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世界遺産の五箇山などを擁する富山南部の街・南砺市で、地産地消を標榜するフレンチ。
修業先の仏アルザスに風景が似ていることから、まったく縁のなかったこの地にオープンすることを決めたというように、地域や環境へのリスペクトを感じる気持ちいレストランでした。
平均予算:ランチ 10,000~15,000円、ディナー 10,000~15,000円/「ミシュラン富山 2021」1つ星
店の特徴
富山県南砺市の景勝地・桜ヶ池畔に立つフレンチレストラン。
修業先のアルザスの風景と似ていることからこの立地を選んだというように、この環境を活かしたレストランを続けているよう。
泊まった宿の方から、「あそこのシェフの周りには人が集まるんですよ。農業の方などと一緒にやっていこうという意思が表れているので、
という言葉を聞いて、さらに期待が高まります。
言ってみれば「地産地消」で地元の野菜を中心とした料理でコースを仕立てているとのことですが、今では地産地消だからいいのではなく、それをどうやるか、どれだけ突き詰めるかというフェーズに入っている
コースについて
ランチコースは、8品前後のおまかせコース「Modére」の¥5,280~、ディナーは9品前後のおまかせコースの「Dégustation」¥7,040~。
より食材を厳選した「Hommage」¥11,000~もあります。
今回は、ディナーで「Dégustation」を。
まずは、ソービニヨンブランのグラスワインで。
アミューズ
池田さんのそら豆のニョッキ。
前菜①
蛍烏賊 イカスミ。
黒にんにく 菜花 ビーツの3色ソースで。
前菜②
アンチョビを塗ってローストした新玉ねぎ 生ハム載せ。
玉ねぎのみから作ったスープ。
丸いのは豆乳パン、手前は全粒粉のパン。
続いて、ピノ・ノワールに。
前菜③
穴子の軽いグリエ 魚介のスープ 山菜。
アサツキ入りバターを熱いスープで溶かしてくれます。
前菜④
アスパラガス。
右は初卵の卵黄のコンフィ カラスミ トリュフ粉と。
左は白エビ 甘海老 大根とともに。
魚料理
能登産アイナメ。
地元産の米と筍のサフランリゾットをブイヤベースソースで。
これまでのワインが良かったので、「肉に合わせておまかせで」と頼んだら、コートデュ・ローヌが出てきました。
大好きです。
肉料理
黒毛和牛のシンシン。
プレデザート
ケツメイシで香りづけしたクリームブリュレ。
デザート
いちごのソルベ ヨモギのフレーク。
ミニャルディーズは、手造り感がかわいらしい箱入り。
行く前は、HPの落ち着いた雰囲気や写真で見るインテリアの雰囲気からか、なぜかベテランシェフのセミリタイヤのような店かと思い込んでいたのですが、現役バリバリ、ちゃんと今な感じがするフレンチでした。
その意味でも、地方ガストロノミーの奥深さ、懐の深さを実感させるコースでした。
メニュー
【ランチ】
「Modére」¥5,280
8品前後のおまかせコース
「Dégustation」¥7,040
9品前後のおまかせコース
「Hommage」¥11,000 *2日前までに要予約
富山や能登の海の幸、山の恵み、豊かな南砺の大地から生まれる厳選食材からなるシェフのおまかせコース
【ディナー】
「Dégustation」¥7,040
季節の旬な食材9皿前後のおまかせコース
「Hommage」¥11,000~ ※要予約
富山や能登の海の幸、山の恵み、豊かな南砺の大地から生まれる厳選食材からなるシェフのおまかせコース
※ 別途サービス料10%
*メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。
予約方法
電話で。
店の地図・アクセス
JR城端線「城端駅」より5.1㎞、車8分。
『ランソレイエ(L’Ensoleiller)』店舗情報
平均予算:昼=コース 3,672~6,696円、夜=コース 5,184~10,800円
営業時間:ランチ 11:30~13:30 (L.O.)、ディナー 17:45~19:30 (L.O.)
定休日:水曜、第2火曜(祝日除く)、年末年始
電話番号:0763-62-2977
住所:南砺市立野原東 1752-3
オフィシャルHPはこちら
【富山県】ミシュランに掲載されたフランス料理店▽