タイ・バンコク『nahm(ナーム)』オーセンティック・タイ ☆☆

Thai-Bangkok_Nahm

世界で初めてタイ料理でミシュランの星を獲得したロンドンの『nahm(ナーム)』。
この店を手がけたのは、なんとタイ古典料理を学んだオーストラリア人シェフでした。そのトンプソン・シェフがバンコクで開いた同名の『ナーム』で感じた伝統を引き継ぐこととは?

googleマップで地図を見る 日本語可!『ナーム』をグルヤクで予約する

 

オーストラリア人シェフ、デヴィッド・トンプソンが築いた、タイ料理のニュー・スタンダード

バンコクの中心地シーロムのサトン通りに面したホテル「COMO METROPOLITAN BANGKOK(コモ・メトロポリタン・バンコク)の一階にあるタイ料理店『nahm(ナーム)』。

Thai-Bangkok_Nahm
ここを訪れたきっかけも、「アジアのベストレストラン50」でした。

2017年はNo.5、’16年はNo.8、’15年はNo.7、’14年はNo.1、’13年はNo.3と一桁台の常連です。タイ料理でありながら、この評価の高さは何なのだろう?という、興味が先立っていたことがきっかけです。

そういったお試し感覚だったことや、スケジュールの都合もあり、今回はランチ利用で。

・洗練を身にまとった新たな伝統的タイ料理

「ビーフカレー」が美味しいことは噂には聞いていたので、もう一皿、野菜系の前菜を。「初めて店に来たのなら、『野菜と果物のサラダ タイスタイル』がいい」というスタッフのオススメに従ってみます。

Thai-Bangkok_Nahm
それらを待つ間、最初にアミューズが出てきました。パイナップルの上にタイの味噌を載せた一口サイズの「マーホー」です。

古来タイ料理のおもてなしの気持ちを表す小品。をアミューズや付き出しで、その店の世界観がわかるとはよく言われますが、その意味で好印象。

程よいエキゾチックな南国気分と洗練さが同居しています。

Thai-Bangkok_Nahm
続いて、「野菜と果物のタイ・サラダ――タマリンドとヤシ糖、ゴマのドレッシングで(Thai vegetable and fruit salad with tamarind, palm sugar and sesame dressing)」。

タイ現地で一般的なネギやバジルなど香味でもある野菜や、甘み抑えめの瓜系のフルーツが使われています。

軽く混ぜて、口に運んだときにハッとしました。これだけ多種多様の食材を使いながら、この統一感は何?と。

取材をしたことのあるジャーナリストによれば、トンプソン氏はかなりの完璧主義とのこと。とくに強調しているのは「味のバランス」。そのために徹底的な研究と、日々の仕込みに妥協をしないシェフだということです。

例外も多々ありますが、郷土料理、地方料理の弱点の一つとしては、あまりバランスを考慮していないことだと考えています。

なので、ハマれば最高! でも、ダメなら全然ということが多いと思うのですが、きちんとタイ料理の伝統にリスペクトを払いながら、世界のどの人が食べても美味しいと思わせる洗練をまとっていることが、このサラダからもうかがえます。

Thai-Bangkok_Nahm
メインは「和牛のパナン・カレー ピーナッツとエシャロット、バジルとともに(Panang curry of Wagyu beef with peanuts, shallots and Thai basil)」です。

「パナン・カレー」はタイのレッドカレーの一種ですが、ピーナッツなどの香りが引き立ったマイルドなタイプ。エシャロット入りは初めてですが、程よく辛みが利いています。

私自身、辛すぎるのが苦手なので「少し控えめに」と頼んだせいもあるでしょうが、非常に食べやすい美味しさです。

肉は、おそらくA3ランクあたりの程よく刺しが入ったものを丁寧に煮込んでいるようで、柔らかすぎず固すぎずという絶妙なバランス。

肉の旨みをころさないジャストな火入れにも好印象。ジャスミンライスが付きますが、そちらも洗練された味です。

これだけポテンシャルの高いタイ料理を体験してしまうと、2皿では満足しきれませんね(満腹ではありましたけど)。

もっといろいろな料理を食べたいという気分を残してしまったので、次にこの『ナーム』に来るときは、ディナーで目いっぱい堪能したいと思います。

 

▽タイ語・英語で予約をするのが面倒な方は、こちらが便利です▽
日本語可!『ナーム』をグルヤクで予約する

 

次ページ:『ナーム』の真髄をシェフの経歴から紐解きます >

店舗情報、予約の仕方、マップなどはこちら >

 

 

1

2

関連記事

  1. タイ・バンコク『Savelberg(サベルバーグ) at The Oriental Residence』モダン欧州料理

  2. bangkok_bolan

    タイ・バンコク『Bo.Lan(ボラン)』オーセンティック・タイ ☆☆

  3. Chiangmai-Restaurant-TheService1921

    タイ・チェンマイ『The Service 1921 Restaurant & Bar(ザ・サービス 1921 レストラン&バー)』モダン・タイ料理 ☆

  4. Bangkok-Upstairs at Mikkeller

    タイ・バンコク『Upstairs at the Mikkeller(アップステアーズ アット ザ ミッケラー)』アメリカン・イノベーティブ

  5. bangkok-cocktail-bar-VESPER

    バンコクでおすすめのカクテルバー/オーセンティックバー7店!アジアのイノベーティブなシーンを牽引する注目店揃い [my best+αシリーズ]

  6. bangkok_suhring

    タイ・バンコク『Sühring(ズーリング)』モダン・ジャーマン ☆☆

▽海外レストランを日本語で予約したい方は、こちらで!▽

▽空港のラウンジが使えるプライオリティ・パスが付いています!▽

▽日本国内のレストランのweb予約は、こちらで!▽
▽空港のラウンジが使えるプライオリティ・パスが付いています!▽

Foodies Asia Instagram