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2018年香港にオープンした新店としては、抜群の注目度を集めているのが、アートスペース「大館」JCコンテンポラリー2階にある『オールドベイリー』。
世界的な現代建築事務所ヘルツォーク&ド・ムーロンが手掛けてた空間で、ヘルシーな野菜満載の江南料理を堪能できます。
平均予算:ランチ 3,000~5,000円、カフェ 1,000~2,000円、ディナー 10,000~15,000円
現代建築の巨匠ヘルツォーク&ド・ムーロンが手掛けた空間で、ヘルシーな江南料理を
2018年、元収容所をリフォームしたアートスペース「大館」のレストランとしてオープンしたこの『オールドベイリー』。
上海周辺の江南料理のレストランですが、1つ星店『ダドルズ』と同じJIAグループならではの、完成度の高さですでに評判を呼んでいます。
「大館」全体は古き良き洋風建築のリフォームがほとんどなのですが、一番高台にあるウルトラモダンな外観の「JCコンテンポラリー」の2階です。
この「JCコンテンポラリー」は、スイスの建築事務所ヘルツォーク&ド・ムーロンが手掛けているので、2階にある『オールドベイリー』も彼らの作品になります。
2003年の「プラダ青山店」、2008年完成の「北京国家体育場(北京オリンピックメインスタジアム)」以来、アジアでの大きめなプロジェクトはなかったので、現代建築好きからすれば、この空間だけでも垂涎の作品と言えるでしょう。
彼らの特徴は、普通の材料を用いながら、それらの材料の異質感やそれらの材料から感じたことのない印象を見る者から引き出すことと言われることが多いですが、あの北京スタジアムの蜂の巣のような格子状の表層の効果で、中にいても圧迫感のない空間に仕上げています。
・カフェとしても利用化
空間を楽しみたい方は、美術館見学の合間の休憩などで、まずはカフェで利用してみてはいかがでしょうか?
人気スイーツ店「Teakha」の抹茶チーズケーキや黒糖シフォンケーキなどが置かれていて、ラテなども美味しいので、普通のカフェとしても優秀。
香港気分を味わいたい、ストリートフードとしておなじみの「鶏蛋仔」(ガイダンジャイ)」も、たっぷりとアイスクリームが盛られたスタイルで提供されています。
また、アフタヌーンティも2名HK $388~(約5,500円~)出ています。
・オーガニック野菜を使用したヘルシーな江南料理
冒頭でも紹介したように、料理は中国・江南地方の料理がメイン。
そう言えば、たしかに蘇州料理や杭州料理のレストランは、香港では少なめなので、広東料理に飽きてきた際にアクセントにもいいですね。
河川に面した豊かな農地が広がる江南地方の料理は、旬の食材を活かし、比較的あっさりした塩や黒酢の味つけで楽しめますので。
『Old Bailey/奥卑利(オールドベイリー)』店舗情報
コース料金:HK$1,680
営業時間:12:00~23:00
定休日:無休
電話番号:+852 2877 8711
住所:2/F JC Contemporary, Tai Kwun, Old Bailey Street, Central, Hong Kong closest entrance is the blue gate Central, 香港
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