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25日午前に佐賀県は、新型コロナウィルスの影響で「アジアのベストレストラン50 2020」の佐賀県での開催中止を発表。
主催者からは、授賞式はオンラインセレモニーに切り替えると告知されています。
夕方あたりから報道が走っていますが、各社の記事はこんな感じです。
佐賀新聞
SAGA TV
日経新聞
前夜祭的に、3月21・22日に武雄市で開かれる予定だった「TAKEOアジアンフード&マーケットFESTIVAL」も21日は中止を発表していたので、悪い予感はしていたのですが。
別候補地開催ではなく、オンラインでの授賞式に変更が告知
主催者の英ウィリアムリード社は、先週末に中止を打診していたよう。
正確に言うと、中止ではなく、オンラインセレモニーに切り替えることがSNSで告知されています。
オンラインセレモニーって、無観客試合みたいな感じなんでしょうか。
スタジオ収録とか。
あるいは、シェフも含めて参加者無しで、ランキングを発表する映像を流すということでしょうか。
まあ、当日を楽しみに待つことにします。
ちなみに①
佐賀での中止を最初に知ったときには、勝手に代替案はどうなるのだろう?とか考えていました。
余計なお世話ですが。
開催の3月24日までまだ1ヶ月あるので、代替地でやれるのかな?
でもアジアだから、多かれ少なかれ影響のある場所ばかりだよな、とか。
なんとか延期にならないかな?とか。
でも、そんな簡単なことではなかったようです。
ちなみに②
「アジアのベストレストラン50」のランキングの結果は大手ニュースメディアでも報道されるようになってきましたが、こういう突発的な事故が起こると、ディテールにいろいろ興味深い情報が出てきたりします。
私が気になったのは、日経新聞の記事のこの部分。
佐賀県は約9400万円の予算を組み、有田焼などの食器や県産品を売り込む準備を進めていた。県によると、このうち開催地負担金として約5500万円をリード社に支払っているが、その対応は今後話し合う。
日経新聞より
開催地負担金って、約5500万円なんだ? 思ってたより安いな、と感じたのは私だけでしょうか。
誘致活動の難易度がどれくらいのものかは図りかねますが、これくらいの予算だったら、東京だったら区レベルで組めそうな気がします。
これを知って、来年以降の主催地に立候補する自治体が出てきたりして。
それはそれで、活性化として良いことだと思います。
ちなみに③
既に発表されている部門賞は、
「Icon Award」は、村田吉弘氏(『菊乃井』)が受賞。
昨年の『日本料理 龍吟』山本征治氏に続き2年連続で和食から。
「Best Female chef」は、韓国のチョー・ヒスク(『韓食空間(ハンシクゴンガン)』)が受賞。
昨年のランキングの復習はこちらから!