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ハノイは、隠れ家カフェの宝庫。
場所は多少わかりづらくても、たどり着けばそこにはカフェラバーを満足させるインテリアやメニューが揃っています。
旧市街周辺にある、そんなおすすめカフェを厳選してご紹介。

進化するベトナムコーヒーの発祥の地・ハノイの隠れ家カフェ

エッグコーヒー、ヨーグルトコーヒー、ココナッツコーヒー、ピーナツバターコーヒー。

これはもはやコーヒーのイノベーティブではないかと思うほどベトナムコーヒーの進化が止まりません。

そのほとんどがハノイ発祥。飲み方だけでなく、おしゃれなカフェも増殖しています。

ここでは、おすすめのカフェのなかから隠れ家的な魅力を誇るお店に絞ってご紹介します。

正直、場所はわかりづらいです。最初はどこから入っていいのか迷うと思いますが、掲載している入り口の看板を探してください。

「え、ここ入っていいの？」という場所も多いと思いますが、気にせず突き進めば、そこにはカフェ好きの小さな楽園が待っているはずです。

 

 

 

 

①：ノスタルジックな小宇宙『リトル プラン カフェ』

アンティークというよりノスタルジックなインテリアが楽しいカフェ。

ホアンキム湖北側のロータリーから600mほど西に行った場所にあります。

ここもかなり入り方がわかりづらいのですが、看板を見つけて、2階に上がってみてください。

そこには、大好きなテイストのものだけ集めた小宇宙のようなかわいらしい店内が見つかります。

日本の感覚で言えば、昭和ノスタルジーな雰囲気もあり、60年代のフィルムカメラなどが、無造作にオブジェとして置かれています。

小さいながら、テラス席があって、夕涼みにも最適。

さらにロフトもあって、こちらのほうが、大好きな世界に没入できる箱庭感が強いですね。

 

Signature Cafe：ココナッツコーヒー（Ice 45,000ドン）

アイスでもノスタルジックなデザインのカップで出てくることにこだわりを感じます。

上にはビスケットが散らされていて、ココナツミルクのフォームとともにデザート感覚で楽しめます。

 

 

 

②：リサイクルファニチャーが楽しい『ヒドゥン ジェム コーヒー』

「Hidden Gem」つまり隠された宝物と名付けられたカフェ。

店名の通り、ここも最初は戸惑います。

看板があるビルの合間を進んでいきます。

すると、注文カウンターがありますので、そこでオーダー＆支払いをして、階上にお気に入りのスペースを見つけて座っていると、ドリンクを持ってきてくれます。

店内はタイヤを再利用したテーブルやトラクターをテーブルにしたりとキッチュなイメージ。

小部屋もあります。

 

Signature Cafe：ヨーグルトコーヒー（40,000VND）

ごそっと、コーヒーとヨーグルトを詰め込んだ感じ。

粗野な感じが、それぞれの素材感が出ていて、これはこれで美味しいです。

 

 

 

③：凝ったコーヒーが真骨頂『ハノイ コーヒー ステーション』

ここの入り口もかなりの難易度。

入るのを躊躇するような建物の間の階段を上ると入り口があるのですが、一つ隣は普通の民家だったりしますので、お間違いのないよう。

中に入れば、清潔な空間が広がっています。

小さめながら、カウンター式のテラス席もあります。

 

Signature Cafe：ピーナツバターコーヒー（40,000VND）

今のところ、ここでしかみたことのない「ピーナツバターコーヒー」。

「ココナッツコーヒー」に感覚的には近いのですが、フローズンがピーナツバターになっています。

と言っても、そんなに濃厚なフラッペではなく、ピーナッツとバターの香りが爽やかに口に広がるイメージなので、結構飲みやすいコーヒーです。

 

 

 

