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各地域のテーマごとにはずさない鉄板店と新鋭や穴場などを紹介する、[my best+αシリーズ]。
「ワンタン麺」と並ぶ香港庶民の味の名物と言えば「粥」。
旨い店はいたるところにありますので、自分好みの名店を探す楽しみもありますが、ここでは、バランス型、濃厚、あっさりと各タイプからおすすめの店を1店ずつピックアップしてみました。
香港のソウルフードの一つ、お粥のおすすめ店:香港島
①:『靠得住靚粥/Trusty Congee King』
程よいコクがありながら、すっきり感もあり、バランスの取れた一杯。
香港に来たなぁと胃袋が感じる粥ではないでしょうか?
海老などの海鮮から肉、野菜まで具も様々。あえて濃い目のレバーの粥を頼んでみましたが、具からでた出汁がさらに粥に旨みを加えて絶品でした。米は、かなりとろみのあるタイプですね。
お粥以外のほかのメニューもソツなく美味しいので、使い勝手がいいお店です。
場所は、灣仔から銅鑼湾方面に行ったところなのですが、ほぼ中間。徒歩で行くと少し遠いかもしれませんが、行く価値はじゅうぶんあります。
『靠得住靚粥』店舗情報
営業時間:11:00~0:00
定休日:無休
平均予算:800~1,500円
電話番号:+852 2882 3268
住所:7 Heard St, Wan Chai, Hongkong
オフィシャルwebページ(英文)はこちら
店の地図
②:『何洪記/Ho Hung Kee』
ミシュラン1つ星も獲得している人気店。「ワンタン麺」が有名ですが、粥もあなどれません。
麺類と同じく、具は下に沈んでいる盛り付け方。味はすっきりしていて食べやすい方向性。
米は、粒のかたちはほぼ残っていませんが、さらっとしたタイプです。
創業1946年の老舗ですが、Hysan Placeの12階に移転していますので、非常に清潔な店内にグレードアップしています。
空港にも支店がありますので、そちらと合わせて、都合のよい方を利用できる便利さも魅力ですね。
『何洪記』店舗情報
営業時間:11:30~23:30
定休日:無休
平均予算:800~1,500円
電話番号:+852 2577 6060
住所:Hysan Place, 12F, 500 Hennessy Rd, Causeway Bay, Hongkong
店の地図
③:『正斗粥麺専家 IFC/Tasty Congee & Noodle Wantun Shop』
ビブグルマンにも選出されている粥麺店。
以前は、空港にも入っていましたが、現在は香港駅直結のIFC3階にあるこちらがメイン。
特徴的なのは、内装のきれいさ。
粥というと、どうして汚なうまいローカル店がメインになってくるのですが、そういったタイプのお店に抵抗がある方には、真っ先におすすめしたいお店です。
肉系、魚介系、アワビなどの高級食材系と一通りメニューは揃っていますが、おすすめなのはトッピングのメニュー。
2種、3種からお好きな具材を選べます。
また、ワンタンメンのほか、点心をはじめとしてメニューがありますので、大人数で行く際はシェアして食事を楽しむのもおすすめです。
『正斗粥麺専家 IFC』店舗情報
営業時間:11時00分~23時00分
定休日:無休
平均予算:1,500~2,000円
住所:Shop 3016-18, ifc mall, 8 Finance St, Central
オフィシャルwebページ(英文)はこちら
店の地図
香港のソウルフードの一つ、お粥のおすすめ店:九龍
④:『和味生滾粥/Delicious Congee』※閉店or移転
ソウルフード感を堪能したいなら、佐敦にある『和味生滾粥』がおすすめ。
魚介類が専門の粥屋で、シグネチャーのひとつが「和味四寶粥」です。
これが、本当に濃厚。
味が濃いというわけではなく、旨みがぎっしりな感じですね。具に入ったアラから浮き袋などから出汁が存分に粥に染み渡ります。米もとろみが利いたタイプです。
⑤:『妹記生滾粥品(Mui Kee Congee)』
旺角站から徒歩約5分。
市場の上階にあり、庶民感あふれる隠れた名店。
ローカルの人たちの御用達ということもあり、奇をてらった感はなくストレートな粥の旨さとはこういうものだと実感できます。
香港通の観光客にもよく知られているので、朝食や昼食のハイタイムには結構込み合っています。
『妹記生滾粥品』店舗情報
営業時間:7:00~15:00
定休日:火曜
平均予算:600~1,000円
住所:Shop 11-12, Cooked Food Centre 3/F Municipal Services Building, 123A Fa Yuen St, Mong Kok
店の地図
⑥:『洪利/Hung Lee Restaurant』
日本人にもおなじみのお店。
尖沙咀の北側にありますので、九龍サイドをベースに観光をする方などに便利な立地も人気の理由でしょう。
ベースの粥は比較的オーソドックスな味ですので、「香港流のお粥って?」という初心者にもおすすめ。
そして、具はかなりの種類がありますので、何度か通うにも適したお店です。
その他のメニューもはずれがないので、夜などは、粥だけでなく庶民的な定食屋さんとしても使えます。
『洪利/Hung Lee Restaurant』店舗情報
営業時間:7:00~0:00
定休日:無休
平均予算:600~1,000円
住所:2 Hau Fook Street, Tsim Sha Tsui
店の地図
+αのおすすめ店
香港でお粥は、あまりに一般的な食べ物のせいか、本当にフックの利いた新感覚のものは発見できていません。が、美味しいものはいくらでもあります。
例えば、中環にある『羅富記粥麺専家(Lau Fu Kee)』。
創業50年の伝統があり、3軒の店を持つ粥と麺の専門店。昔ながらのシンプルなメニューを中心に、フィッシュボールなどクセになる味もおすすめです。
美味しい粥店を見つけたら追加します。
香港のローカルフードを堪能するなら、こちらの記事もおすすめです▽

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