タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

タイ・バンコク『ワンハンドレッド・マハセット(100 Mahaseth)』タイ北部料理

 

タイ東北地方のイサーン料理を提供する店はいくつもありますが、薪火で焼く肉料理をフィーチャーしたことでは個性が光る『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』。
真骨頂は、タイ国産の牛・豚・鶏・山羊などを丁寧に火入れし、盛りだくさんのタイハーブとともにいただくバーベキュー。
トップシェフたちからも注目を浴びる、その世界観を覗いてきました。

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

平均予算:ランチ 3,000~5,000円、ディナー 7,000~10,000円/「ミシュラン バンコク 2020」ビブグルマン掲載 

日本語可!『100マハセット』をグルヤクで予約する

 

タイ東北部イサーン料理をアップデートする新鋭

2019年のバンコクで、もっとも覚えておいたほうがいい1店かもしれません。

バンコクの新しめの店としては、名だたるシェフからもっとも愛されている注目株と言えるでしょう。

タイのフードトレンドを予測するというミシュランの記事では、『EAT ME(イート・ミー)』のティム・バトラー氏から名指しで注目すべき店として上がっていましたし、個人的には『Le Du(ル ドゥ)』のトン・シェフや『80/20(エイティ・トゥエンティ)』のジョー・シェフから「あそこは行っておいたほうがいいよ」と聞いていました。

そんな立ち位置はともあれ、このお店は、タイ東北部のイサーン料理、特にバーベキューをフィーチャーすることがコンセプト。

個人的には、薪火で焼く肉だということに、そそらていたんです。

 

・シーロムのはずれにある古民家レストラン

公共交通機関からのアクセスは、正直よくありません。

スラサックエリアと紹介されることが多いですが、BTSの「スラサック(Surasak)駅」からは徒歩で約20分。

国鉄&メトロの「フワランポーン(Hua Lamphong)駅」からも同じくらい。

タクシーを使ってしまうのがおすすめです。

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

店名と同じ、マハセット通りの100番にあります。

一軒家レストランといえば聞こえはいいですが、下町の雰囲気を残した古民家です。

とはいえ、店内は雰囲気よく改装されていて、木の温かい空気感にホッとします。

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

土曜日のランチに伺ったのですが、基本的にディナーと同じメニューでした。

平日は、安めのランチセットが出ているようです。

 

・基本は、イサーン料理のレシピに即した肉料理をアラカルトで

何といっても、店の特徴は肉です!

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

牛の骨髄を焼いた「Bone Marrow」。

ある意味希少部位で、ほかではなかなか食べられないシグネチャーです。

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

BBQは、牛・豚なども揃っていますが、山羊などがあるところが郷土食強しというイメージ。

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

お通し的に出される、生野菜やパクチーなどのハーブ系。

タイ東北地方のイサーン料理という名前は、日本でもよく聞くようになってきましたが、これらの辛めのソースやディップはこのイサーン料理に特徴的なもの。

ラオスなどにも地域的に近いので、生野菜やハーブを前菜的に出すのは、共通しています。

奥にあるのは、「ケープムー」という豚の皮を揚げたもの。

大ぶりのポップコーンみたいなニュアンスがあるのですが、皮の部分のサクッとした食感と、その下のゼラチン部分のトロっとした食感が楽しいスナックで、ビールに合います。

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

ちなみに、現在私達が「タイ料理」としてイメージされる料理は、このイサーン料理がルーツになっているという説も強くあります。

それまで、バンコクあたりで食べられていた料理は、もっと薄味だったとも言われていて、今のように唐辛子を多用したパンチのある味は、この東北地方の伝統から持ち込まれたということです。

 

・クラフトビールの品ぞろえが充実

ワインやカクテルも一通り揃っていますが、クラフトビール推しのお店のようで、それに乗るのも楽しいと思います。

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

タイのクラフトビールに詳しくはないので、どのボトルがいいとは言えませんが、いろいろ揃っています。

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

やっぱりタイと言えばこれ!みたいな方は、一般的なシンハー・ビールなども揃っています。

ちなみに、ランチタイムから18:00はハッピーアワーで、既成の瓶ビールと同じくらいの価格でクラフトビールが飲めるときもありましたが、最近はいつもやっているわけではなさそう。

 

外国語での予約が面倒な方は、予約代行サービスが便利▽
日本語可!『100マハセット』をグルヤクで予約する

 

2ページ目:【食レポ】2020年1月 >

3ページ目:【食レポ】2019年2月 >

 

100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』店舗情報

営業時間:11:00-23:00
定休日:無休
電話番号:+66 2 235 0023
住所:100 Maha Set Rd, Khwaeng Si Phraya, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500
オフィシャルFacebookページはこちら

オフィシャルinstagramページはこちら

タイ・バンコク『100 Mahaseth(ワンハンドレッド・マハセット)』タイ北部料理 ☆

予約に関して

予約は電話か、Facebookのメッセンジャーにて(英語、タイ語)。
外国語でのやり取りが面倒な方は、代行予約が便利です。

日本語可!『100マハセット』をグルヤクで予約する

店の地図

 

 

2ページ目:【食レポ』2020年1月 >

3ページ目:【食レポ』2019年2月 >

 

「ミシュラン バンコク」のビブグルマン掲載店を探すなら、こちらの記事がおすすめ▽

 

1

2 3


よく読まれている関連記事

  1. 大分・別府『オット・エ・セッテ 大分(Otto e Sette Oita)』イタリア料理

  2. 愛知・名古屋市『あつた蓬莱軒 本店(あつたほうらいけん)』郷土料理

    名古屋・熱田神宮『あつた蓬莱軒 本店(あつたほうらいけん)』郷土料理

  3. バンコクのタイ料理の人気店。カジュアルでもオシャレなおすすめレストラン7選 [my best+αシリーズ]

    バンコクのタイ料理の人気店。カジュアルでもオシャレなおすすめレストラン7選 [my best+αシリーズ]

  4. bangkok-restaurant-saawaan

    【バンコク】国際的評価もおしゃれさも抜群のコンテンポラリー・タイ・キュイジーヌ(現代タイ料理)。今行くべきレストランを厳選12店 [my best+αシリーズ]

  5. タイ・プーケット『スアイ レストラン(Suay Restaurant)』タイ・西欧フュージョン料理

    タイ・プーケット『Suay Restaurant(スアイ レストラン)』タイ・西欧フュージョン料理

  6. タイ・バンコク『アップステアーズ アット ザ ミッケラー(Upstairs at the Mikkeller)』アメリカン・イノベーティブ

    タイ・バンコク『Upstairs at the Mikkeller(アップステアーズ アット ザ ミッケラー)』アメリカン・イノベーティブ

※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています



エリアからお店を探す