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LCC(格安航空券)を使うトラベラーには、タイ・バンコクへのゲートウェイとなる「ドンムアン国際空港(Bangkok Don Mueang Intl) 」。
国内線の利用でも、プライオリティパスが使えるラウンジが豊富にある空港ですが、国内線が発着する「第2ターミナル」では、どこがおすすめ?
実際に使った経験に基づき、ご紹介します。
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ドンムアン国際空港・第2ターミナル(国内線)
ドンムアン国際空港・第1ターミナル(国際線)で、プライオリティ・パスで使えるVIPラウンジには、
・MIRACLE CO-WORKING SPACE(ランドサイド)
・Miracle Lounge
・The Coral Executive Lounge
と計3つのラウンジがあります。
どこを選べばベストか?をランキングにしようと思ったのですが、ここはほとんど一択で『MIRACLE CO-WORKING SPACE(ランドサイド)』を有効に利用する方法を中心にご紹介します。
「Miracle Lounge」「The Coral Executive Lounge」も安定したサービスを誇りますので、手荷物検査後に使うなら、好みと気分さえ間違えなければ、満足いく滞在になるはずですから。
おすすめ①:「MIRACLE CO-WORKING SPACE」(第2ターミナル・ランドサイド4階)
国内線のランドサイド(ゲート前の一般エリア)にあり、使用するケースは少し特殊になるかもしれません。
なので、No.1に推していいのか迷いましたが、使い勝手がよく、実際もっともよく利用させてもらっているラウンジです。
場所はチェックインカウンターがある3階からエスカレーターで上がった4階。フードエリアの逆側、道路側にあります。
エスカレータを上がったところに同名の有料ラウンジがありますが、そちらではなく、右側に進んだところにエントランスがあります。
<こんな時には最高のラウンジ>
ランドサイド(ゲート前の一般エリア)にあるということは、要は搭乗券さえ持っていれば利用可能なのですが、カウンターが出発の何時間前に開くか(あるいは、webチェックインが使えるか)次第な部分もあるかもしれません。
離陸まで1時間程度の時間なら、素直に手荷物検査を受けて、エアサイドのラウンジを使えばいいと思います。
ただ、下記のようなケースに当てはまる場合は、この「MIRACLE CO-WORKING SPACE」が使えることを覚えておいたほうがいいと思います。
1)ドンムアンへの到着便
2)ドンムアン乗り換えでタイ国内を移動する際に乗り換えに時間がある場合(たとえばプーケットからチェンマイの直行が取れなかったのでドンムアン経由にしたけど、乗り換え時間が2時間以上あるなど)
3)喫煙者
それぞれのケースを説明していきます。
1)ドンムアン空港への到着便
急いで、市内やホテルなどに行く必要のない場合ですので、観光メインの渡航で、1時間でも長くバンコク市内や観光地にいたい場合は向きません。
例えば、13~14時くらいに着いてバスで市内に向かおうとしているのだけど、暑い時間帯だから少し日が落ちてから移動しようかな、とか(ただ、遅くなりすぎると、渋滞に巻き込まれます)。
あるいは、早朝便で朝ごはんを食べていない、ランチを食べていないから食事を取ってから市内に向かおうかといったケースには便利なラウンジです。
2)ドンムアン乗り換え
これもバジェット・トラベラーの場合が多いでしょう。
千円でも安く移動しようと思ったら、ドンムアン乗り換え便で、少し待ち時間が長くなってしまった、と。
3~4時間待ち時間があるけど、どうしようか?という場合ですね。
3)喫煙者
2019年2月からタイの主要空港では、全面禁煙が施行されています。
ドンムアン空港でも建物外で一部喫煙所があるのですが、建物内やエアサイド(手荷物チェック通過後)では一切喫煙ができません。
