Foodies Asia食にこだわる“フーディー”に

 

各地域のテーマごとにはずさない鉄板店と新鋭や穴場などを紹介する、[my best+αシリーズ]。

香港グルメで、もっとも身近に楽しめる「ワンタン麺」。
蝦（海老）雲呑を中心に、街のあちらこちらにあり、どこも美味しい香港の名物です。
客観的にベストの店を選ぶのは難しいので、独断と偏見でおすすめ店をピックアップ。
香港島エリアと、九龍エリアに分けてご紹介します。

 

 

 

 

香港島エリアにある「ワンタン麺」のおすすめ店

①：『麥奀記（忠記）／Mak’s Noodles (Chung Kee) 』＠上環

まずは、上環から中環方面に戻り、少し路地を入ったところにあるこちら。家族経営の小さな店。

とはいえ、広州で雲呑を発明したとされるMacの血を引き継ぐ系統だと知られています。

ミシュランでは、ビブグルマン掲載店。

個人的にはもっとも好きなワンタン麺です。

全体的には多少濃い口のスープも麺もシャープな印象。そこにしっとりふくよかなワンタンが加わります。このマッチングの絶妙さがやみつきになります。

 

 

 

 

②：『麥文記麺家 Mak Man Kee Noodle Shop』＠中環

3しっとりコクがあるタイプ。コシがある麺に、脂身が少し入ったスープ。

他店にはない魅力に、熱烈なファンも多いお店です。

店内は明るく清潔で好印象。

中環から伸びる「ヒルサイドエスカレーター」の途中にあるのでアクセスも便利です。

 

 

さすがに人気が高いのか、支店も増えてきました。

九龍側をベースにする方には、尖沙咀にある2店が便利。

 

Harbour Cityの1階にある店舗は、買い物ついでなのでおすすめ。

19 Lock Rdにある店舗は、0:30まで営業しているので、本店で食べ逃しても、まだ間に合います。

 

③：『羅富記麺粥専家／Lau Fu Kee』＠上環

続いては、誰も食べやすいタイプから一杯。

上環から徒歩5分程度。大通りに面した店舗は明るく入りやすいのが特徴です。こちらも、ミシュランではビブグルマン掲載店。

あっさりめのスープに、程よいコシの麺と程よいもっちり感のワンタン。少量入ったネギがさらにバランス感を高めています。嫌われないタイプですね。

昼前に開店する店が多いなか、朝8:00から営業しているので、朝食にも利用できるのが嬉しいところ。

 

 

 

④：『沾仔記』＠中環

＞ 日本語で予約する

 

ビブグルマン掲載店の手堅い味。

 

 

 

 

 

九龍エリアにある「ワンタン麺」のおすすめ店

⑤：『好旺角麵家』＠旺角

深夜まで営業していて、なおかつ美味しいワンタン麺をさがしている方におすすめなのが、旺角のこの店。

エビワンタンは、ほかの店より、ふわっとした食感が特徴です。

 

 

 

⑥：『麥文記』＠佐敦

＞ 日本語で予約する

 

 

 

⑦：『池記』＠尖沙咀

＞ 日本語で予約する

 

銅羅湾・尖沙咀・九龍湾・中環・旺角と香港で5店舗を構えるチェーンなので、どのエリアでもいいのですが、ワンタン麺の教護が少ない尖沙咀店に行きがち。

とくに、平日の14:30～18:30の「下午茶餐」はねらい目。

雲吞麺がドリンク付きで36HKドルなど、お得なセットがあります。

 

 

 

⑧：『麥文記麺家 Mak Man Kee Noodle Shop』＠尖沙咀

上記でも紹介した中環の名店ですが、さすがに人気が高いのか、支店も増えてきました。

九龍側をベースにする方には、尖沙咀にある2店が便利。

19 Lock Rdにある店舗は、0:30まで営業しているので、本店で食べ逃しても、まだ間に合います。

 

 

Harbour Cityの1階にある店舗は、買い物ついでなのでおすすめ。

 

 

空港でも「ワンタン麺」！

⑨『何洪記 香港国際空港店／Ho Hung Kee』

穴場として紹介したいのは、香港空港の『何洪記／Ho Hung Kee』。

銅鑼湾（コーズウェイベイ）の「Hysan Place（ハイサンプレイス）」12階の本店は、ミシュラン1つ星を獲得し話題になった1946年創立の老舗です。

香港グルメを食べて、食べて、食べつくして、スケジュールがいっぱいいっぱいになっても、まだこの最後の砦があります。

どうしても必要となる帰りの飛行機の待ち時間に、最後のダメ押しで！ 麺類とお粥で知られるお店ですが、ゆったり時間が取れないときは、食べるのに時間がかかる『お粥』より、サクッと掻きこめる『ワンタン麺』がおすすめ。

麺の下にワンタンが隠れる盛り付けで、ワンタンの数が選べます。

コシのある細麺に、プリッとした海老。すっきりと胃の中に入っていく、あっさりめのスープとバランスのよさが魅力。香港の余韻となるのは、この味でしょう。

 

 

 

 

 

その他のヌードルもおすすめです！

香港にはワンタン麺だけではなく、様々なヌードルがあります。

そのいくつかをご紹介。

＋α：『一樂燒鵝／Yat Lok Restaurant』＠中環（セントラル）

「ローストグース」有名で、ミシュラン1つ星を獲得しているのが、この『Yat Lok』。

中環駅からすぐのスタンレー通りにあります。

焼味というとローストご飯のほうが先に思い出されるかもしれませんが、比較的、身が引き締まったこちらのグースはヌードルとの相性も抜群。

一度、お試しあれ！

 

 

 

＋α『英記麵家／Eng Kee Noodle Shop』＠西環

もう一つ押さえておきたい香港のヌードルが、香港スタイルの「牛肉麺」。

ほろっほろになるまで煮込んだ肉が大胆に載せられているのが印象的。

麺は、あの細打ちのタイプです。

ワンタン麺を食べつくし、アクセントを付けたい日などに、ぜひどうぞ！

 

 

 

 

 

まとめ

以上、[my best＋αシリーズ]香港名物「ワンタン麺」編。 ミシュラン星付きから隠れた名店までオススメ9選＋αでした。

ぜひお気に入りのお店を見つけて、香港のソウルフードを堪能してください！

 

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