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【食レポ】ディナー(2019年9月)
約2年ぶりの『MUME』。
まだジャーナリストの間などで評判の店というレベルだった時期に訪れた前回から、押しも押されぬアジアのトップレストランの仲間入りをした現在はどんな店になったか?が気になって訪れたと言っていいでしょう。
まずは日本をはじめ、海外からのゲストも多くなっているが周囲から聞こえてくる会話が様々な言葉で話されていることが感慨深く感じられます。
・2種のコースのみになったメニュー
大きく変わったのは、メニューでしょう。
前回はアラカルトのみであることに驚きもあったのですが、2019年4月に内容をコースのみにリニューアルしたそう。
「Tasting Menu(4-5 courses)」NT$2,680(約9,500円)と、「Tasting Menu(8-10 courses)」NT$3,880(約14,000円)の2種のコースになっています。
また、時間も、18:00スタート(2時間制)と20:30スタートの2部制になっています。
18:00スタートは、「Tasting Menu(4-5 courses)」のみオーダー可というシステム。
引き出しの中にカトラリーが入れられるスタイルになっていたのも、この店としては新機軸ですね。
ワインのペアリングコース(ショートコース用がNT$1,380、ロングコース用がNT$1,680)もありましたが、2時間だと慌ただしくなるかなと、ドリンクはアラカルトで。
カクテルが美味しいのは変わりないでしょうから、スタッフのオススメに従って、「VETURIS」まずはベルモットと烏龍茶のオリジナルカクテルから。
「PRAWN/JICOMO」
海老と豆薯、トマトの透明スープが注がれます。
「Crudo/Prum/Kombu」
厚切りにしたマグロのカルパッチョというかマリネというか。
かなり強めのソースで、昆布の出汁もきいてます。
「Country Sourdough/Beef Butter」
国産の天然酵母を使った自家製パン。
添えられているのは牛肉バター。バター自体は無塩なので、お好みで塩も。
「Milkfish/Abalone」
台湾の名物とも言えるミルクフィッシュ(サバヒー/虱目魚)。
下にアワビをみじん切りにしたソースが添えらて、いい感じの食感のコントラストを醸しています。
「Ox Tongue」
肉のメインは牛タン。コンソメで。・
「Tropical」
デザートは、3種の果物から。
フローズン・ココナツの下にいろいろ隠れています。
同時にチョコの小菓子が運ばれてきます。
・まとめ
「アジアのベストレストラン50 2019」で一桁に入ったり、ミシュラン1つ星をキープしたり、評価の高さは紛れもない事実。
そんな状況が自信に繋がっているのか、大御所感が増してきた印象です。
繊細さから力強さへの変化と言えばいいのでしょうか?
うちの料理はこれ!っていう説得力は増しているように思えました。
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