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風光明媚な金沢の町家を使ったワイナリーの2階にあるフレンチ。
オーガニック農園を母体に、豊富な食材を駆使する「ローカルガストロノミー」追求する新鋭の現在を体験してきました。
平均予算:ランチ 3,300円〜6000円、ディナー 6,050円〜10,000円/「ミシュラン石川 2021」グリーンスター獲得
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※リンク先から「アラフェルムドゥシンジロウ」で検索してください
店の特徴
「金沢ワイナリー」の2階にあるレストラン。
街中にありながら「フレンチ農家レストラン」と銘打たれたお店なのですが、ワイナリーも含めて、石川県でオーガニック農法を貫いた生産物で知られる「金沢大地」が母体になっていることを知れば、納得です。
「ミシュランガイド北陸 2021」ではグリーンスターに認証されていますが、バックボーンを知れば、これまた納得。
単に野菜をフィーチャーするというだけではなく、生産から調理まで一気通貫で提供されているわけですから。
場所は、金沢市尾張町。
ワイナリーと聞くと、工場のような雰囲気を想像しがちですが、そこは趣を残す町家です。
エントランスを入ると、自社のワインが置かれ、階段の先にあるステングラスも、ワイナリー仕様。
ワイナリー併設のレストランなので、醍醐味の一つは自社ワインと料理のペアリングを楽しめることですが、訪れた時期は、奇しくも石川県でも酒類提供自粛期間中。
ノンアルコールのスパークリングワインで始めることにします。
ディナーコースには、「terroir」(6.050円)と「grace」(9,680円)の2種ありますが、20時までの時短営業中でもあったので、今回は、通常より一皿少なくして、ポーションを大きくしたという「terroir」のコースで。
米・麦・大豆
自社のオーガニック食材を使った小品。
魚介・クスクス
タコ、赤イカ、ホタテの魚介と、オークリーフレタス、加賀太胡瓜のサラダが添えられたクスクス。
クスクスはニンニクオイルで和えているそう。
トマトのガスパチョをソースのように使っています。
パンも自社のオーガニック小麦から焼かれているもの。
新玉ねぎ
玉ねぎとメークインから作られたスープ。
そら豆を具として、セルフィーユで香りづけ。
続く魚料理、肉料理と味が強くなっていくことを想定して、ドリンクは「金沢柚子蜜のソーダ割」に。
甘鯛
魚は、甘鯛のウロコ焼き。
マデイラソースなので、きちっとフレンチ感は出ています。
やはり、柳まつたけ、アスパラなどの付け合わせの存在感は強めです。
2個目のパンは、また別のテイストでした。
野菜を練り込んだものも作っているそう。
本日のお肉料理
鹿か鴨ということだったので、本州鹿をセレクト。
自社産マスカットベリーAのソースで。
苺
デザートは、イチゴ尽くし。
グリーンスター認定のお店というと、サステイナブルな食というコンセプトが先走っていることも多いのですが、非常に自然に楽しめることが印象的なコースでした。
ギミック駆使して生きてきた身には、奇をてらわずに個性を出せてる姿を見ると、眩しさしか感じないな、と。
メニュー
【ランチ】
「ランチ限定 3,300円コース」
「ランチ限定 5.500円コース」
【ディナー】
「terroir」(6.050円 税・サ込)
「grace」(9,680円 税・サ込)
*メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。
予約方法
電話かwebから。 web即時予約は、ヒトサラ、一休で受け付けています。
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店の地図・アクセス
尾張町バス停から徒歩1分
金沢駅から徒歩約20分(約1,350m)
『ア・ラ・フェルム・ドゥ・シンジロウ』店舗情報
平均予算:昼=ランチ 3,300円〜6000円、夜=6,050円〜10,000円
営業時間:ランチ 11:30-13:30、ディナー 18:00-20:30
定休日:水曜
電話番号:076-221-8818
住所:金沢市尾張町 1-9-9
オフィシャルHPはこちら
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