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平均予算：ランチ 7,000～8,000円、ディナー 10,000～15,000円
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店の特徴
最初に働いた先がロック雑誌の出版社で、尊敬していたボスから「なあ、写真だろうがデザインだろうが、強烈なロック体験のないクリエイターじゃなければ、時代とリンクした表現は生まれないんだよ」と刷り込まれ続けていた20代前半。
自分の奥底に根付いたそんな捉え方から、もう一生逃れられないのかと、久々に実感したのは、この『オアジ』でした。
90年代以降、イギリスで活躍しているスピリチュアライズドというロックバンドの楽曲が流れていたのですが、ガストロノミックなレストランで聴いたのは初めての体験。
食後にシェフと話した時に、なかなか冒険的なBGMを使ってますねと訊いたら、「スタイリッシュなジャズくらいだと、自分が眠くなっちゃうんですよね」と笑っていました。
クラシックではなく、ジャズを前提としているあたりで、もうズレています。
そういうレストランです。
あとは、ダイニングルームの本棚にファイドンから出版された『ノーマ』の本が並んでいたところに、自分にとって、好きなレストランであることは、だいたいわかってしまいました。
とはいえ、これでわかってくれる方なんてほとんどいないでしょうから、ちゃんと書きます。
風光明媚な町家イタリアン
大阪では珍しい江戸時代の町並みが残る、富田林・寺内町。
『オアジ』は、その一角にある町屋イタリアンです。
大阪のレストランは、まだまだ未開拓な部分も多いので、最近存在を知ったお店ですが、実はオープンしてからもうすぐ10年になるとか。
店名の『oasi（オアジ）』はイタリア語で「オアシス」の意味。
冒頭のロック話に続けるなら、ギャラガー兄弟率いるマンチェスター出身のロックバンド「oasis」からのインスピレーションか？と勝手な憶測で書いてみますが、裏は取ってないので、大阪流に「知らんけど」と濁しておきます。
また話がそれました。
ノンアルコールのスパークリング
サラダ
ふうふう自然農園の葉物
自生したクレソン
キウイ いちご トマト
泉州産 新たまねぎの蒸し焼き
葉のソース
谷川養鶏のたまご
ふうふう自然農園のキクイモのチップス
本日の野菜
オレンジ白菜
春にんじん 三色
ロマネスコ
手打ちの平打ちパスタ
泉佐野産の豚のラグーソース
河内鴨
じゆくせ酒粕でマリネ
自家製ふき味噌
デザート
酒粕のブラマンジェ
はっさくのソース
吟醸酒つくる際に出る未熟成のもの
メニュー
「ランチコース」6,600円
「ディナーコース」8,800円
＊サービス料10％別
＊メニュー・料金はあくまで参考になります。季節や食材の入荷状況によって変わることを前提にご覧ください。
予約方法
要予約。電話から。
店の地図・アクセス
近鉄長野線「富田林駅」から徒歩約10分
駐車場
近くのコインパーキングで。
『オアジ（oasi）』店舗情報
営業時間：ランチ 12:00開店／12:30料理スタート、ディナー 18:30開店／19:00料理スタート
定休日：月曜
電話番号：0721-21-3078
住所：〒584-0033 大阪府富田林市富田林町３−１３
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