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台北駅からMRTで約30分、軽いお出かけスポットとして人気の北投温泉。山の中腹にある広い敷地の中にレストランとカフェ、温泉、足湯が併設された『少師禅園/Marshal Zen Garden(シャン・ガーデン)』。
100歳の長寿を全うした張学良に縁のある場所で、彼らの愛した料理を再現したコース料理が評判です。
平均予算:ランチ 5,000~7,000円、ランチ 7,000~10,000円/「La Liste 2019」Top 1000入り
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日本語可!『少帥禪園』をグルヤクで予約する
張学良の愛したメニューを現在に蘇らせた『少帥禪園』
この『少帥禅園』は、1920年代に建てられた2棟の日本家屋を中心に、もともとは「新高旅社」と呼ばれ、当時の紳士たちが宴や温泉に利用していました。
第二次世界大戦中は日本軍神風特攻隊の出戦前の保養所として使われるなど、北投、いや台北の100年歴史を見守ってきた歴史的な建造物なのです。
その中でも、よく知られるのは、1960年代に張学良夫婦が、当時の蒋介石総統にこの場所に軟禁されていたこと。中国史好きには、行っておくべきスポットの一つかもしれません。
現在の宿泊施設、レストラン、カフェ、日帰り温泉が揃う施設になったのは、2011年のこと。このリニューアルにより、とくにレストランは北投でも名店だと評価を上げ、『La Liste』では、TOP1000入り、No.518にランクインしています。
長寿を全うした張学良お気に入りの料理をコース化
現在この『少帥禅園』で出される料理は、実は張学良の好物をメニュー化したもの。
毀誉褒貶があり、台湾の方でも評価が分かれる人物ですが、100歳まで生き抜いた健康な身体に対して、畏敬の念を抱いている人が多いようです。
エビや山菜など、まさか自分の好物が多くの人に提供されているなんて、張の本人は思ってもいなかったでしょう。草葉の陰で笑っているとは、このことではないでしょうか。
ランチ・ディナーとも同メニューで1500元、1600元、2500元の3コースのみ(約7,500~12,000円)。お茶も含まれています。
特別メニューを追加したり、豊富なリストのワインなどのアルコールは別料金になります。
禅と健康という言葉から、精進料理かとも思ったのですが、実際の料理は素材を活かしたシンプルな味付けのものです。
中華料理ではないので、お間違えなく。
外国語での予約が面倒な方は、代行予約が便利です。
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