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シェムリアップで、クリエイティブなレストランとして真っ先に挙がってくる店の一つが、この『Mie Café(ミー カフェ)』。
このジャンルでは、『Cuisine Wat Damnak(キュイジーヌ ワット ダムナック)』と並び称されること多いレストランですが、気持ち西欧料理寄りで、お値段もカジュアルであることが特徴でしょう。
平均予算:ランチ 2,000~3,000円、ディナー 3,000~5,000円
スイス仕込みの技術で、カンボジアの食材やレシピを活かすフュージョン・ダイニング
町のすぐ北、古代のアンコール寺院への道すがら、シャルル・ド・ゴール通りから20mほど支道を入ったところにある、伝統的なクメール家屋が目的地です。
広々とした庭と一軒家だけ写っている写真をよく見かけるので、かなり僻地かとも想像していたのですが、メインストリートからちょっとはずれたくらいでした。
・料理の特徴
シェフはスイス料理の研鑽を積んだ方で、その経験と伝統的なクメール料理の知識を組み合わせたフュージョン料理が特徴です。
その真骨頂は、コース「GOURMET MENU」に主に表れています。
アラカルトでは比較的オーソドックスなクメール料理という使い分けで、概ねイメージができると思います。
・デザートを含めて6皿のコース「GOURMET MENU」を紹介
料金はランチでもディナーでも、25USドル(約2,800円)。
内容と比較すると、かなりお手頃に思えます。東京や香港などだったら、5,000~7,000円くらいでもおかしくないでしょうか。
メニューは、かなり頻繁に入れ替わるようですが、2019年6月の内容をご紹介していきましょう。
「Kompot crab & smoked salmon cussabi, 2 years age lime pickle top with salmon roe」
シグネチャーの一つとも言える「カニ身とスモークサーモンのコンポート」。
キュウリのピクルスで包まれ、上には筋子が載っています。
「Pan seared red tail cat fish fillet with brown butter served with banana flower, fruit salsa and tomato cilantro sauce」
ナマズ系の淡水魚「レッドテールキャットフィッシュのフィレのソテー」。
奥は、バナバの花。
バナナの花を意識したことはなかったのですが、マコモダケのような食感に似ているでしょうか。しかも、実は栄養価も高いよう。
「Mekong lobster prawn bouillabaisse with a touch of Cambodian curry flavor, sticky rice, herb and flower」
ロブスターと海老の中間くらいのサイズでしょうか。味もそんなイメージです。
ソースの軽めのカレーテイストが、アジアっぽさを漂わせていていい感じ。
スティッキーライスもありますので、海老カレーライスですね。
「Mango passion sorbet」
口直しのソルベ。
結構しっかりしたボリュームだったので、デザートかと思ったら、次にメインが出てきました。
「Lamb Bourguignon la miecafe」
「羊肉の赤ワイン煮」。
フランス料理の定番も、ハーブなどの使い方によってアジアンテイストに仕上がっています。
「Hot creamy chocolate fondant, homemade mango passion fruit sauce, served with vanilla ice-cream」
「フォンダン・オ・ショコラ」は、期待通りに中はトロッ!
「バニラのアイスクリーム」と相性は鉄板ですね。
『Mie Café(ミー カフェ)』店舗情報
営業時間:ランチ 11:00~14:00、ディナー 17:30~21:15
定休日:火曜
電話番号:+855 12 791 371
住所:#0085, Phum Treng Khum Slorgram, Krong Siem Reap
オフィシャルwebページはこちら
予約に関して
予約は電話か、オフィシャルwebから(英語・カンボジア語)。
店の地図
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