山梨・北杜市『素透撫 STOVE(すとうぶ)』創作料理

Yamanashi-Nagasaka-Restaurant-Stove

現代美術作家・杉本博司がデザイン、清春芸術村に隣接するレストラン。

北杜市長坂町の清春芸術村に隣接したレストラン『素透撫 STOVE』。

このレストランは、現代美術作家の杉本博司が内装を手がけたことで知られています。

もともとは、岩波文庫の創刊にたずさわった小林冬青の旧宅「冬青庵」を鎌倉より移築したそう。

『素透撫 STOVE』という店名も杉本氏によるもので、”素材を透明になるまで撫でるように慈しむ”といったイメージだとか。

 

山梨県産の素材を使ったコース料理

メニューはコース料理のみで、ランチは3,500~7,500円の3種、ディナーは7,500~9,500円の2種から選べます。

内容は、地の野菜を中心に、山梨サーモンやワインビーフなど、地産地消的なスタンス。

 

それらを郷土料理ではなく、現代的なプレゼンテーションで味わえる創作料理と言った感じでしょうか。

 

一分の隙もない内装の完璧さが導く、ふしぎな食空間体験

やはり、気になってしまうのは、内装です。

その意味で、ここでのディナーは、他のお店では感じたことがない、ふしぎな体験でした。

レストランでの食事の楽しさや心地よさが導き出されるには、料理やドリンク以外にも、サービスだったり、空間だったり、音楽だったりと様々な要素が絡んでいます。

ただし、何が主役で、何が脇役かは、はっきりしていたほうがいいでしょう。

料理を活かすためのドリンク、それらがきれいに見えるような照明や空間、料理を食べている人の緊張をほどくサービスや、気持ちよくする音楽(音楽をかけないという選択も含めて)と、基本は料理と食べる人が主役だと思っています。

それ以外のものが脇役としてきっちり働いてこそ、食後の満足感が高くなる、と。

逆に、各要素がそれぞれクオリティが高くても、個々の主張がぶつかりあってしまっては、船頭多くしてなんとやら、です。

私自身が建築やアートが好きだからということもあるのかもしれませんが、内装や諸所に飾られた杉本氏の作品が強烈なんです。

だって、美術館のガラス越しにしか見たことのないオリジナル作品が、箸の先にあったりしますし、そもそも、その作品のなかに座っているようなものです。

明らかに、主客が逆転している感覚。

誤解を承知で言えば、空間が主役、料理がBGMになる店というのもあっていいんだ?ということを、この『素透撫』ではじめて感じました。

 

 

『素透撫(すとうぶ)』店舗情報

Yamanashi-Nagasaka-Restaurant-Stove
営業時間:11:30~15:00(L.O. 14:30)、18:00~21:30(L.O. 20:30)
定休日:月曜(ただし、祝日の場合は翌火曜休み)
電話番号:0551-45-7703
住所:山梨県北杜市長坂町中丸4551
オフィシャルwebはこちら

予約に関して

電話で受け付けています。とくに観光シーズンの週末のランチは混み合うことも多いので、予約したほうが確実です。

店の地図

 

 

 

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