名古屋・大曽根『矢田かつ（旧店名：矢田とん）』とんかつ・味噌かつ

2022.05.23 / 最終更新日：2022.10.03

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創業は昭和40年の老舗でありながら、味噌カツの名店として徐々に評価を上げてきている街場のとんかつ店。

名古屋・大曾根『矢田かつ（旧店名：矢田とん）』とんかつ・味噌かつ

平均予算：ランチ 2,000～3,000円、ディナー 5,000～7,000円／「食べログ100名店」　　

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昭和40年創業の老舗味噌かつ店

私事ですが、小中高校を過ごした家のすぐ近くにある、とんかつ店。

あまり外食をしない家庭で育ったのですが、たまに出かけるときは、ほぼ一択で『矢田とん（当時の店名）』だったのです。

そんな青春の思い出とも言える旧知のお店が、今では『矢場とん』を押さえ食べログの100名店に入り、名古屋きっての味噌かつ店に出世していったのです。

今ではミシュラン星付き店のシェフと公私にわたる付き合いもある身だったとしても、やはり感無量なのです。

同じ団地に住んでいた幼馴染みがNHKの人気キャスターになったことに譬えればいいか、貧乏大学生時代に米を分け合っていた同郷の友が、人気ゴスペルグループとして活動を続けていることに譬えればいいか。

私にとって、現『矢田かつ』とはそんな存在なのです。

極上のモチ豚ロースを使用した現在の味

さて、名古屋を出てからは、10年に1度くらいしか来る機会はないので、以前のメニューの詳細は忘れているのですが。

名古屋・大曾根『矢田かつ（旧店名：矢田とん）』とんかつ・味噌かつ

現在は、味噌かつとソースかつのどちらにも力を入れているよう。

まずは、味噌かつです。

名古屋・大曾根『矢田かつ（旧店名：矢田とん）』とんかつ・味噌かつ

そうそう、この味噌の味。

長年のブランクがあっても、舌は覚えているものです。

『矢場とん』などと比べると、味噌ソースの粘度はユルめなのですが、コクが強めなのが特徴。

味噌かつ自体もさることながら、付け合わせののもっちりしたスパゲティの美味しさも、何十年も変わっていないのでしょう。

名古屋・大曾根『矢田かつ（旧店名：矢田とん）』とんかつ・味噌かつ

とはいえ、代が替わって、今の状況に合わせたアップデートはしっかり施しています。

その最たるものが、モチ豚に特化した食材選び。

ソースの味、揚げの技術は引き継ぎつつ、肉自体の旨みも安定した現在の姿に、やはり感無量です。

メニュー

【定食】
「味噌とんかつ定食」並1,100円/上1,400円
「ソースとんかつ定食」並1,100円/上1,400円
「ヒレかつ定食」1,500円
「ロースかつえびミックス定食」1,700円
「ヒレかつえびミックス定食」1,700円
「貝柱ホタテフライえびミックス定食」1,600円
「魚フライえびミックス定食」1,600円
「えびフライ定食」1,800円
「魚フライ定食」1,100円
「かつ丼」850円
※単品の場合は、全品200円引き
※定食のお持ち帰りも可

【ランチ】
「味噌とんかつランチ」800円
「ソースとんかつランチ」800円
「魚フライランチ」800円
「かつ丼ランチ」800円

＊メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。