香港『AMBER(アンバー)』クラシックフランス料理 ☆☆

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「アジアのベストレストラン50」では、毎年1桁台にランクインする、香港の、いやアジアを代表するフランス料理の名店『アンバー』。
比較的リーズナブルなランチコース「Weeknd Wine Lunch」でも、その地力の高さを十二分に堪能できました。

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アジアで3本の指に入るトップレベルのフレンチ

各地のロブション、シンガポールの『レザミ』『オデット』、バンコクの『ル・ノルマンディ』などとともに、フランス料理らしいフランス料理を食べさせてくれる店としては、アジアを牽引する存在だと言っていいでしょう。

「アジアのベストレストラン50」でも強く、初年度の2013年にNO.4でノミネートして以降、’14年はNO.4、’15年はNo.6、’16年はNo.4、’17年はNo.3とすべて一桁。「La Liste 2018」ではNo.153、「ミシュラン 香港 澳門2018」では2つ星です。

ちなみに、香港の『ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション』は、ミシュランで3つ星なのですが、個人的には、この『アンバー』とクオリティに差はないと思っています。

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重箱の隅をつつくようですが、この『アンバー』は数年前まで、たしか「モダン・フレンチ」にカテゴライズされていたと記憶していますが、2017年の「アジア・ベストレストラン50」の際に確認すると、「クラシック・フレンチ」に変更されていました。

「subtle Hong Kong influences(香港からの微妙な影響)」と補足付ではありますが。

基本的に、クラシック→モダン→コンテンポラリー→イノベーティブと、伝統的なフランス料理から遠ざかっていくわけですが、その境界線は曖昧。

定義はあるようでない、ないようである、1つの店のなかでもメニューによって横断していることも多々あるので、厳密に定義しようにもしきれない感覚的なものだと捉えています。

その感覚はとくに年齢によって変わってくるのでしょう。

20世紀のうちはヌーベル・キュイジーヌ(新しい料理)以前が「クラシック」で、それ以降が「モダン」くらいな感覚でおおむね一致していたと思いますが、ヌーベル・キュイジーヌと言っても、半世紀前の1970年代のこと。

となってくると、’80~90年代の料理も、現在では「クラシック」に入ってきてもおかしくないのかな?という気がしてきます。

そのあたりの定義を誰かやってほしいというが本心なのですが、多少のアウトプットの違いは棚に上げててでも、あえて今クラシックと名乗るのは、シェフが「フランス料理でありたい」という意志だということを、この『アンバー』では感じました。

 

コストパフォーマンスでは、週末の「Weekend Wine Lunch」がおすすめ

高品質イコール高級ではないとは思っていますので、当サイトで紹介する店は、上限をだいたい2万円で設定しているのですが、『アンバー』のディナーだと予算を超えます。

コースメニュー自体で約28,000~37,000円の価格帯。ランチであれば、3~4 coursesが約8,500~12,500円ですが、週末にさらに便利な6 coursesプラス4杯のワインペアリングが付いた「Weekend wine lunch」が1,038香港ドル(約15,000円)でありました。

今回はこのコースを試してみます。

前菜、メインなど3-5メニューある各カテゴリーから、1皿ずつ選んでいくプリフィクス方式です。

内容は、2-3ヶ月ごとに変わっていくそうですが、プリフィクスなので、月に2回行っても、全然別の料理が食べられますね。

Hongkong-French-Restaurant-Amberまずはシャンパーニュとともに、一口サイズのアミューズが続々と出てきます。

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気の利いたフィンガーフードをつまみながら、シャンパーニュを傾ける、週末だからこその至福のランチタイム。

上にも書きましたが、スパイスとして「香港からの影響」というより「アジア全域からの影響」を感じるフルーツを多用したスナックが盛りだくさん。瑞々しい上に味が濃厚な果実を厳選しているようです。

香港や日本をはじめアジア全域の食材にも目配せした前菜

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アジアの食材という意味では、日本産の魚もフレッシュ。毎日、九州と北海道から直送しているそうで、これは玄界灘の鯖。

脂がのり、身が詰まった良い鯖なのは一口入れればわかるのですが、それほど手を加えてないのに、ちゃんとフレンチになっているのが不思議。

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合わせるワインは、ドイツ側のアルザスのリースリングです。鯖の濃厚な味を、甘みでうまく相乗効果を出していますね。

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続いては、きのこをセレクト。ポルチーニ、マッシュルーム、しいたけなどのコンビ。エスプーマのソースもマッシュルームのエキスが入ったもの。

ペアリングのワインは、シャルドネですっきりと。

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広東語、英語などで予約をするのが面倒な方は、予約代行サービスがおすすめです。
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