中国・上海『鹅夫人/Madam Goose(マダム・グース)』ローストグース ☆

中国・上海『鹅夫人(マダム・グース/Madam Goose)』ローストグース

 

ミシュラン1つ星を獲得している、香港式ローストグース店。
日本からわざわざ行くほどの名店だとは言いませんが、オシャレな雰囲気のなかで美味しく楽しめました。
日本ではなかなか食べられない味ですし、これだけきれいな店だと香港だったらいくらかかるんだ?という気もしますので、近くに寄ったら、行ってみるのもいいと思います。

googleマップで場所を見る

 

ミシュラン1つ星を獲得した、香港スタイルのローストグース

頭ではわかっていても、つい忘れてしまうものって、ありますよね。

僕にとってその一つが、中国ではgoogleが使えないこと。ふとトランジットで上海に立ち寄ったものの、気になる店リストをGoogleマップで管理していたので、自分でつけたブックマークの詳細にアクセスできず、何の店かわからなかったりして…。

記憶に残っていたのは、郊外の方にミシュラン1つ星を穫ったローストグースの店があったな、と。郊外にポツンとある店だからこそ、覚えているというのもふしぎな縁ですが、南京东路に取った宿から30分メトロに乗って行ってきました。

場所は、赤いラインの地下鉄1号線の西端の終点「莘庄駅」あたり。そこから少し歩いた「仲盛世界商城」というショッピングモールの4階にあるようだ。

Shanghai-Madam-Goose
駅を降りると、パッサージュに看板が出ていました。

そこに宣伝費をかけるより、オフィシャルのwebページでもつくってほしいのですが、それは外国人の勝手な言い草でしょうか。ミシュランの星獲得店とはいえ、メインターゲットは地元需要なのかもしれません。

Shanghai-Madam-Goose
あまりに情報がなかったので、きたなシュランの穴場店だと勝手に思いこんでしまったフシもあったのですが、「仲盛世界商城」が見えたら、そのモダンな佇まいに拍子抜け。

さすが人口2,400万を擁し、毎年60万人ずつ増えているという拡張する都市、上海。ここまで中心部から離れても、都市の一部なんだなぁ、と。

そう言えば、中国から日本に観光に来る人が、ショッピングモールの移設が古すぎて逆にびっくりしたという感想をよく聞きますが、こういう建築物のきらびやかさを見ると、致し方なしと思えてきます。

さて、エレベーターで4階に上がって、飲食店フロアに到着。

オシャレなイタリアンやカフェなどだけでなく、魚料理の専門店や台湾料理と、面白そうな店がいっぱいあってびっくり。

ざっくりと言えばルミネ以上、丸ビル未満なラインナップのような印象。しかも、客入りもよく、ほとんどの店の入り口で、順番待ちの客が並んでいました。



予想以上にシックモダンなインテリア

正面入口から奥の方に方に入っていって、目的の『鹅夫人/Madam Goose』を発見。

Shanghai-Madam-Goose
そこそこゴージャスなつくり。黒を基調としたインテリアで、清潔感もあります。

Shanghai-Madam-Goose
メニューは、日本語はもちろん英語のものもありませんが、写真付きで漢字のイメージでだいたい想像が付きます。

漢字で「青菜」とあたので、まずはそれ。

Shanghai-Madam-Goose
しっかりとシャキシャキ感が残り、じゅうぶん合格点。

ドリンクは「香港式ティー」というものを。

Shanghai-Madam-Goose
ふつうにお茶ですが、このグラス、代表的なカクテルのレシピが書いてあって、ちょっと欲しくなりました。

100均とかにありそうですが。

Shanghai-Madam-Goose
点心からは、鴨肉の揚げ点心を。ダブルグースのスタイルで出てきました。

ハート型をつくるこのダブルグース、縁起物なのか、中国の中堅スポーツウェアのブランド名などに使われています。

ファミレス感覚で楽しめる1つ星

もも肉を食べたかったのですが、売り切れということで胸肉のローストを。

Shanghai-Madam-Goose
皮目はパリッと、身がみっちりとした、好きな人が多いタイプの火入れ。

個人的には、今年は『Kam’s Roast Goose』と『口利福』とふんわり系のローストグースしか食べてなかったので、このオーソドックスな火入れの食感もいいなぁと再認識しました。

タレは、左の甘辛と右の味噌。

Shanghai-Madam-Goose
食べ飽きてきたころのアクセントにバッチリです。

さて、これだけ食べて、締めて2,800円也。味のクオリティとしては香港にあったら、ビブグルマンくらいの評価だと思いますが、美味しくいただけました。

でも、香港でこれだけきれいなインテリアの店だったら、10,000円コースでしょうね。

Shanghai-Madam-Goose



 

『鹅夫人/Madam Goose』店舗情報

平均予算:100 – 150 中国元
営業時間:ランチ 11:00-14:00、ディナー <月-金>17:00-21:00 <月-金>16:30-21:00 定休日:無休
電話番号:+86 21 5856 0651
住所:中国上海都市路5001号仲盛世界商城4层422号,近莘朱路/SHOP 422, ZHONG SHENG WORLD SHOPPING MALL, 5001 DUSHI ROAD, XINZHUANG, MINHANG, SHANGHAI

Shanghai-Madam-Goose

予約に関して

オフィシャルwebサイトはないようですので、電話のみ(中国語)。日本語で予約したい場合は、代行サービスで。

 

 

 



よく読まれている関連記事

  1. 香港『嘉麟樓/スプリングムーン(Spring Moon)』中国料理

    香港『嘉麟樓/Spring Moon(スプリングムーン)』中国料理 ☆

  2. 香港『MOTT 32(モット32)/卅二公館』広東料理

  3. 台湾・台北『YEN 紫艷中餐廳/Yen Chinese Restaurant』モダン・チャーニーズ

  4. 【東アジア全域】プライオリティ・パスで無料で使える空港VIPラウンジ一覧

    【東アジア全域】プライオリティ・パスで無料で使える空港VIPラウンジ一覧

  5. 香港『口利福/Ho Lee Fook(ホウリーフック)』グローバルチャイニーズ

    香港『口利福/Ho Lee Fook(ホウリーフック)』グローバルチャイニーズ ☆

  6. タイ・バンコク『メイジャン(MEIJANG)』中国料理

    タイ・バンコク『メイジャン(MEI JANG)』中国料理 ☆

※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています



エリアからお店を探す