【2019年度最新版】 アジアの最優秀女性シェフ歴代受賞店に全部行きたい!

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2013年から始まった「アジアのベストレストラン50」も’19年で7回目。
本編のランキングが3月下旬にリリースされる前に、特別賞「最優秀女性シェフ」が発表されました。
2019年はバンコクの『GAA』のGarima Aroraさんが受賞。
過去の受賞者すべてのお店を含めて一気に紹介します!

 

ベスト女性シェフ受賞店を全店制覇!

ベストレストラン50には、いくつかの部門賞があるのですが、その中で個人的に好きなのが、「one to watch(ランク外だけれども、今後注目すべきお店)」とともに、この「best female chef(最優秀女性シェフ)」です。

女性シェフというカテゴリーをつくるのに、異論を唱える方も少なくないとは思いますが、私がこの部門賞が好きなのは、ベスト50ランク外から受賞することも多い、すなわち、人気投票であるベスト50ランキングとは違った視点でアジアの注目店を知ることができるからです。

2019年は、バンコク『GAA(ガア)』のGarima Arora(ガリーマ・アローラ)さんが受賞。

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昨年の『paste』のビー・サトンガンさんに続き、バンコクのレストランからの受賞。

歴代の受賞者を並べてみると、中華圏かタイとフィリピンの東南アジアのシェフが占めていますが、バンコクには最新版のミシュランで1つ星を獲得した『saawaan』のSujira ‘Aom’ Pongmornシェフなど、ほかにも注目すべき女性シェフがいるだけに、バンコクがこのシーンを先導しそうな勢いです。

 

2019年受賞:アローマ・ガリーナさん from バンコク『GAA(ガー)』

ここ数年のアジア全域で活躍した女性シェフということでは、妥当な受賞でしょう。

アジア4連覇中の『GAGGAN(ガガン)』の姉妹店で、ガリーナシェフはスーシェフを勤めた後に、2017年春にオープンしたこの『GAA』を任されることになります。

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インド出身の彼女のそれ以前のキャリアで特筆すべき点は、『noma(ノーマ)』で研鑽を積んでいること。

インド料理をベースとしながらも、タイの食材を使い、現代的な表現に昇華させるのが、彼女の真骨頂でもありますが、『ガガン』よりも風通しのいい軽やかさを感じさせるのは、新北欧料理の洗礼を現地で浴びていることによるかもしれません。

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洋館風の店内の雰囲気も心地よいお店なので、バンコクにいらっしゃる場合は、ぜひ試してください。

というか、言われなくても、一段と予約が取りづらい人気店になりそうですが。

日本語可!『ガア』をグルヤクで予約する

 

『GAA(ガア)』店舗情報

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平均予算:3,000~6,000THB(約10,000~20,000円)
営業時間:18:00~L.O. 21:30 定休日:無休
電話番号:+66 91 419 2424
住所:68/4 Soi Langsuan, Ploenchit Road Lumpini, Phathumwan, Bangkok 10330
オフィシャルwebページ(英語)はこちら

 

2018年受賞:ビー・サトンガンさん from バンコク『paste(ペースト)』

2018年の受賞者は、バンコクのモダンタイ料理『ペースト』のシェフを務めるビー・サトンガンさん。

『ボラン』のドゥアンポーン・ソンヴィサヴァさんに続き、2人目のタイ料理からの受賞となりました。

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彼女の特徴は、自身も語っているように、伝統的なタイ料理の味を最大限にリスペクトしながら、モダンなプレゼンテーションと両立させていることでしょう。

基本的には、優しい味です。

日本語可!『ペースト』をグルヤクで予約する

 

『paste(ペースト)』店舗情報

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営業時間:ランチ 12:00~14:00、ディナー 18:30~23:00 定休日:日曜
電話番号:+66 2 656 1003
住所:3rd. fl, Gaysorn Shopping Centre 999 Ploenchit Road, Lumpin, Bangrak, Bangkok

 

 

