とにかく肉を美味しく食べてもらいたいという意気込みが伝わってきます。
さて、肝心の肉ですが、日本人としては、オーストラリア産の和牛と言うと、ちょっと変な気分になってしまうのですが、これが食べてみると、別物としてアリだと思うようになってきました。
東京オリンピックで使う食材の認定基準でアニマル・ウェルフェアが話題になっていますが、オーストラリアもこの基準に即して牛の畜産も放牧がスタンダード。
その分、肉質があっさり目で、日本の牛舎で育てられた和牛のような舌にまとわりつくような脂感は、良くも悪くもありません。
もともと私自体、霜降りよりも赤身肉を好んでいますので、そういったタイプの方には、食べてみる価値はじゅうぶんにあると思っています。
これだけ食べて、税込み465,000ルピア(約3,800円)。バリにしては、それなりの値段ですが、日本からすればやっぱり安いです。
偶然の出会いではありましたが、良い店を見つけました。
『Batubara -Argentinian Grillery-(バツバラ)』店舗情報
平均予算:400,000~800,000ルピア(約3,200~6,400円)
営業時間:ディナー 18:00~0:00
定休日:火曜
電話番号:+62 815 5799 376
住所:Jl. Raya Pengosekan Ubud No.108, Ubud, Kabupaten Gianyar, Bali
オフィシャルfacebookpページ(英文)はこちら
予約の仕方
満席のことが多いので、基本的には予約したほうがベター。電話かオフィシャルfacebookページからのメッセージで(英語、インドネシア語)。
日本語での予約は、代行サービスなどが便利です。
日本語可!『バツバラ』をグルヤクで予約する
店の地図
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