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オリーブオイルを使った新感覚の台湾料理。
ヨーロッパのアンティーク家具に囲まれ、何かが生まれる雰囲気を持つ隠れ家レストランには、夜な夜なクリエイティブな台北っ子が集まります。
平均予算:ランチ 3,000~5,000円、ディナー 5,000~7,000円
自然体で上質な、台北の最先端を感じさせる隠れた人気店
美術関係の仕事をしていたというオーナーのなせるワザか、なんだか文化度が高い店というのが、この『四知堂』の印象です。
看板も出ておらず、入り口は表札だけで、隠れ家的な雰囲気。
國父紀念館をデザインしたという建築家の元住居を改装したという店内には、オーナーが旅している中で見つけたアンティークの家具や調度品が、センスよく配置されます。完全なお揃いでないのも、どこかホッとさせる空気に貢献しています。
元建築家の住宅を改装。アンティーク家具に囲まれた隠れ家
どちらかと言えば、カフェに感じることのほうが多いのですが、消費していく場でなく、何かが生まれていく場であるという雰囲気を店全体がまとっています。
実際集まってくる客も、クリエイターなどが多いと聞きます。上質だけれども、ギラギラした成金感はないところが、心地よいんです。
場所は、新荘線「忠孝新生」駅から徒歩5~6分のところにある済南路沿い。この通りは、美味しいお店が多くて、『四知堂』の隣にも、小籠包などが有名な『濟南鮮湯包』があります。
上記の表札を頼りに、敷地内に入ると、いかにも住宅のような玄関があります。ここが店の入り口です。
料理はアラカルトのみ。
手書きで書かれたメニューには値段が書いてありません。
最初に訪れたときには、料金が表示されたないことほど怖いのはないのですが、1人あたり2皿+デザートを普通に食べて、ビールを1瓶、お茶も付けてっていうくらいなら、たいてい800~1,000台湾ドル(約3,000~3,800円)くらいです。
オリーブオイルでつくる新感覚の台湾料理
料理は、基本的には台湾の家庭料理なのですが、少し珍しいのが、味付けや炒め物にオリーブオイルを使っていることでしょう。
それも、オーナー自らが出向いて買い付けたスペイン産のエクストラバージンオリーブオイルだそうです。
このオイルの使い方だけで、台湾料理としては新感覚なテイストになっています。それに、食後に胃がもたれないのが、嬉しいところ。
オイルや味付けでごまかせないだけに、食材の良さにはこだわっているよう。
中華料理としてはかなり薄味ですので、その素材の良さがくっきり表れます。
そんなにぶっ飛んだことはやらないお店ですが、時どき、麺にピータン、台湾味噌とレバーのペーストなど、創作系のメニューをさりげなく挟み込んでくることも楽しくなります。
外国語での予約が面倒な方は、代行予約が便利です。
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デザートは絶品の洋菓子で
デザートは基本的に洋菓子。
チョコケーキ、ムースなど3種類くらいメニューに載っていることが多いようです。
2号店の「TUA」ではスイーツのテイクアウトをやっているという話も聞きましたが、スイーツ全般かなり美味しいので、ぜひ頼んでください。
お茶は、各種中国茶が中心です。
店の雰囲気と、あっさりした料理に惹かれて、なんだかんだで個人的に台北ではもっとも行っているお店です。 日常使いとまではいきませんが、ほんのちょっと気分があがる食事をしたいときや、肩肘はらずに楽しめる仲間との食事には、打ってつけのお店ですね。
『四知堂』店舗情報
営業時間:11:30~14:30、17:30~22:00
定休日:無休
電話番号:(02)87719191
住所:台北市濟南路三段18号(台北市大安區濟南路三段18號)
オフィシャルHP(英文)はこちら
予約の仕方
電話(台湾語、英語)が中心です。軽く日本語話せるスタッフがいることもありますが、電話では難しいと思います。
日本語で予約したい場合は、下記の予約代行サービスなどが便利です。
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店の地図