香港から1時間、深センとのボーダーを超えると、そこはやはり中国でした。
その新興都市・深センの発展を25年間、見守ってきた「シャングリ・ラ ホテル深セン」では、飲茶ランチがおすすめ。出来たての点心が、食べ放題。
で、3,000円以下という香港では考えられない価格で、ホテル・レストランの一流広東料理を堪能できます。
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安定した広東料理を食べたければ、世界のどこでも『香宮』へ
今でこそ、きちんと情報を探せば、世界のたいていの都市で美味しい店を見つけることができます。
でも、ほんの10年、20年前までは、それが難しかったのです。そんなときに「中華とイタリンであれば、ハズレは少ない」なんて言われていたものです。
これに近い感覚で、世界の各地で、確実に美味しい広東料理を食べたい時に、この『香宮』を選んでいるかもしれません。
『香宮』は「シャングリ・ラ ホテル」の広東料理店。世界に100軒以上あるので、辺境旅でなければ、訪れた街にある確率は高いところもポイント。
香港・九龍の本店をはじめ、その時代のトップになるようなレストランではないですが、安定した中堅グループという印象。
でも、通算で行っている回数はこういう店のほうが結局多かったりするんです。
いずれにせよ、ユーザーにとっては、有り難い店です、はい。
・深センの発展を25年にわたり見守ってきた「シャングリ・ラ ホテル深セン」
さて、深セン。言わずと知れた、世界の工場・中国の中心地。
ただ、発展が始まってからは、まだ30年強の歴史しかない新興都市ですので、ハイエンドな飲食店に関しては、まだまだ発展途上と言えるかもしれません。
そんなときに頼りになるのが、『香宮」です。
「シャングリ・ラ ホテル深セン」(写真中央)は、中国と香港のゲートから、もっとも近くにあるホテル。
深セン駅(写真左の建物)のすぐ先にあります。
深センが工業都市として注目を浴び始める前、1992年にホテルはオープンしています。
90年代に入って、日本のメーカーも自社工場なり、OEMなり深センの工場に受注生産をはじめ、ビジネスで訪れる機会が増え始めたころ、ほんとこのシャングリ・ラくらいしかなかった記憶が蘇ってきます。
それはさておき、「シャングリ・ラ ホテル」グループの広東料理店には、この『香宮』と『夏宮』があるのですが、深センは、『香宮』のほう。
ちなみに、広州は『春宮』で、九龍は『香宮』、香港島は『春宮」です。
ロビーから入って、2階に上がると、入り口が見えます。シェフは若手のようですが、ポスターなどでかなりフィーチャーしています。
土曜日だったので、多少混んでいたので、30分ほど待ちます。中に通されると、シャングリ・ラらしいモダン・シノワなインテリアにホッ。地元の方が多かったのか、カジュアルな出で立ちの客が多かった印象。私自身も安く美味しいものを食べる気満々で来ているので、かえって気が楽です。
ラグジュアリーな雰囲気を楽しみたいなら、ディナーで訪れるか、個室を予約しておいたほうがいいかもしれません。
日本語で予約をしたい場合は予約代行サービスの利用が便利です。
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