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ディナーを体験(2018年6月)
2度めの来訪は、ディナーで。前回から2年、経っているだけあって、かなり印象が変わりました。方向性としては汎アジア的なニュアンスに、味などはよりタイトになったというか密度が濃くなっています。
現在のメニューは、アラカルトとセットメニュー。セットメニューは皿数の違いで、small menu (5 courses、$76++)、medium menu (7 courses、$98++)、big menu (9 courses、$123++)の3タイプ。間を取るのが好きな典型的な日本人である私は、当然medium menuです。
・よりアジア全域の食分野を網羅するコースに
フォカッチャに引き続き、出てきた冷前菜「tuna belly mince & glass noodles negitoro “bah chor mee”」。マグロのタルタルというか、メニュー名にもあるようにネギトロを、春雨に載せて。
サラダは「duck rillette salad with thai red curry ice-cream」。アヒルのリエットのサラダ。タイのレッドカレーのアイスクリームがアクセント。
「“giam chye ar” duck & mustard green consommé with foie gras ravioli」。広東料理の鴨のコンソメにインスパイアされたであろうコンソメに、フォアグラのラビオリを浮かべて。
もう一つスープで、こちらは冷製。「black truffle, bamboo shoot & hokkaido scallop“soon kueh” in candlenut milk」。ククイの実とミルクのスープに、シンガポールスタイルの点心「soon kueh」。
具はトリュフとホタテなどですが、崩すとスープ自体に違った表情が現れます。
・パスタ、メイン、デザートは2-3種からチョイス
ここまでの前菜はおまかせ。続くパスタとメインは2-3種からセレクト。
パスタは、カネローネの「tau yew bah soy sauce pork ragout cannelloni with soy-cured yolk」をチョイス。
真ん中に鎮座する卵黄の醤油漬けが珠玉。パスタの中のポーク、豆油肉のソース、卵黄が織りなし濃厚な旨みが出ています。
メインは、魚で「red snapper filipino laing braised taro leaves & cambodian amok curry」。
ソースと付け合せが凝っていて、フィリピン名物のタロイモの葉に、カンボジアのアモックカレーをソース状に。
デザートも3種から。「a rather ugly chocolate cake with sour cherry sorbet」。ちょっと醜いチョコレートという正直なネーミングに惹かれてセレクト。
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