2017年受賞:メイ・チョウさん  from 香港『Littile Bao(リトル・バオ)』

部門賞を含めた、「アジアベストレストラン50」のなかで、もっとも驚いたのが、ベスト女性シェフのこのメイ・チョウさんでした。

彼女は、香港とバンコクに2店舗を展開する『リトル・バオ』を率いるシェフです。

なぜ意外だったかというと、ハイエンドなコースを提供するレストランではなく、中華風蒸しパンをバーガーにしたメニューがシグネチャー。

そして、キューピーちゃんのようなキャラを前面に押し出した、アメリカン・ポップなスタンスが特徴のお店だからです。

香港の本店には、タイミング合わなくて行けなかったのですが(でも、前を通ったら、満席で入る余地はなさそうでした)、2月下旬、バンコク店で件の『バオ・バーガー』を楽しむことができました。

具は、「ポークベリー(豚バラのトンポーロー)」や「魚の天ぷら」など約4種のバリエーションがありますが、この日選んだのは、「四川風チキン」。と、淡々と書き進めてしまいましたが、これが本当に面白いものでした。

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蒸しパンと具のバランス、そして複雑に絡み合むその他の具材やソース。中華とも洋食とも割り切れない小宇宙が、この小さなバオの中に詰まっています。

イノベーティヴなレストランが、合間に挟むユーモアの利いた一品が切り出されたようなイメージです。

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デザートは、アイスクリームを挟んだ”揚げバオ”。

メディアでの発言などを調べてみると、イノベーティヴ中国料理の先駆者『Bo Innovation(ボ・イノヴェイション)』や新感覚の焼き鳥店『Yardbird(ヤードバード)』などをリスペクトしているとのこと。それを知ると、「道理で」と彼女の料理の面白さに膝を打ちました。

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ドリンクはカクテルが中心。アメリカン・クラシックなものから『HK to BKK』(写真)といったオリジナルレシピまで多種にわたります。

ストリート・カルチャーを出発点にガストロミーを経由し、アメリカン・ポップなテイストでパッケージする――そんなセンスと才能が彼女の真骨頂のよう。

日本への出店も既に計画に入れていると公言していますので、これからも要注目のシェフです。

『Littile Bao(リトル・バオ)香港』店舗情報

営業時間:<月~金>18:00~23:00 <土>12:00~16:00、18:00 – 23:00 <日>12:00~16:00、18:00 – 22:00 定休日:無休
電話番号:+852-2194-0202
住所:66 Staunton Street, SoHo, Hong Kong

 

 

2016年受賞:マルガリータ・フォレスさん from マニラ『Cibo(チボ)』『Lusso(ルッソ)』etc

2017年の『リトル・バオ』のメイ・チョウさんの受賞を驚いたと書いてしまいましたが、実はその流れはこの2016年から始まっていたのかもしれません。受賞者はフィリピンのシェフ、マルガリータ・フォレスさん。

アーティスティックだったり、職人的だったりするシェフとは異なり、プロデューサー的なセンスに長けたシェフだという印象を持っています。

そんなところまで、目配せをしているのんだ?と、アジアベストレストラン50の審査基準に、若干の驚きを隠せずにいました。

マニラに滞在する機会があったので、彼女の店の一つ『LUSSO(ルッソ)』を訪れてみました。

マカティ・エリアにある商業施設「グリーンヴェルト」内にあるこのイタリアン。小ぢんまりしてはいますが、庭園を望むオープンエアのテラスもあり、開放的な雰囲気が印象的です。

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パスタやサラダなど、一通り味わってみたところ、けれんみのないシンプルな味付けが好印象です。

二度のがん治療を克服した彼女。本人が語っていることによると、その闘病を経験したことにより、オーガニック食材の重要性を実感し、それらを各店舗で実践しているとのこと。その食材の良さも実感できました。

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マサチューセッツの大学で国際経済学、会計学を学び、アメリカと香港の企業数社で働いたキャリアウーマンだったフォレスさん。

その経験が生きているのでしょう、ケータリングや料理教室からスタートした料理のキャリアも順調です。

最初にオープンした『CIBO』ブランドは、現在10店舗を展開。カフェ『GRACE PARK(グレース・パーク)』、高級ラインの『LUSSO(ルッソ)』『Alta(アルタ)』をはじめ、食材やコンセプトレストランなど、現在10のブランドを運営。

フィリピンにイタリア料理を根づかせた立役者です。

『LUSSO(ルッソ)』店舗情報

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営業時間:11:00~24:00 定休日:無休
電話番号:+63 2 756 5893
住所:Ground Floor, Greenbelt 5, Legaspi St., Legazpi Village, Makati, Manila
オフィシャルwebサイトはこちら

 

 

 

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