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マカオのハイエンドなレストランとしては、フレンチ『ロブション オ ドーム』や広東料理『The 8』などグランドリスボア内のお店が話題を呼んでいますが、旧館となる「ホテル・リスボア」にも穴場がいくつかあります。
今回はそんな1つ、ポルトガル料理の『Guincho a Galera(ギンショ ア ガレーラ)』をご紹介。ポルトガルにある本店はミシュラン星付き。モダンな仕立てに、ポルトガル料理の底力を感じます。
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ホテルリスボアのモダンなポルトガル料理
マカオでは、既に郷土料理とも言えるポルトガル料理ですが、その分、美味しい店は多くても新しい動きは出ていない印象でした。
そんなことを話しているいうと、いやいや、結構モダンな感じでやってる店もあるよ。というマカオ通の方からの情報を信じて、まずは『Guincho a Galera(ギンショ ア ガレラ)』にトライ。
ポルトガルの本店は、星付き店です。
場所は、ホテル・リスボアの旧館。まずこの建物の見た目で笑ってしまいます。日本で言えば昭和遺産的なセンス。
でも、やり切っているところに、嫌な感じはしません。
『ギンショ ア ガレラ』へは、カジノの正面から入るとたいてい迷子になりますので、新館「グランド・リスボア」とのガラス張りの連絡通路のあたりの入口から入ることをおすすめします。
エレベーターを3階で降りると、すぐエントランス。コロニアル感が漂う、古き良きイメージです。
実はこのフロア、グランドリスボアに移転する前の『ロブション』が入っていた場所です。
インテリア全般も、クラシカルなテイストを残しています。こういう雰囲気のレストラン特有の落ち着きもあるので、無くならないでほしいものです。
コスパの高いランチのプリフィクスコース
マカオのホテルレストランとしては、ランチコースのパフォーマンスが高いと聞いていたので、迷わずそれで。
「2 courses with dessert」で310マカオパタカ(約4,300円)、「3 courses with dessert」で380パタカ(約5,300円)。ワインペアリング2杯付きでも、それぞれ約6,200円と約7,000円です。
プリフィクスコースで、前菜、スープ、魚料理、肉料理から選んでいくスタイルなのですが、前菜、魚、肉でもいいよということだったので、「3 courses」にしてみました。
普通は、前菜、スープ、魚か肉なのでしょうが。
まずは、パン3種。プレーンな食パンとバゲットタイプ、レーズン入りのバゲットとそれぞれ手堅く美味いです。
バターの一つは、鱈ペースト入りで、使い分ければ味のバリエーションも付けられます。
ふつうのランチなら、これとスープで十分すぎるようなボリューム。
前菜に選んだのは豚耳のサラダ。ポルトガル中部のアレンテージョ風の煮込みは食べたことがあります。
ただ、アレンテージョ風のサラダが何を意味するのかは想像がつかなかったのですが、サラダに豚耳でアクセントを付けたものだろうと高をくくっていたら、出てきてびっくり。
なんと小洒落た盛り付けでしょうか。
奥のメインとなるパーツは、確かに豚耳の燻製をアクセントに野菜を食べる感じでしたが、手前にリエット風のものまで添えられています。
右側はピクルス系。ドライトマトの塩味が、南欧気分を高めてくれます。
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