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広州から唯一、「アジアのベストバー50」にランクインした注目店。
「スピークイージー」スタイルを取り入れた隠れ家バーで、毎晩ジャズライブも開催。
広州のバーシーンを先導する名店です。
平均予算:バー 3,000~5,000円
隠れ家バー
このページのトップに掲載したオフィシャルwebのこの写真を覚えておいたほうがいいでしょう。
看板も住所も出ていない店なので、この建物、この標識を覚えておかないと、迷ってたどり着けない確率は大。
注意深い方なら、店のアドレスに「庙前冰室」という言葉がついていることで理解できるかもしれませんが、私は「庙前西街58」という住所にばかり気を取られて、30分くらい店の前をうろうろしていました。
隠れ扉が、入り口になっているバーは珍しくはありません。
上海の『スピークイージー』、バンコクの『ク・バー』、マニラの『キュレーター・コーヒー』などそうです。
ただ、どちらも隠し扉の前の店にはスタッフがいて、「バー?」と口に出せば、入り口を教えてもらえます。
なので、演出だとわかるのですが、この『ホープ&セサミ』には、誰もいないんです。
ずかずかと誰もいない「庙前冰室」に入っていき、店の奥、右側のこんな棚が扉になってることに気づかないといけないんです。
予約を入れていたので、遅れることに申し訳なくなりながら、私自身、この謎を解くのに、30分以上かかっちゃいました。
電話すればいいのですが、運悪く、電話機能がない海外SIMを使っていたもので。
そんな壁を乗り越えれば、モダンなバーにようやく出会えます。
最初にトライしたのは、「SMELLS LIKE SUMMER」。
フェンネルの花のジンをベースに、ベルモットを加え、青草などがミックスされています。
泡は、バーカウンターのところでつくられている西欧梨と青りんごの発酵させたもの。
続いては、「BITTER & SWEET」。
本来はモクテルですが、ジンでアルコールを足してもらっています。
2杯とも実は非常に凝った素材の掛け合わせなのですが、そう見せずに、シンプルな印象を与えているところが、この店の特徴でしょうか。
2016年3月にオープンした「ホープ&セサミ」は、広州で初めてアメリカ禁酒法時代の非合法バー「スピークイージー」スタイルを取り入れた店として知られています。
このスタイルのバーではよくジャズの演奏がされていたことに倣ったのか、実はこのバーのなかにまた隠れたバーがあり、ジャズのライブを開催。
毎晩21時ごろスタートなので、そのスペースは行ってみてのお楽しみということで。
さらに、2020年にはレストランも始めるそう。そちらも楽しみです。
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『Hope & Sesame』店舗情報
平均予算:300-500中国元
営業時間:19:00-02:00 定休日:無休
電話番号:+86 188 1935 3461
住所:MiaoQian Xijie 48, Guangzhou, China/庙前冰室庙前西街58广州
オフィシャルHPはこちら
予約に関して
19:00と21:00からに限って予約可能。
オフィシャルに予約フォームがあります。
店の地図