となると、ラウンジも使いたい、でも喫煙もしたいという方は、手荷物チェック通過したら無理なので、ランドサイドのこの「MIRACLE CO-WORKING SPACE」と屋外喫煙所を使うしか選択肢がありません。
ただ、くれぐれも搭乗時間にはご注意ください。
<空間・サービス>
それほど大きなスペースはないラウンジですが、ソファシートエリアとテーブルエリアに分かれています。
ゆったりと時間をつぶすなら、こちらのソファ席に。
電源は、壁側のソファ下のコンセントから取れます。
そもそも「CO-WORKING SPACE」というネーミングですので、バリバリPC作業などをするのには、テーブル席がうってつけです。
電源は、テーブル下の床のコンセントから取れます。
<料理・ドリンク>
「Miracle」系列ですので、アジアンテイストの食事が充実しています。
味は控えめですが、じゅうぶんな美味しさでしょう。
ドリンクは、水や一部ジュースはペットボトル・缶、フルーツジュース・清涼飲料水などはサーバーからのサービス。
いずれにせよ、これから搭乗の方は、保安検査場で液体は破棄しないといけないので、ご注意を。
コーヒーは自動マシーンでドリップからカフェラテ、エスプレッソまで、紅茶はティーパックです。
アルコールは、タイ産ビール数ブランドを缶で提供しています。
利用情報
営業時間:毎日 午前6時~午後10時
利用条件:最長2時間まで滞在可。2歳未満のお子様は入室無料。
追加情報:会議設備、電話、ファクスの利用は別途料金
設備
おすすめ②:「The Coral Executive Lounge」
国内線出発エリア、3階、保安検査を通過した後、右折してゲート51へ。ラウンジは右側にあります。
「The Coral」スタイルのくつろげるソファが魅力です。
国内線だからか、国際線ターミナルのラウンジより、やや軽めのメニューが多めです。
利用情報
営業時間:午前6時~午後10時
利用条件:最長3時間まで滞在可。2歳未満のお子様は入室無料。
追加情報:会議設備、電話、ファクスの利用は別途料金
設備
おすすめ③:「Miracle Lounge」
3階、保安検査を通過した後、右折してゲート51付近へ。「The Coral Executive Lounge」の手前にあります。
ドンムアン空港のラウンジでは、唯一シャワーがあるのですが、国内線だとなかなか使う機会がないんですよね。
利用情報
営業時間:午前5時30分~午後7時30分
利用条件:最長2時間まで滞在可。2歳未満の子どもは入室無料。
追加情報:ファクスの利用は別途料金
設備
ドンムアン国際空港・第2ターミナル(国内線) おすすめラウンジのまとめ
以上、ドンムアン国際空港・第2ターミナル(国内線)にあるおすすめラウンジでした。
ドンムアン空港の国内線ターミナルを使うということは、多くの方がLCC(格安航空会社)での移動になると思います。
さほど長いフライト時間にはらなないと思いますが、念のために書いておくと、LCCを使う際に注意しなければいけないのが、食事とドリンクでしょう。
<食事>
LCCの場合、機内食は有料ですが、タイの国内線の場合、概ね1時間程度のフライトでしょうから、食べている時間はないと思います。
そもそも地上で食べたほうが美味しいと思いますので、食事はできるだけ地上で済ませたいものです。
<ドリンク>
ドリンクも有料です。ですので、搭乗前にじゅうぶんな水分補給はしておきいたいものです。
節約派や、万が一の場合を考えて「お守り」を用意しておきたい方は、空港内にあるフリーで使える給湯設備を有効に使いましょう。
液体は手荷物検査で没収されますが、空のペットボトルは持ち込めます。それを使って冷水、マグボトルなどでお茶をつくっておけば安心です。
それでは、よい旅を!
ドンムアン空港ターミナル1(国際線)のラウンジガイド
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バンコク・グルメガイド
いまやクリエイティブでおしゃれなレストランが続々とオープンし、評価もうなぎ登りのバンコクのグルメシーン。
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