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各エリアの行っておきたい名店から注目の最旬店までを紹介する「フーディーズ・タウンガイド」(フーディーズ・タウンガイドとは▽)
冬の寒ブリ、春の白えびをはじめとする豊富な海産物。
それに加え、現在では良質な霜降りが特徴の氷見牛が、地域の名物に仲間入り。
海の幸も山の幸もバランスよく味わえる、食いしん坊にとっては抜群の環境を誇る氷見のグルメを総ざらい。
ミシュラン掲載店を中心に、寿司・海鮮料理・焼肉店からイタリアンやラーメン店まで、注目のお店を一気にご紹介します。
イタリア料理のおすすめ店(1店)
イタリア料理『SAYS FARM/KITCHEN(セイズファーム)』※ミシュランビブグルマン & グリーンスター獲得
平均予算:ランチ 5,000~7,000円、ディナー 7,000~10,000円
ワイナリーとしても注目度の高い『SAYS FARM』ですが、ダイニングのレベルも秀逸。
カルフォルニアで腕を磨いたシェフが、イタリアンを中心に、周囲で獲れる食材を生かしたナチュラルかつクリエイティブな料理を提供しています。
魚料理は充実していますが、コンテンポラリーな欧州料理が少なめな氷見周辺では、唯一の選択肢と言ってもいいかもしれません。
<店舗情報>
営業時間:ランチ 11:00~、12:30〜の一斉スタート、15:30〜17:00(L.o16:30)、ディナー 17:30〜21:30(3日前までに要予約)
定休日:年末年始・冬季2月中
電話番号:0766-72-8288
住所:氷見市余川字北山 238
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焼肉のおすすめ店(2店)
海の幸のイメージが強い氷見ですが、ブランド牛である「氷見牛」を擁した肉の良店もそろっています。
さしの入り具合をいう「脂肪交雑」と「脂肪の質」が良く、肉質・鮮度・脂肪交雑の三拍子そろった逸品とされる「氷見牛」。
肉質等級の判定基準でも、上位等級(A4ランク以上)が全体平均で85%を超える刺しの旨さが特徴の肉です。
『氷見牛専門店 たなか』※ミシュランプレート掲載
平均予算:ランチ 1,000~2,000円、ディナー 3,000~5,000円
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精肉店直営の焼肉店。
氷見牛の焼肉をファミレス感覚で手ごろな料金で食べられます。
お得なセット料理などのほかに、「スモークド氷見牛」や「ローストビーフ昆布〆」など肉の可能性を広げる一品料理も豊富・
テイクアウトメニューでは、氷見牛のメンチカツなどが人気です。
<店舗情報>
営業時間:ランチ 11:30~14:00(最終入店)、ディナー 17:00~20:30(最終入店)、<精肉販売>9:00~19:00
定休日:水曜、第1・3火曜
電話番号:0766-73-1995
住所:〒935-0023 富山県氷見市朝日丘3931−1
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『氷見牛 牛屋 本店』
平均予算:ランチ 15,000~20,000円、ディナー 30,000~50,000円
ヒトサラで予約する
※リンク先から「氷見牛 牛屋」で検索してください
こちらも精肉店直営のお店。
焼肉・しゃぶしゃぶも食べられますが、氷見牛を懐石のようなコースで味わいたいなら、こちらへ。
ディナーでは、3,500~7,000円でコースが提供されています。
<店舗情報>
営業時間:ランチ 11:30~14:00、ディナー 17:30~22:30(L.O.22:00)
定休日:木曜
電話番号:0766-72-0029
住所:〒935-0023 富山県氷見市朝日丘1−41
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寿司のおすすめ店(2店)
『すし屋の城光(じょうこう)』※ミシュラン・ビブグルマン掲載
平均予算:ランチ 3,000~5,000円、ディナー 3,000~5,000円
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5,000円以下の良質なコース/セットメニューを持つ店に贈られるビブグルマン掲載店。
とはいえ、いわゆる安旨店とは、まったく違います。
大都市だったら、数万するようなクオリティの握りが、3,000~4,000円で食べられるだけです。
おすすめは、地魚おまかせ握り。
その時期もっともよいネタを10貫で2,750円、12貫で3,300円で楽しめます。
<店舗情報>
営業時間:ランチ 11:30~14:00、ディナー 17:00~22:00
定休日:不定休
電話番号:
住所:〒935-0003 富山県氷見市間島1−50
『氷見 きときと寿し 本店』
平均予算:ランチ 2,000~3,000円、ディナー 3,000~5,000円
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『城光』でも十分お財布には優しいですが、さらに手軽に回転寿司で氷見の海の幸を楽しみたいならこちらへ。
