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高山の屋台村で、めきめき頭角を現したビストロ。
自然派レストランを標榜し、高山では既になくてはならないフレンチになっています。
平均予算:ランチ 2,000~3,000円、ディナー 5,000~7,000円/「ゴ・エ・ミヨ 2023」POP
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店の特徴
高山の人気フレンチなどで修業したシェフ。
料理に基本は、オーソドックスなフレンチ・ビストロのそれですが、“自然派料理”を標榜しているように、地元産の食材を中心に据えることが、独特な個性に繋がっています。
出身は、奥飛騨の中尾高原だそうで、山菜などの収穫スポットは、子供のころから心得ているようですし、猟師などとの関係も深いので、ジビエなどもお手の物。
店の場所は、でこなる横丁。
いわゆる屋台村に近いエリアですが、若手の登竜門になっているところが面白いスポットです。
ここで成功を収めたら、実店舗へとランクアップしていく流れが、高山ではできています。
私自身、最近は3か月に1度のペースで、この「でこなる横丁」を訪れていますが、お気に入りだった店がなくなったなぁと近くの店に聞くと、「ああ、○○町に店出しましたよ」ということもしばしば。
高山の次の時代を担うビストロへ
この『ナチューレ』、2021年12月にオープンして約1年半、ゴ・エ・ミヨ2023のPOPカテゴリーに掲載されたり、名実ともに高山のフレンチの注目店として、定着してきているようです。
カジュアルなバルのような雰囲気で、その日の黒板メニューのなかから注文を決めていきます。
ワインはグラスのオレンジワインから。
シェフの実家、中尾高原の秘密のスポットで自生しているというクレソン。
滋味深めで、ワインによく合います。
新玉ねぎのポタージュ。
赤ワインは、次の肉料理に合わせて、強めのものを。
北イタリア・ピエモンテのネッビオーロダルバ。
限定メニューとして出ていた仔鹿のロースト。
ヒレの部分ですが、臭みがなくスムースな食感にしめ方のていねいさなど出自の良さがあふれ出ています。
自然派レストランであることを標榜して、「Nature」という店名にしているのですが、屋台村の雰囲気も相まって、その肩ひじ張らない雰囲気に「自然体」という言葉の方がしっくりくるお店でした。
ただ、そろそろ、市内に店を構えようかと考えているタイミングのようで、「次に高山、いらっしゃるときは、ここにはいないかもしれませんね」と店主。
それはそれで楽しみです。
メニュー
【アラカルト:例】
「飛騨の畑のサラダ」1,400円
「バーニャカウダ」1,600円
「干し柿と鹿のテリーヌ」1,800円
「飛騨産鹿のロティ」3,800円
「元海上自衛隊が作る飛騨牛海軍カレー」1,400円
ほか
【コース】
「ランチ コース」2500円
「ディナー コース」4500円
【ドリンク:例】
「グラスワイン」700円~
「生ビール」700円~
「自家製ジンジャーエール」550円
*メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。
予約方法
電話にて。
店の地図・アクセス
JR高山本線「高山駅」より徒歩約9分
『フランス食堂 Nature(ナチュレ)』店舗情報
営業時間:ランチ <日・月・火>11:30~14:00(L.O.13:30)、ディナー 18:00~22:30 <土>17:30~22:30
定休日:水曜
電話番号:090-7367-5663
住所:〒506-0017 岐阜県高山市朝日町24 でこなる横丁
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