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2007年にオープンした中堅ですが、いまや高遠蕎麦を代表する名店の最右翼として評価されている実力店。
平均予算:1,000~2,000円
店の特徴
伊那を中心に考えるなら、西の行者蕎麦の『梅庵』、東の高遠蕎麦のこの『ますや』が私のお気に入りです。
その蕎麦の特徴に行く前に、まずは蕎麦前から。
いい蕎麦屋は、やはり蕎麦前が美味しいのです。
「塩麹鴨(写真)」「鴨生ハム」と鴨肉メニューはいつも入っています。
夏に伺った時は、季節の一品として「葉わさびおひたし」なども出ていました。
そのほか、「馬すじ時雨煮」「もしお煮(おたぐり)」など伊那名物の馬肉料理の肴もありますので、美味しい蕎麦と名物料理で旅行気分を味わうこともできます。
高遠蕎麦の食べ方
高遠蕎麦は、蕎麦の打ち方というより、味噌に辛味大根を混ぜる、そのつゆに特徴があります。
まずは、蕎麦が来る前に味噌を鉢に移し、だしを加えて練ります。
そして、蕎麦が来たら、食べる直前に、辛味大根とネギを味噌だしに混ぜます。
食べ比べが魅力
蕎麦に関しては、ざる三枚の「高遠三昧」が人気ですが、二枚の「高遠合盛り」でも十分その醍醐味を堪能できるでしょう。
玄蕎麦は必ず付きます。
2枚目は、選べるのですが、田舎にしてみました。
太めに切った、田舎蕎麦らしい田舎蕎麦に加えて、山の形にカットされた平打ちも付いていました。
どうやって食べるのが正解かは知りませんが、漬物や薬味を挟んで、ラビオリのように食べてみました。
そば湯は、比較的あっさり目のタイプ。
メニュー
【高遠そば】
焼き味噌と辛味大根のつゆ
「高遠そば(ざる二枚)」1,200円
「高遠合盛り(ざる二枚)」1,400円
「高遠三昧(ざる三枚)」1,800円
【江戸風つゆ】
本枯れ鰹のつゆ
「玄(ざる二枚)」900円
「合盛り(ざる二枚)」1,100円
「そば三昧(ざる三枚)」1,600円
【あごだしざる】
自家焼干し飛魚のつゆ
「あござる(ざる二枚)」1,200円
「あご合盛り(ざる二枚)」1,400円
「あご三昧(ざる三枚)」1,800円
【肴メニュー】
「塩麹鴨」600円
「鴨生ハム」800円
「馬すじ時雨煮」600円
「もしお煮(おたぐり)」600円
*メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。
予約方法
予約不可。
店の地図・アクセス
JR関東バス「高遠駅」バス停から徒歩約20分
『高遠そば ますや』店舗情報
営業時間:11:00~L.O.15:00(12~3月はL.O.14:30)
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
電話番号:0265-94-5123
住所:長野県伊那市高遠町東高遠1071
オフィシャルHPはこちら
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