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タイのヌードルはパッタイだけじゃない!
クイッティアオ、バミー、クイジャップ、ラートナー、クアガイと、バンコクにある多様な麺料理を提供する良店をご紹介。
数日の滞在だったら、これだけ回れば、じゅうぶん麺料理の真髄を堪能できるはず。
パッタイだけじゃない!バンコクの美味しい麺料理店をピックアップ
多種多様なタイのヌードル。下記のような麺が代表的です。
クイッティアオ:米粉を使った一般的なスープ麺
バミー:小麦を使った卵麺
クイジャップ:米粉の巻き麺
ラートナー:あんかけ麺
クアガイ:鶏玉子炒め麺
A:クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)のオススメ店
日常食である、いわゆるタイラーメンです。
街角のあちこちに屋台があり、麺やスープには幾つか種類があり、好みを組み合わせて注文します。
米が原料の麺が基本で、種類はセンヤイ(太麺)、センレック(中麺)、センミー(細麺)が主なものになります。
ただ、バミー(小麦粉の中華麺)、ママー(インスタント麺)などの米麺以外のタイプを選べる店が多いので、少しややこしいですね。
スープはトムヤム(辛みと酸味のスープ)、ナムサイ(透明のあっさりスープ)、ナムトック(豚の血を混ぜたコクのあるスープ)、ラートナー(あんかけスープ)など。
麺やスープだけではなく具材も選べ、それらの組み合わせは数十種類にも及びます。
オススメ店①:『林老五(リムラオゴウ)』@ヤワラー
中華街の南、チャオプラヤー川沿いに近い路地に、夕方になるとオープンする屋台です。
透明であっさりのスープに入った魚のつみれや揚げの美味しさが人気の秘訣
麺は太麺か細麺、バミーから選べます。
隣で売っているフレッシュなオレンジジュースも評判なので、お好きな方はあわせてどうぞ。
『林老五(リムラオゴウ ヤワラー店)』店舗情報
営業時間:18:00~3:00
定休日:火曜
電話:+66 (0)86 508 9979
住所:645 1095 Mittraphan Rd, Samphanthawong, Bangkok
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B:バミー(บะหมี่)のオススメ店
バミーは、小麦粉を使った中華麺。
クイッティアオ店でも見かけますが、バミーだけの専門店も多く存在しています。
スープ有りが「バミー ナーム」で、スープ無しが「バミー ヘン」というのが一般的なメニューです。
オススメ店②:『バミー コンセリー』@トンロー
「うちの店は50年も自家製麺を作っていた」という日本文が、看板やメニューに書かれていることで有名なトンロー駅近のお店。
1956年創業だそうなので、もう63年は経っているので、謙虚なサバの読み方です。
違うか、10年以上前につくったメニューをそのまま使っているっていうことですね。
いずれにしろ、老舗感は出ています。
バミーとチャーハンが有名なお店で、バミーはスープありとなしから選べます。
具はワンタン、蟹肉、焼き豚の中から組み合わせ可。
料金は、50THBから80THBくらいです。
味は、安定の一言。
トンローで小腹がすいたら、迷わずここですね。
『Bamee Kon Sae Lee(バミーコンセリー)』店舗情報
営業時間:7:30-22:30
平均予算:~500円
電話:+66 (0)81 640 4750
住所:57 Sukhumvit Rd, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
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オススメ店③:『プラチャック(Prachak)』@サパーンタクシン
バンコクのなかでもっとも本場に近い香港式の焼味(ロースト)が食べられるお店として知られていますが、バミーもお手のもの。
香港式に言えば、「ローミン」ですが、これは鉄板。
雲吞付きのメニューもあります。
『プラチャック(Prachak)』店舗情報
営業時間:7:30-22:30
平均予算:~500円
電話:+66 (0)2 234 3755
住所:1415 Charoen Krung Rd, Silom, Bang Rak, Bangkok 10500
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C:クイジャップ(ก๋วยจั๊บ ) のオススメ店
