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パッタイ専門店として、稀少な高級ライン。
タイの料理の鉄人が手掛けた、国民的なソウルフードの進化系を堪能できます。
B級の雰囲気が苦手な方には、特におすすめ。
平均予算:1,000~2,000円、ディナー 2,000~3,000円/「ミシュラン バンコク 2020」ビブグルマン掲載
店の特徴
昨今話題に上ることの多いチャオプラヤー川沿いのエリア、BTS「サパーンタクシン駅」から徒歩5分ほど。
初めて訪れた方なら、ジャルンクルン通りのソイにあるお洒落なライトブルーの建物が、パッタイ専門店だと気づく方は少ないかもしれません。
タイの国名がついた「パッタイ」は、まさに国民食。
タマリンドソースの甘辛さが特徴で老若男女に愛されるヌードルですが、どちらかと言えば、庶民の味です。
食堂や屋台などでも楽しまれている、このソウルフードに高級感を与えたことで、この『バーン・パッタイ』は人気店に。
ミシュランガイドのビブグルマンに掲載掲載されるほどになっています。
タイの料理の鉄人が手掛ける高級パッタイ
この『バーン・パッタイ』を2016年にオープンさせたのが、イアン・キットチャイ氏。
タイ版の料理の鉄人で名を馳せた有名シェフで、モダンタイ料理の名店『イッサヤ・サイアミーズ・クラブ』のオーナーシェフでもあります。
「パッタイ」の味も、B級店とは違った上品な美味しさであることが特徴です。
それぞれの素材の質が違うイメージ。
クラブシェフなど具に高級食材を使ったメニューもありますが、麺からモヤシまで、一つひとつを吟味し、その良さを生かす調理をしています。
パッタイ以外のサイドメニューが豊富ですので、おしゃれ&気楽なディナーにもうってつけのお店。
カクテル、モクテルなどのドリンクも凝っています。
それにしても、バンコクの有名シェフは、ハイエンドな店で成功したあと、若干カジュアルなミッドレンジのタイ料理店を持つことが多いですね。
『LE.Du(ルドゥ)』による『バーン』、『Bo.Lan(ボラン)』による『エー アーバン ラスティック タイ』をはじめとして、「アジアのベストレストラン50」にランクインするようなトップシェフたちが手掛ける魅力的なカジュアル店が多くあります。
それら新鋭シェフたちの兄貴分と言えるのが、イアン・キットチャイ氏なのですが、タイ料理の伝統を引き継ぐ、カジュアル店を経営していく道筋を示した先駆者と言えるかもしれません。
屋台で食べるストリートフードも美味しいのですが、衛生面から抵抗のある方もいるでしょう。
そういった方には、清潔でおしゃれな店でハイレベルのソウルフードが食べられる貴重なお店です。
予約方法
電話かwebから。
11:00~22:00まで通しで営業していますので、ランチ・ディナーの混み合う時間を外せば、予約なしでも入れることが多いです。
店の地図・アクセス
BTS「サパーンタクシン駅」からを出て、ジャルンクルン通りを北に3分ほど行き、セブンイレブンの手前のソイ小道を左折。駅から徒歩約4~5分。
『バーン・パッタイ(Baan Phadthai)』店舗情報
営業時間:11:00-22:00
定休日:無休
電話番号:+66 2 060 5553
住所:21-23 ถนน เจริญกรุง 44 แขวง สาทรเหนือ Bang Rak, Bangkok 10500
オフィシャルwebページはこちら
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