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・アジア全域でみても、グローバル・チャイニーズの最先端
メインは、北京ダックのキャビア乗せが有名なのですが、どうも上海の広東料理店で北京ダックもなんだかなぁというひねくれて、豚のバーベキューをセレクト。
これが食べたかったから来たようなものなのですが、「排骨(Pork Rib)」。
ギャートルズ的にかぶりつく気マンマンでいたら、スタッフの方がすかさず切り分けてくれました。思惑がバレていたか?
肩肘張った雰囲気ではなく、それなりにワイワイガヤガヤと楽しめばいい店ですが、高級店ではあるので、最低限のマナーはキープしたほうがいいですね。
切り分けてもらったものの、そんなことをしなくても箸で着れるほどのホロホロ具合。
過度になりすぎないちょうどよい味付けは、現地の人にどういう印象を与えるのかはわかりませんが、日本人の私にはじゅうぶんアリです。
美味しさはわかったので、今度行ったときには北京ダックと両方頼みます。
デザートには、「金色羽毛(Golden feather)」。
店のシグネチャーだと言いますし、メニュー名からまったく想像がつかなかったので、かえって興味をもったのですが、こういうことだったのですね。
羽根と巣の中に大きな卵です。
種を明かせば、殻はチョコレートで、中の白身と黄身はパンナコッタです。
デザートにまったく中華の要素がはいっていなかったことも大きいでしょうが、食後感として中華料理を食べた!という気分にはあまりなりませんでした。
むしろ、それがこの店に対する賛辞だと思います。コテッコテの中華を求めるのなら、この街には名店がほかにもたくさんあります。
けれども、ヨーロッパ的に洗練されて、オシャレに楽しく、美味しく楽しめる中華料理店は、まだまだそう多くはないのですから。
これまでは、ニューヨークやロンドン、香港あたりにしか存在しなかった「グローバル・チャイニーズ」。
上海では、その筆頭となる、特別なレストランでしょう。
『HAKKASAN(ハッカサン)』店舗情報
営業時間:17:30-0:30 定休日:無休
電話番号:+86 21 6321 5888
住所:上海黄浦区中山东一路18号5楼
オフィシャルHP(英文)を見る
ドレスコードと店の雰囲気
開放感に溢れたお店なので、いわゆる「スマートカジュアル」が無難でしょう。食事の間も含めて、コミュニケーションは英語か中国語が話せる方なら、まったく問題ないでしょう。日本人客は少なめで、日本語での細かな対応は難しそうです。
予約の仕方
電話のほか、オフィシャルwebなどから。
日本語でやり取りしたい場合は、予約代行サービスが便利です。
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店の地図
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