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韓国のかつての貴族階級、両班の家庭料理を現代風に表現した『プム』。
食材を厳選した端正な料理を味わえることで、ミシュラン1つ星を獲得しています。
南山(ナムサン)の中腹にある快適な雰囲気のなか、都会の喧騒を忘れてみては?
平均予算:ランチ 10,000~15,000円、ディナー 15,000~20,000円/「ミシュラン ソウル 2019」1つ星
両班の料理を現代的に表現した韓定食で、ミシュラン1つ星店に
かつての貴族階級である両班(ヤンパン)。彼らが食べていたその料理は、現代の韓国料理に大きな影響を与えたとされています。
『プム』は、この品格のある両班の家庭料理を現代風に表現するシェフ、ノ・ヨンヒ氏のレストラン。淀みのない端正な料理と確かな質が評価され、2017年からミシュラン1つ星を獲得している実力店です。
場所は、Nソウルタワーがある南山(ナムサン)の中腹、ソウル駅側です。
タクシーで行けば、明洞やソウル駅から10分ほどですが、このあたりまで行くと、都会の喧騒を離れ、かなり気持ち良い空気に変わりますので、散歩がてら歩いてみるのもいいかもしれません。
ビルの地階からでも、屋上側(写真上)からでも入れます。
店内も、白と木目を基調とした、端正な雰囲気。
窓側の席は、ソウルの街を一望できる気持ち良さ。早めの予約が必要でしょう。
・少しでもよい食材を用意するために、コースは完全事前予約制
メニューは、昼も夜もコースのみ。月ごとに変わるコースは、ベジタリアンコースも含めて4-5種で8,000~17,000円程度。最良の食材を確保するために、予約の際にどのコースを食べるか決めておく必要があります。
料理の前に、まず乾燥ナツメと松の実。
アルコールはワインがメインですが、韓国は酒税が高い国なので、ランチだし飲むのはやめておこうかと思ったのですが、スタッフのかたが国産のライスワインを勧めてくれました。
結果、料理との相性もバッチリで、これが正解でした。
続いて、両班だけでなく宮廷料理でもよく見られるタラク粥。栗の風味が秋を感じさせます。
大根の浅漬もほっこりする優しい味わい。
鮑と梨の冷菜。意外な食材の組み合わせでしたが、味や食感のコントラストが心地よい、絶妙なマッチングでした。
外国語での予約のやり取りが面倒な方は、代行予約が便利です。
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