東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

 

恵比寿ガーデンプレイス39階からの絶景が楽しめるモダンタイ料理『ロングレイン』。
オーストラリアのシドニー/メルボルンで人気を博していた新感覚のタイ料理とは一体どんなものでしょうか。
興味津々でうかがってみました。

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

平均予算:ランチ 2,000~3,000円、ディナー 7,000~10,000円 

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オーストラリアの人気タイ料理店

シドニーとメルボルンに2店舗を構える人気タイ料理店、初の海外ブランチ。

オープンの報を聞いた際には、「なぜ、タイ料理なのに、オーストラリア発?」と少し驚きました。

ただ、思い返してみれば、「アジアのベストレストラン」でNo.1を獲得したことがるバンコクの『ナーム』の当時のシェフはオーストラリア人のデビット・トンプソン(現在は香港の『アーハム』のシェフ)でした。

調べてみると、オーストラリアはタイ人の留学先としても主要国で、オーストラリア現地でもタイ料理は浸透しているよう。

オーストラリア経由のタイ料理というのも、あながち奇抜なだけではなさそうです。

 

最初のごちそうは、恵比寿ガーデンプレイス39階からの絶景

場所は、恵比寿ガーデンプレイスの39階。

ガラス張りの店内ですので、どう考えても絶景ですね。

夜景が最初のごちそうと言ってもいいでしょう。

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

プロデュースはトランジットジェネラルオフィスで、モダンにデザインされた空間演出にまず注目。

『THE UPPER』(丸の内/『La Cime』高田生井祐介シェフ監修)『OPUS』(銀座/『Ode』生井祐介シェフ監修)『ERUTAN RESTAURANT / BAR』(京都/『ALTER EGO』徳吉洋二シェフ監修)とトップシェフとコラボレートした話題店や、モダンギリシャレストラン 『THE APOLLO(アポロ)』、イタリアン『フラテリパラディソ』などを手掛けているだけあって、この『ロングレイン』でも店の雰囲気作りのうまさは体感できます。

 

ディナーは、コースが基本

「SPICY(辛さ)、SWEET(甘さ)、SOUR(酸味)、SALTY(塩気)の4つの要素で、色鮮やかに表現されるタイ料理」 が料理のコンセプト。

ディナーは、9品のコースが基本です。

さて、どんなものか、紹介します。

 

「前菜三種」

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

ライスペーパーを揚げたせんべいの上にパクチーやミントなどで味付けされた「スパイシーポークタルト」、「イカのブラックペッパーフリッター」、「ソフトシェフマリネ トムヤムマリネ」の三品が一皿に盛られてきます。

タイっぽさはじゅうぶん感じられます。

 

「アトランティックサーモンマリネ 香味 黒酢ソース」

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

レモングラスなどでタイ風なアクセントをつけていますが、タイ料理としてみると、なぜアトランティックサーモンだかわからなくなるかもしれません。

あくまでオーストラリア×タイというテイストなのだとここで理解します。

 

「藁焼き鰹と秋茄子の生春巻き」

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

戻り鰹と秋茄子が一個ずつ。

日本の季節感を出した素材ですね。

米(ライスペーパー)と相性のいい食材はいくらでもあるはずなので、ガンガン可能性を広げてほしいです。

 

「ヒラメの香味蒸し ヌクチャムソース」

美味しいヒラメでした。

火入れの具合もばっちり。

ただ、香味はさほど利いていないので、タイ料理っぽさは薄めです

 

「鴨のロースト キノコ 銀杏」

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

メインは、牛ハラミか鴨からのセレクト。

ココナッツミルクから作られたソースに、南国感は入っていました。

 

「パッタイ」

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

品はよいですが、比較的オーソドックスなパッタイ。

 

「モンブラン」

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

デザートはモンブラン。

再構築系でした。

 

まとめ

ここで言うモダンタイ料理とはどんなものか?と思っていたのですが、欧州料理をベースに、タイ料理のアクセントをまぶしたというところでしょう。

あくまでオーストラリア×タイのフュージョン料理の範疇だと思いました。

その分、タイ料理に慣れてない方でも素直に入っていける味です。

フレンチのコースほど肩ひじ張らなくてもいいし、とはいえ、安食堂はなぁというときに使いやすい店ですね。

場所柄もあるのでしょうが、客層は、30~40代くらいのカップルや、女子会、軽めのビジネスディナーなどに使っている印象でした。

東京・恵比寿『ロングレイン(Longrain)』モダンタイ料理

逆に言えば、タイ料理としてはパンチが足りないと思う方もいるでしょうが、現代的でありながら、現地感も欲しい場合は、渋谷の『チョンプー』に行けばいいかな。

現地感・マニアック感が少し不安な場合は、この『ロングレイン』かなと、一緒に行く相手によって、使い分けるのがおすすめです。

 

 

 

 

メニュー

【ディナー】
「Longrain DINNER<窓際確約>コースご9品+ワインペアリング3杯」8,500円 (税抜)
「Longrain DINNER<窓際確約>コースご予約+ソムリエお勧めワインペアリング5杯9品」10,500円 (税抜)
「Longrain DINNERコースご予約+2時間飲み放題9品」8,000円 (税抜)
「Longrain DINNERコースご予約+スパークリングワイン9品」6,000円 (税抜)
「Longrain DINNERコースご予約9品」5,500円 (税抜)

【ランチコース】
「Longrain LUNCH COURSE+スパークリングワイン+デザート&カフェ5品」4,300円
「Longrain LUNCH COURSE+デザート&カフェ5品」3,400円 (税抜)
「Longrain LUNCH COURSE4品」2,500円 (税抜)

【ランチセット】※予約不可、直接来店のみ
「WEEKDAY LUNCH SET(平日)」1,100円/パパイヤのサラダ+メイン1品
「WEEKEND LUNCH SET(土日祝)」1,800円/パパイヤのサラダ+メイン1品
※メインは、「パッタイ」「ガパオ ライス」「お勧め食材のグリーンカレー(+300円)」からセレクト。デザートは+300円、ドリンクは+300円~)

メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください

 

予約方法

電話かwebから。 web即時予約は、一休・食べログ・ぐるなびで受け付けています。

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店の地図・アクセス

JR・日比谷線「恵比寿駅」から「恵比寿スカイウォーク」経由で徒歩約5分

 

『ロングレイン』店舗情報

平均予算:ランチ 1,000-2,000円、ディナー 7,000-10,000円
営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O14:00)、ディナー 17:30~23:00(L.O22:00)
定休日:施設規定に準ずる
電話番号:03-5424-1300
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 39F
オフィシャルHPはこちら

オフィシャルinstagramページはこちら

 

 

 

 

東京のおすすめタイ料理レストランはこちら▽

 

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