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ベトナムの首都ハノイ。
ベトナム渡航というとホーチミンを思い浮かべる方が多かったかもしれません。
けれども、その落ち着いた雰囲気や、IT分野への優秀な人材を輩出する大学などがあることなどにより、観光でもビジネスでも、ハノイは、より日本と近くなっているのではないでしょうか。
そんな政治と文化の街・ハノイのグルメシーンを、高級レストランからローカルグルメまでご紹介します。
introduction ベトナム・ハノイのグルメシーン概略
商業の街・ホーチミンに対して、政治と文化の街・ハノイ。
そういったキャラクターから、グルメシーンに関しても落ち着いた店も多く存在することが特徴です。
注目すべきは、実力のあるフレンチが多いこと。その筆頭は、マリオットホテルの『フレンチグリル』でしょう。
またヌーヴェルヴェトナミーズ以降、フレンチとベトナム料理のフュージョンも盛んで、『MADAME HIEN』、『PORTE D’ANNAM』などを展開しているフランス・ノルマンディー出身のDidier Corlou 氏が、そのシーンを牽引していたと言ってもよいかもしれません。
また、2013年にはベトナムで初となる「アジアのベストレストラン50」のランク入りを果たした『Don’s Tay Ho』(現在は閉店)。
現在もっとも面白い流れは、アジア各都市の最先端と共鳴しているようなレストランが生まれ始めていることでしょうか。
『MAD Society』、『The T-Art』など、ベトナム料理でありながら、インターナショナルな視点でつくられる新感覚のレストランが注目を浴びています。
ドイモイ政策が始まったころ、「ヌーベル・ベトナミーズ」がムーブメントになっていましたが、現在は単にフランス料理との融合するのではなく、ベトナム料理を進化させる方向への動きが顕著なので、今後も注目していきたい分野です。
もちろん、ハノイ名物ともいえるストリートフードも相変わらず活況を呈しています。
「フォー」や「バインミー(ベトナム風サンドイッチ)」をはじめとした食べ歩き、道端のローテーブルで焼肉などをつまみながら飲むベトナムビールなど、旅の思い出になるようなローカルフードは盛りだくさんの街です。
各ガイドでのハノイの評価
ミシュラン・ガイド
発行対象エリア外です。
アジアのベストレストラン50
2013年のNo.47に『DON’S(Tay Ho)』がノミネートしていました。
La Liste
最新の2020年度版で『Spices Garden』がベスト1000入りしています。
各ランキング・ガイドの特徴についてはこちら
Foodies Asiaでの掲載記事
まとめ記事

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