国別・都市別のアジア美食力ランキング。アジアを網羅するサービスの結果を総合して再集計してみました

Asia-Foodie-Ranking

アジアでもっとも美食力の高い国、都市はどこか。アジアを横断する食いしん坊にとっては、そんな重要な地勢図があれば、グルメ旅の目的地を効率的に決められませんか。ということで、「アジアのベストレストラン50」「La Liste 2018 」「OAD(Opinionated About Dining)」と全域を網羅する3大レストランランキングを独自に集計し直し、試算してみました。

アジア各国をクロスする各ランキングを統合して国別・都市別に統計を取ると?

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2018年度「アジアのベストレストラン50」が3月27日に発表されたことによって、「La Liste 2018 」「OAD(Opinionated About Dining)」と2017年を対象としたアジア全域を網羅するレストランランキングが出揃いました。

 

すべてハイエンドなレストランに対するランキングですが、それぞれ違ったポリシーがあり、個性があります。

プロの料理関係者や食通が、その年に感動したレストラン体験を投票する「アジアのベストレストラン50」。プロの目を通しているので、活きの良いレストランがピックアップされますが、投票権を持つアカデミー会員の数が限られているので、アジア全域を隅々まで網羅できているわけではないでしょう。

その逆を行くのが、「La Liste 2018 」。世界165カ国の550のガイドから約2615万以上のレビューをスキャンし、公平なアルゴリズムにしたがってランキング化。分母が多いので、広範なエリアを網羅していますが、その分、新しい動きに対する反映速度は劣ります。

また、「OAD」は上記2つの間を行くようなスタンス。一般ユーザーによる投稿なのですが、投稿者の信頼度も計測されているので、「食べログ」の高級版と言ったイメージでしょうか。

その平均を取ってみたくて、この3つのインターナショナルなランキングをかけ合わせ、国別・都市別に整理し直してみるとどうなるでしょう。

*ポイント換算のレギュレーションは、記事最後に掲載していますが、筆者独自のものです。加点基準をズラせば若干違った順位になる可能性はご容赦ください。

 

1)国エリア別ランキング(総合ポイント)のトップが日本、2位が中国、3位が香港

まずは国別。経済で言えば、国内総生産(GDP)のようなものです。

*棒グラフが総合ポイント。

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結果は、日本がトップ、2位が中国、3位が香港です。なお慣例上、香港とマカオは独立して計算していますが、中国と一つにまとめるなら、3位はタイです。

タイ以降、シンガポール、マカオ、韓国、台湾あたりまでは混戦。国で見れば、同じくらいの数のハイエンドなレストランがあるということになります。

*ポイント数詳細はこちらを(クリックすれば大きく表示されます)。

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2)平均値を換算した国・エリア別ポイントでは、トップがマカオ、2位が香港、3位がシンガポール

国全体のランキングのですが、気になるのは、国の規模がそれぞれ違うこと。

例えば、中国の人口とシンガポールの人口を比べたら約250倍の開きがありますし、国内総生産(GDP)においてもまちまちです。日本とタイと比べると約12倍の差があります。

であるならば、経済では「1人あたりのGDP」も重要な指標と捉えられているように、総得点を人口で割って並び替えてみるとどうなるでしょうか?

*オレンジの棒グラフが換算ポイント総数、青の折れ線が参考値の1)の国別総合ポイントです。

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一気に順位が入れ替わりますね。1位がマカオ、2位が香港、3位がシンガポールです。日本は5位。

ハイエンドなレストランの密度としては、都市機能を小さいエリアに集約しているマカオ、香港、シンガポールが強いということでしょうか。もう浮かび上がるキーワードは観光立国であるなど、ビジネスもふくめて、インバウンドの訪問客が多い地域が上位にくる結果に終わりました。

*ポイント数詳細はこちらを(クリックすれば大きく表示されます)。

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3)都市別ランキング(総合ポイント)ではトップが東京、2位が香港、3位が京都

ほとんど都市国家のような地域が強い2)のランキングをみると、都市別で見ていくことにも価値があるような気がします。まずは国エリア別と同じように総合ポイントを算出。何らかのかたちでランクインしたレストランを持つ都市(日本は都道府県)は総計49になります。その上位20位をグラフ化してみると、こちらのようになります。

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東京が断トツで1位、2位が香港です。ここまではある程度予想通りでしたが、3位が京都、4位が北京、5位が上海。

香港、マカオ以外の中国は国別ではそれほど存在感はありませんでしたが、北京、上海にも一定数ハイエンドなレストランが存在していることが顕著になります。また、大阪・兵庫だけでなく、石川、北海道、福岡など日本の地方都市も健闘しています。

バリも20位以内にランクイン。インドネシアの他の都市はランクインしていませんが、バリだけはアジアではインターナショナルな美食都市のレベルに達しているとことになります。

*ポイント数詳細はこちらを(クリックすれば大きく表示されます)。

4)平均値を出した換算ポイントの都市別ランキングでは、トップがマカオ、2位が京都、3位が東京

国別と同じように、都市でも人口で割り、平均値を出してみます。

*オレンジの棒グラフが換算ポイントの総計、青の折れ線グラフが3)の総合ポイントで参考値です。

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ここでもマカオを浮上してきました。2位が京都で、3位が東京、4位が香港。意外だったのは5位に石川。たしかに金沢は、歴史のある名店が多いエリアですが、その集約度としても国際的に通用するレベルなのかもしれません。

5位以降は緩やかな曲線を描いているように、ほぼ大差はないと言ってもいいでしょう。どちらも美食都市のレベルに達しているとことになります。

*ポイント数詳細はこちらを(クリックすれば大きく表示されます)。

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まとめ

旅行や出張などで海外に行く際、多くの場合は、国というより都市で選ぶケースが多いと思います。

マカオ・香港、東京・京都では、ちょっと高級なグルメ旅の目的としても最適。続いて、北京・上海、バンコク、シンガポール。大穴は石川・富山の北陸、上海から足を伸ばせる杭州、あるいは香港・マカオから足を伸ばせる広州などが、ここ数年はシーンを引っ張っていく都市であることが、この統計からは言えます。

採点レギュレーションは、下記の通りです。
*50+1店舗がノミネートする「アジアのベストレストラン50」は、No.1が300pt、以下3ptずつマイナス、No.50が153pt、「One to Watch Award」が150pt。
*298店舗がノミネートする「La Liste」は、アジアのNo.1が400pt、以下1ptずつマイナス、同率でブービーのNo.268が133pt。
*200店舗がノミネートする「OAD」は、No.1が300pt、以下1ptずつマイナス、No.200が101pt。

 

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