香港『Tate Dining Room & Bar(テイト ダイニングルーム&バー)』イノベーティブ ☆

Hongkong-Tate-Dining-Room

 

ベスト女性シェフの受賞店、香港の『Tate Dining Room(テート・ダイニングルーム)』。
8皿のコースのそれぞれの皿に盛られたミニアチュールのような小宇宙には、フランスだけではなく、中国も日本も詰まっていました。

平均予算:ディナー 20,000~30,000円 /「ミシュラン香港 2020」1つ星

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アジアのベスト女性シェフも受賞した、ミニアチュールのような叙事詩

台中の『ル・ムー』と同じように、ベスト女性シェフ受賞者にして美人シェフとして知られているヴィッキー・ラウさんが率いる香港の『テイト・ダイニングルーム』。こちらも美しい料理が特徴です。

ん、テイト? それって、ロンドンの美術館じゃない?とこの店を知ったときに思ったのですが、あながち的外れではないかもしれません。

ヴィッキーさんは、もともとグラフィックデザイナーとして活躍しながらも料理への想いが断ち切れず、フランスの料理学校に留学し、料理人への道へと進んだ方。確かに、私がこれまで体験したアジアのレストランの中でも、もっともグラフィカルなダイニングの一つでした。

実は2017年の初頭に、うかがおうと思っていたのですが、ちょうど移転のために休業中。年末にようやく香港に行く機会を得たのですが、新店舗でラッキーだったのかもしれません。

かつては、SOHOにあったのですが、ハリウッド・ロード公園の向かいになり、より静かな環境に。そして、店内も広くなったようです。

 

 

 

・「叙事詩」と名づけられた、8皿のコース

メニューは、「All The Odes(すべての叙情詩)」と名づけられた通常コースとベジタリアンコースの2種類のみ。

全部で8皿のコースです。このコースのネーミングはチリの詩人、パブロ・ネルーダからインスパイアされたとのことで、メニュー表も、布張りの本仕立てのボックスのなかに入っています。

ドリンクのワインペアリングは3杯と5杯。その他カクテルなども一通り揃っていました。

メニューには、それぞれ「ODE TO~」、訳せば「~へ捧げる叙事詩」というタイトルが付いていますので、それにならって見ていきます。

INTRO

メニューの最初は、パンと自家製ワカメバター。

オードブルは、コンソメロワイヤルの海葡萄載せ。香港で海葡萄ははじめて食べました。

 

ODE TO BALANCE

最初はワタリガニの卵黄クリーム。キャビアが載っていますね。

 

ODE TO SCALLOP

ホタテのエスプーマとマリネ。エディブル・フラワーがライスペーパーに織り込まれてるところがオシャレ。

ブリオッシュには、なんと豆腐のバター。日本にはお忍び(?)で通っているらしく、日本の素材が使われているのですが、和食に無理に合わせようとしないバランス感がいいですね。

 

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