④：本好きの楽園『トランキル ブックス&コーヒー』

店名の通り、本棚に囲まれた静かなカフェ。

現在は2店舗あり、地図に示した1号店よりも、道を挟んだ向かいにある2号店のほうが隠れ家感満載です。

この小さな小径の先にある、明かりが灯ったあたりがカフェです。

中に入っていくと、そこに広がるのは、店名の通りに本好きの楽園。

英語の書籍もあります。

偶然かもしれませんが、うかがったときに、1号店はビートニク系の60年代のロックがかかり、2号店はモダンジャズがかかってました。

あまり観光客向けじゃないのか、コーヒーメニューはオーソドックスなラインナップです。

カプチーノなりエスプレッソなり普通のカフェのように好きなメニューを頼んで、ゆったりと本を読みながら過ごすのに最適。

 

 

 

⑤：観光客にも有名な隠れ家『カフェ フォー コー』

ホアンキム湖の北側からすぐという絶好の立地にありながら、どこから入ればいいのかわからないことで有名だった隠れ家カフェの老舗。

たいていの人が迷いますが、看板の表示が付いて、以前よりはわかりやすくなりました。

カフェエリアは、いくつかありますが、おすすめはルーフトップ。

涼しい風が吹き抜け、ホアンキム湖を屋上から眺めることもできます。

空間の面白さをを楽しみたいなら、室内席や中2階がおすすめです。

Signature Cafe：エッグコーヒー（Hot 40,000ドン、Ice 45,000ドン）

メニューの最初に載っていますが、少し変わったエッグコーヒー。

カスタード＆エッグとコーヒーが分離しています。

混ぜて食べるより、別々に楽しんだほうがベターだと思います。

 

 

 

 

⑥：アート感あふれる老舗『カフェ ノラ』

かなり古くから営業しているカフェで、ハノイの隠れ家カフェの草分けの一つ。

看板に従って建物の中へ進んでいくと、「え、こんなところ入っていいの？」と思うようなビルとビルの合間にエントランスがあります。

一階がレジで、先に注文して、階上のカフェスペースに。

古い邸宅を改装したことがうかがえる、小部屋がいくつかあります。

人気はルーフトップでしょうか。

エリアによって、デコレーションが違うので、好みのスペースを探してみてください。

 

 

 

 

⑦：コーヒーとインテリアの質の高さでは随一『ハノイ ソーシャル クラブ』

路地裏のあるものの、これまで紹介してきたカフェのように入り口がわからないということはありません。

その隠れ家感を抜きにしたら、最も気に入っているカフェです。

たぶんオーナーは音楽好きなんでしょう。

キューバ音楽を追った名ドキュメンタリー「ブエナビスタソーシャルクラブ」を彷彿とさせる、極上のBGMが店内に流れています。

店内も、コロニアル建築の良さをうまく使い、趣のあるアンティーク家具が置かれたおしゃれな雰囲気。

フードメニューも豊富なので、1階では、ランチをはじめ食事をとっている客が多くみられます。

2階もあり、内側の部屋は、昼間でも照明のトーンを落とした落ち着いた空間。

常連らしき方々が、ソーホー的に籠っている姿を見受けました。

集中するには最適の環境かもしれません。

2階の窓側のエリアにはテラスも付いています。

風を感じたい方はこちらで。

 

Signature Cafe：エッグコーヒー（70,000ドン）

ほかと比べると少し値が張りますが、非常に洗練された味。

コーヒー自体の質も高く、濃厚かつ滑らかな玉子を使ったカスタードの味わいを含めて、エッグコーヒーのなかではかなりレベルが高い一杯です。

もう一つ、店のスペシャリティには水出しのコーヒーがあります。

 

 

 

⑧：24時間営業で人気のカフェ＆ビストロ『ソファーカフェ』

こちらも旧市街からは西側、聖ヨセフ大聖堂から1kmほど離れた場所にあるカフェ＆ビストロ。

ソファーカフェという店名の通り、室内にはソファー席が充実しているのですが、人気はパティオ。

夜中までやっている店が少ないハノイで24時間営業だということもありがたいお店です。

 

Signature Cafe：ココナッツコーヒー（70,000VND）

ココナツミルクのフラッペが、ふんだんに載せられています。

そのまま食べても、コーヒーと混ぜても、2度美味しさを楽しめます。

 

 

 

 

 

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