クイッティアオに使う米麺のシートをクルクルっと巻いて具材にした麺類の一種。
豚モツやムーゴップ(揚げ豚)などがトッピングされることがほとんどです。
オススメ店④:『Kway Chap Auon Pochana』@ヤワラー
中華街の映画館の入り口で、夜になると営業される、豚の角煮スープの麺。
『Kway Chap Auon Pochana』店舗情報
営業時間:18:00~3:00
定休日:火曜
電話:+66 (0)86 508 9979
住所:408 Yaowarat Rd, Chakkrawat, Samphanthawong, Bangkok 10100
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D:ラートナー(ราดหน้า)のオススメ店
クイッティアオの米麺に片栗粉でとろみをつけたあんをかけた「あんかけ麺」。
太麺を使用することが多いですが、細麺や揚げ麺の焼そば風もあります。
オススメ店⑤:『セーンヨート』@サパーンタクシン
広東料理のお店だけれども(だからか)、あんかけ麺の「ラートナー」は絶品。
バンコク1おいしいラートナーに同店に挙げるファンも多い。
濃厚な餡かけで、麺の姿がみえないほど。
太麺か、細麺かは、具にあうもので出てきます。
小さな店だった本店の前、ホテル一階にも店が拡張され清潔かつモダンな雰囲気に。
ランチ時は、周辺の勤め人であふれかえります。
広東料理全般が美味しい店なので、家族での食卓などを含めて、いろいろな使い方ができる店です。
『Sanyod(セーンヨート)』店舗情報
営業時間:10:00~21:00
平均予算:500~1,000円
電話:―
住所:74 Charat Wiang Rd, Silom, Bang Rak, Bangkok 10500
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オススメ店⑥:『Rat Na Yot Phak 40 Years』@王宮付近
麺類の専門店で、クイッティアオ、バミーも美味しいのだけど、強いてこの店の特徴を挙げるなら、店名にもなっている餡かけ麺「ラートナー」を推したいと思います。
というか餡かけ麺にしたら、バミーも米麺もアリなんですが、というわけで揚げ麺をおすすめします。
シーフードを頼むと、かた麺と具入りの餡が別盛りでやってきますので、好みの量を麺に加えつつ、いただきます。
具にシーフードミックスを頼むと、長崎ちゃんぽんとまったく変わらなくなってくるのですが、美味しいものは美味しい。その一言に尽きます。
『Rat Na Yot Phak 40 Years(ラートナー ヨットパック)』店舗情報
営業時間:9:00~22:00
平均予算:500~1,000円
電話:+66 (0)2 622 1910
住所:514 Thanon Tanao, San Chao Pho Sua, Phra Nakhon, Bangkok
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E:クアガイのオススメ店
太麺のセンヤイと鶏肉、卵を炒めたシンプルな料理。
オススメ店⑦:『アーン クイッティアオ クアガイ』@ヤワラー
「クアガイ」をB級グルメだと思っていたのですが、ここのものを食べて、概念が変わりました。
鶏肉と太麺センヤイを卵でくるんだオムレツのような形で出てきます。
鶏肉は、外がカリッと、中はフワッと程よい火入れ具合。
玉子のまろやかさも相まって、抜群の三位一体のハーモニーです。
非常に雑味がないので、高級店で出てきたら、すんなり「へえ、こんなタイ料理もあったんだ?」と何の疑いもなく舌鼓を打っていたでしょう。
デフォルトで付いてくるレモンのスープが、ソースや口直しの役割も。
スープ麺「クアッティアオ」の評判もいい店なので、おなかにゆとりがある方は、あわせてどうぞ。
『Ann Guay Tiew Kua Gai(アーン クイッティアオ クアガイ)』店舗情報
営業時間:16:00~00:00
平均予算:~500円
電話:+66 (0)2 621 5199
住所:419 Luang Rd, Wat Thepsirin, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100
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F:パッタイ(ผัดไทย)のオススメ店
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