今や富山県内を中心に10店舗ほどを擁するチェーンとなっていった『きときと寿し』の本店。
店の設えやサービスなどは回転ずしクオリティですが、皿の上に載っているネタは、そんじょそこらの回転寿司では味わえないレベル。
<店舗情報>
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
電話番号:0766-91-5114
住所:〒935-0037 富山県氷見市上泉65
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海鮮料理のおすすめ店(2店)
『ひみ浜』※ミシュランプレート掲載
平均予算:ランチ 10,000~15,000円
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漁師料理の名店。
富山湾の冬の名物・寒ブリを食べるなら、こちらがおすすめ。
<店舗情報>
営業時間:ランチ 11:00~14:00
定休日:不定休
電話番号:0766-74-7444
住所:〒935-0012 富山県氷見市比美町21−15
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『氷見漁港2F 魚市場食堂(うおいちばしょくどう)』
平均予算:ランチ 15,000~20,000円、ディナー 30,000~50,000円/「ミシュラン 香港 2020」2つ星、「アジアのベストレストラン50 2019」No.21
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漁港にある食堂。
いわゆる漁師メシよりちょっと高級な定食が食べられます。
定番は、旬の魚がてんこ盛りの「氷見浜丼」(上)に、卓上の土鍋で煮込む「漁師汁」(下)、締めて1,870円。
<店舗情報>
営業時間:6:30〜15:00 <土・日曜は15:30まで>
定休日:年末年始以外は原則無休
電話番号:0766-72-2018
住所:〒935-0012 富山県氷見市比美町435
ラーメンのおすすめ店(1店)
『貪瞋癡(とんじんち)』ミシュラン・ビブグルマン掲載
平均予算:ランチ ~1,000円、ディナー 3,000~5000円
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もともとは居酒屋なのですが、ラーメンが極端に有名になってしまったというお店。
ですので、昼はラーメン、夜は居酒屋(ラーメンのみの注文はNG)という変わった営業形態です。
ラーメンのコンセプトは、“毎日食べても飽きない身体に優しいラーメン”がコンセプト。
スープ本来の味も楽しむためトッピングが、トッピングが別皿なのも特徴。
名物の「氷見産煮干ラーメン」は、水出しした煮干しのだしと、旨みを補う豚のだしが見事に調和しています。
硬めに茹でた麺は、噛むごとに小麦の香りが漂います。
日本のラーメンというより、中国の蘇州面に近い風合いが個性的です。
<店舗情報>
営業時間:ランチ 11:30~14:00、ディナー 19:00~翌0:00(夜は基本的にダイニングバー)
定休日:月曜
電話番号:0766-72-0104
住所:〒935-0022 富山県氷見市朝日本町1−1
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うどんのおすすめ店(1店)
氷見うどんは、輪島のそうめんをルーツとする細めの麺。
元々は「糸うどん」と呼ばれていたように、つるつるとしたのど越しか特徴です。
1751年(宝暦元年)ごろに「高岡屋」が作り始めたことが発祥とされています。
日本三大うどんの一つともされますが、諸説あるので、讃岐うどんと稲庭うどんに次いで、3つ目の枠を水沢うどんや五島うどんと競っている存在というのが正確でしょう。
『うどん茶屋 海津屋(かいづや)』
平均予算:ランチ ~1,000円、ディナー 1,000~2,000円
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氷見うどん発祥の「高島屋」は製麺・販売のみですので、イートインでもっとも有名なのはこの『海津屋』になるでしょう。
細麺の切れ端「ばち麺」を使ったクリームコロッケなど、サイドメニューも魅力的です。
<店舗情報>
営業時間:ランチ 11:00~15:00
定休日:木曜(祝日の場合は営業、翌日休み)
電話番号:0766-92-7878
住所:〒935-0037 富山県氷見市上泉20
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フーディーズ・タウンガイドとは
ここに行っておけば、食べなれた食通の方でもハズさないということを大前提に、そのエリアの伝統的な食文化の理解から、注目のトレンド、まだ知られていない隠れた宝を掘ることまでを目的にしています。
一般的な人気度やランキングを掲載した口コミサイトではわからない、行っておくべき店を、スタッフが足で探して、舌で確かめて記事化。
食にこだわるフーディーたちが、グルメ旅や観光、出張やワーケーションなどである街を訪れたときに、もっとも効率的にその地域の良店をめぐる一助となればというコンセプトのシリーズです。