台湾・台北『Toh-A’桌藏』フレンチ&台湾フュージョン ☆

Taipei-Toa'A-Restaurant

台湾のフレンチシーンを牽引してきたスターシェフの1人が、2015年にようやく築いた自らの城が『Toh-A’桌蔵』です。
禅をテーマに各界のエキスパートを招いて理想の空間に仕上げた蔵のような日本家屋。フランス料理と台湾料理をミックスした力強い料理。
繊細かつ大胆な、ベテランならではの醍醐味が詰まった、ありそうでなかった店でした。

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モダンフレンチの名匠が手がけるニュー台湾キュイジーヌ

マカオで生まれ、香港で育ったオーナーシェフの布秋榮(William Bu)、通称:阿布(Abu)氏は、台北のモダンフレンチを牽引してきたシェフの1人と言えるでしょう。

香港のヒルトンホテルのフレンチレストランや、ときにドバイなどで腕をふるったと聞きますが、20年以上そのホームタウンと言えるのは台北だった人です。

そんな名うてのシェフが、ようやく自分の店を2015年10月にオープン。それが、この「Toh-A’桌藏」です。

 

 

禅スタイル実現のために各分野のエキスパートが集結

最寄り駅はMRTの文湖線「科技大樓站」。歩くと、10分くらいでしょうか。住宅街のなかに、突如モダンな入り口が見えてきます。

Taipei-Restaurant-Toha

料理だけでなくデザイン的なセンスを持っているシェフだったのか、オープンにあたって、設計デザイナー、フラワーアレンジメント、アーティストと各分野のエキスパートを招聘。

Taipei-Restaurant-Toha

エントランスを入ると、パッサージュには瓦を印象的に使ったデザイン。

中に入ると、シックなトーンの中で、要所要所に東洋的なモチーフを使った快適空間です。

ちなみに店名の「桌蔵」とはテーブルの意味。「Toh-A’」はテーブルのモデル名だとか。店名からもデザイン・コンシャスなスタンスがにじみ出ています。

Taipei-Restaurant-Toha

全体のデザインの根本にあったコンセプトは、日本の禅だったと聞きます。

この建物も、築80年の日本建築。リフォームし、店内の隅々の設えに至るまでかなりセンス良くまとめています。

Taipei-Restaurant-Toha

楽埔/Leputing(ラプティン)』にしろ、『八拾捌茶輪番所』にしろ、旧統治時代の日本建築をうまく使っているところに、日本人としてはちょっと嬉しくなります。

コースはプリフィクス。メイン料理のセレクトで4~5種

テーブルに置かれたうちわがメニュー。裏は英語メニューになっています。

https://foodies-asia.com/

ランチコースは5皿で、1,500~1,980台湾ドル(約5,500~7,500円)。

メインの肉料理によって料金が替わります。この日は、魚、鴨のコンフィ、子羊のショルダー、和牛のシチュー、和牛のリブアイがありました。

ちなみに、ディナーコースは3,300台湾ドル(約12,000円)で、アラカルトもあるそうです。

https://foodies-asia.com/

ワインも、泡、白、赤とそれぞれ2-3種グラスワインがオンリスト。ロゼのスパークリングが置いてあったのも嬉しいところです。

イノベーティブ系で、どんな料理が出てくるかわからない場合、ロゼが一番合わせやすいと思います。

Taipei-Restaurant-Toh

まずは、「自家製パン」。3種の違ったタイプのパンが出てきます。笹の葉をイメージした器にフランス産のバターを添えて。

Taipei-Restaurant-Toh

冷前菜も3種。

Taipei-Restaurant-Toh

「北海道のほたて」「台湾の小巻」「オーストラリアのあわび」と、石皿にもられています。

Taipei-Restaurant-Toh

どれも素材の味を活かしたシンプルなテイストです。

小品ですが、素材の組み合わせや盛り付けなどにアイデアも詰まっていますし、絶妙な火の通りなど調理も適切。前菜から本気度が伝わります。

 

 

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中国語、英語などで予約するのが面倒な方は、代行サービスなどが便利です。

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